Aomori Kodomari Trip ④

結城 賢二

2017年11月23日 15:47

【黄金色の北の大地へ 一週間の記録と終わらない夢への旅の始まり】




翌日は気持ちの良い秋空の一日。




小太郎は朝から元気で迎えてくれる。

しかしこの日は出船予定だったが、

やませの影響で残念ながら中止。

日々の日常から外れて、

時間が経つのをゆっくりしながら過ごす日々も慣れてきた。

船長達とファイトの練習。

船長の人間マグロでドラグ15㎏設定。

M氏リップルのインターナショナルで挑戦。

人間マグロは激しく抵抗して中々寄らない。

昨夜から来た博多組みも外に出てきて興味津々で見ている。

ようやく寄せると、心底疲れた。

船長に言われて今度は、僕が人間マグロで船長ファイト。

これを経験して初めて分かった事。

15㎏ドラグを掛けてもルアーを片手で引っ張れる程の力。

まったくマグロには、プレッシャーにはなっていない。

口に違和感がある程度だろう。

リフトの際にも僕の体重が54㎏だが、リフトして

立てた際の最後のロッドの復元力の数十センチしか、

体が引っ張られないという事。

これには、本当に驚いた。

良い経験と良い汗をかいて、

この日も懲りない僕らは十三湖へ。

昼にはフラれて、しじみラーメン。




あっさりとしたしじみの出汁の胃に沁みるスープに

細い縮れ麺がよくスープい絡む。




まいゆ~でした。

ご馳走さまです。




小泊に戻ると、小泊港でライトゲーム。

写真を忘れてしまったが、

これがまたまた魚影が濃い。

メバルにソイにそしてアオリの新子。

小さな餌木を借りて可愛いアオリを釣り、

ワームを借りてメバルに遊んでもらう。

関東では考えられない程の魚影の濃さ。

ライトゲームを楽しんで、今夜もグルメツアー開催。

浜辺を歩くと言葉にならない程の美しい夕焼け。




色々あった旅も終盤。

この風景を見ると、自然に涙が溢れてきた。

しんみりしながら、今夜は「かもめ寿司」さん




すごく優しい大将が迎えてくれました。

頂いたのは、昨日M氏が釣った海峡真鯛。




お刺身、湯引きに塩焼きに潮汁。




どれもこれも絶品でした。

釣ってくれたM氏と大将に感謝。




来年はお寿司食べに来ます。

今夜のグルメツアー2件目は、

バイ貝を食べに、またまた味仙へ。

しかしバイ貝は売り切れ。

カウンターで飲んでいると

M氏と故郷の話に花が咲く。

すると隣のお客さんが「仙台から来たのか?」と

話し掛かてくれた。地元の話、今回の旅の話をすると意気投合。

地元の大先輩アングラーに、お酒をいっぱいご馳走になり、

しかも夢を追いかけている者同志、

釣りの話、人生の話、素敵な話を一杯聞いたし、

何よりも僕の心を熱くさせてくれた。

石巻の先輩方、本当にご馳走様でした。

また来年、僕らは絶対、挑戦に来ます。

先輩方と別れて、太郎ハウスに戻り、

最終日の釣行に備えて準備をしながら

今夜も酒を呑むのだった。


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