Kanagawa Light Tackle Game

結城 賢二

2014年03月13日 18:58

南風が吹き荒れ、桜の咲く頃の陽気となった昨日。

「春告魚」に会いに行きたい。

そんな思いで、足早に帰宅し、スーツを脱ぎ捨てタックルを積み込み、

夜遊びに海へ向かった。

春告魚ことメバルは、年末~年明けが産卵の季節。

真冬には、ピンポン玉が入っているようなプロポーションのお腹のメバルが釣れる。

今の時期は丁度、産卵期も終わりアフタースポーンの体力も回復してくる頃だ。

昨年の晩秋の時期以来のメバル釣りで、期待も膨らむ。




久しぶりに走る首都高。

ウォーターフロントの夜景が実に綺麗だ。

海沿いの風速計は7mの風を指していた。

ライトラインを操るメバル釣りは、厳しいと思う不安な気持ちもあったが、

ここまで来たのだから一か八かで向かった。

首都高の渋滞もなく、下げ一杯の時間にフィールドに到着。

暖かい風なだけでもマシだが、それにしても南風が強い。

姿勢を低くし、ラインスラッグを出さないようにしないと釣りにならない。

潮が動き出すまで、難しいかなって感じはあったが、

2打目に何とか「モゾッ」と低活性時のショートバイトを拾った。

小気味よい引きでロッドを曲げてくれたのは、小さいながらも本命のメバル。


※ECOGEAR/GRASS MINNOW S

澄んだ大きな目と、愛らしい印象的な可愛い魚体。

久しぶりの一匹目は、サイズ関係なしに嬉しいものだ。

この一匹を皮切りに、その後も飽きない程に、子メバルが釣れだし続け

2時間程で軽く30匹は釣れただろうか、大満足の楽しいひと時を過ごせた。

しかし今日は、これで終わらなかった。

上げ潮が効き始める頃、あれだけ激しく吹いていた南風も

ぴたっと収まり海面は、ベタ凪になる。

雨の前触れなのか?

暗闇の中での急な展開で少し怖さも感じるが、

逆にこれがよかっのか、一時入れ食いになる。

今までの低活性のショートバイトが嘘のように

メバル特有の「コツ」っと明確なバイトが増え、幾分サイズもアップした。


※ECOGEAR/GRASS MINNOW SS


※MARRS/Stranger 1.8


※ECOGEAR/GRASS MINNOW SS


※34/Octpus 1.8


※Rapara/ICE JIG

こんな時だからこそ、色々試してみたいと思いICE JIGや極小メタルジグもキャストしてみた。

ワームで食い渋ったとスパイス的に入れると、バイトが連発した。


※MARRS/Stranger 1.8


※deps×reins/Aji Adder


※ECOGEAR/GRASS MINNOW SS


※MARRS/Stranger 1.8


※reins/Aji Ringer


※34/Octpus 1.8

最近、また活躍しているお気に入りのダイワ精工/SPORTLINE ST-600X 

ローギアなのでメバル釣りには使いやすく丁度いい。


※deps×reins/Aji Adder

カラーも色々チェンジしてみたが、明らかに今回よかったのが、クリアー系のカラーだった。

晩秋の釣行でも効果的だったのが、ミドスト。

一時的に食いの「間」を入れると更に効果的だった。

深夜2時過ぎまで釣りを続けて、約3桁位釣った所で遊んでくれたメバルに感謝し納竿した。

尺クラスは残念ながら出なかったが、僕には十分すぎる釣果で、春告魚を堪能した釣行だった。

フッキングミスでエラを傷つけた魚体だけキープしたので、淡い白身の春の味覚を楽しみたいと思う。




-TACKLE DATA -

ロッド » DAIWA/GEKKABIJIN MX / MX AJING 71UL-S
リール » ダイワ精工/SPORTLINE ST-600X
ライン » APPLDUD GT-R Pink Selection 2id
ルアー » GRASS MINNOW SS.POWER SHIRASU 2''.GEKKABIJIN BEAM STICK 1.5''.Aji Adder.Aji Meat.ICE JIG.Rligge45S・・・etc



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