Aomori Kodomari Trip ③

結城 賢二

2017年11月23日 14:23

【黄金色の北の大地へ 一週間の記録と終わらない夢への旅の始まり】




車のドアを叩く音で起きる。

シェードーを剥がすと

M氏が「でるよ~」との事だった。

車から降りて太郎ハウスに行くと

船長らが「今からでるぞ~」との事で

急いで支度した僕らだった。

やっと憧れのフィールドに立てる。




やったよ!やったよ!

ルアーを準備をする手が震えていた。

まだまだ、うねりが残っているが、港を出船。

めちゃくちゃ速い小太郎丸。




高いうねりの中を全速力でグングン進んでいく。




海から眺める風景も美しい。




竜飛に到着すると、大勢のルアー船とTVで見た漁師達。

なんとも言えない緊張感が、伝わってきた。

そして激流の河川のような潮の流れ。




船長に聞くと、時間が来れば、

この辺りで湧くとの事。




小泊遠征の為に購入した、

passions / Hawk 70XHと




萬葉ベイツさんのシイラパターン用




ビッグプラグでキャスティング練習。

M氏はのんびりとタイラバ。

すると曲がるM氏のロッド。

上ってきたのは、美味しそうな鯛。




僕も初体験のタイラバをやってみるが、

なんだか、何処かで跳ねないのか?その事ばっかり気になり、

集中できないのと、一定の速度で巻く釣り方に直ぐに飽きてしまった。

水平線をみながら跳ね待ちをしたが、

マグロの姿は見れなかった。

それでも漁師さんは、150㎏はあるマグロをキャッチ。

その光景を見ただけで、この海域は凄いと実感したのだった。

夕方になると際でシイラパターンになる場所に移動するが、

北海道側の雨雲が時折、光っている。




あっと言う間に、雷雲は近くで鳴り始め、ロッドはビリビリとなっていた。

「危ないから帰るよ」の一言で

僕の初挑戦の竜飛釣行は、僅か4時間程で終わるのだった。




港に戻り暫くすると、滝のような大雨になった。

嵐のような一瞬で海は大荒れ。

一歩帰るのが、遅かったらと思うと、

自然の驚異を、まざまざと見せられた。

「温泉に入り行こうぜ」

僕の一言で五所川原方面の町の温泉施設へ

到着する頃には、先ほどの大荒れの天気が

嘘のように青空が広がっていた。

冷えた体を温めて、十三湖で

この日も夕マズメ狙いのシーバス。

シーバスやヒラメをストリンガーにキープしている人が居たのだが、、、、

なかなか相手にしてくれない。

夜は、小泊館近くの「わら屋」さんへ




お隣は、名古屋のインザストリームさんのツアー

船も太郎丸でメジを一本釣りあげたとの事。




久しぶりの氷下魚の干物。




そして十三湖の大ぶりなシジミのバター焼き。




これが美味い。

今夜もほろ酔いで太郎ハウスに戻ると、

船長達と奥さんと漁師さんたちが、宴会中。

僕らも混ざって今夜も二次会開始。

この時間が貴重な、勉強の時間。

為になる話を色々と聞けて、今夜も気持ちよく酔っ払いながら

満足で就寝するのだった。

- TACKLE DATA -

Rod: Passions / Hawk 70XH
Reel: SHIMANO / NEW STELLA SW 18000XG
Line: VGK / FULL DRAG WX8 PE 8号 300m
Leader: Applaud / SALT MAX SHOCK LEADER TYPE N 170LB
Lure: 萬葉 225

Rod: MC work's / SLOW HAND 815PD CUSTOM
Reel: SHIMANO / NEW TWIN POWER SW 14000XG
Line: VARIVAS / Avani Casting PE SMP 6号 300m
Leader: YGK / CASTMAN T.PⅢ 130LB
Lure: クルペン F180 萬葉 180LPF 萬葉 160LPF

Rod: Carpenter / BLUE CHASER 84/25R-Poewr Max Super Cobra
Reel: DAIWA / SALTIGA-Z 6500 Dog Fight +ST6500VⅡ
Line: VARIVAS / Avani Casting PE SMP 6号 400m
Leader: YGK / CASTMAN T.PⅢ 130LB
Lure: 萬葉 160LPF



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