【初夏の海を感じながら】
6月に入り、連日季節外れの30度を超える猛暑日を記録。
梅雨入り前だが、日に日に夏が近づいてくるのを感じる。
この時期から数も釣れだし、食味が良くなるのがシロギス。
繊細で淡い味わいの白身が食べたいと、今年初のシロギス船に乗りに茅ヶ崎港ちがさき丸にお邪魔した。
手軽な7時出船のショート便。
それにしても、相模湾に来るのも、釣りをするのも今年初めて
船に乗る事自体が、今年初かもしれない。
この日は、日曜日と言うこともあり、シロギス釣りを楽しむ親子連れも多く、船は満員だった。
早朝の相模湾は、ベタ凪だったが、前日の猛暑と朝の寒暖の差で、早朝から濃霧が酷かった。
ポイントは、漁港から目と鼻の先。
手返しを考えて2本ロッドを持参したが、混み合いもあり、終始手持ちで釣りをした。
ちょい投げして誘いながら広く探る。
開始早々に小気味よいアタリ。
「プルプル」と手に伝わる感触は、この釣りの醍醐味でもあり、何とも言えない気持ち良さがある。
この日は、定番の外道のヒイラギも少なく。
食い渋りの時間もあったが、飽きない程度に終始釣りが出来て
なんとか23匹で沖上がりした。
子供から大人まで誰でも簡単に楽しめるシロギス釣り。
大人が一度ハマると、奥深い釣り物の一つでもある。
そのお蔭で、無言で色々と考えながら釣りしていたので
写真を撮るのも忘れて、釣りに没頭していた。
正午には帰宅しすこし昼寝をして晩酌の支度をする。
これが、午前ショート便の良いところで僕のような酒呑みにはありがたい。
相模湾の旨みが乗ったシロギスを捌き料理する。
鮮度抜群の釣り物だからこそ、シロギスの繊細な甘さを味わうには、やはり生が旨い。
お造りと炙り、そして菊花造りは生柚子を添えた。
秋田の地酒がよく合う。
定番の天ぷらと大葉の挟み揚げ。
初物のトウモロコシを、房から外してかき揚げに。
シロギスの骨は、骨煎餅にしてビールを呑む。
明るい時間から呑める幸せを感じ、相模湾の初夏の恵みに感謝する。
-TACKLE DATA -
ロッド » alpha tackle 夢人湾フグ170
リール » DAIWA/AGRESTO PE 100HL
ライン » GOSEN/Light Tackle G 0.8号
仕掛け »キス天秤.錘15号.海遊堂 シロギス仕掛・・・etc
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