Sagamiwan Japanese Whiting Game

結城 賢二

2014年06月02日 23:34

【初夏の海を感じながら】




6月に入り、連日季節外れの30度を超える猛暑日を記録。

梅雨入り前だが、日に日に夏が近づいてくるのを感じる。

この時期から数も釣れだし、食味が良くなるのがシロギス。

繊細で淡い味わいの白身が食べたいと、今年初のシロギス船に乗りに茅ヶ崎港ちがさき丸にお邪魔した。

手軽な7時出船のショート便。

それにしても、相模湾に来るのも、釣りをするのも今年初めて

船に乗る事自体が、今年初かもしれない。

この日は、日曜日と言うこともあり、シロギス釣りを楽しむ親子連れも多く、船は満員だった。

早朝の相模湾は、ベタ凪だったが、前日の猛暑と朝の寒暖の差で、早朝から濃霧が酷かった。




ポイントは、漁港から目と鼻の先。

手返しを考えて2本ロッドを持参したが、混み合いもあり、終始手持ちで釣りをした。

ちょい投げして誘いながら広く探る。

開始早々に小気味よいアタリ。

「プルプル」と手に伝わる感触は、この釣りの醍醐味でもあり、何とも言えない気持ち良さがある。

この日は、定番の外道のヒイラギも少なく。

食い渋りの時間もあったが、飽きない程度に終始釣りが出来て

なんとか23匹で沖上がりした。




子供から大人まで誰でも簡単に楽しめるシロギス釣り。

大人が一度ハマると、奥深い釣り物の一つでもある。

そのお蔭で、無言で色々と考えながら釣りしていたので

写真を撮るのも忘れて、釣りに没頭していた。

正午には帰宅しすこし昼寝をして晩酌の支度をする。

これが、午前ショート便の良いところで僕のような酒呑みにはありがたい。

相模湾の旨みが乗ったシロギスを捌き料理する。




鮮度抜群の釣り物だからこそ、シロギスの繊細な甘さを味わうには、やはり生が旨い。

お造りと炙り、そして菊花造りは生柚子を添えた。

秋田の地酒がよく合う。




定番の天ぷらと大葉の挟み揚げ。




初物のトウモロコシを、房から外してかき揚げに。

シロギスの骨は、骨煎餅にしてビールを呑む。




明るい時間から呑める幸せを感じ、相模湾の初夏の恵みに感謝する。

-TACKLE DATA -

ロッド » alpha tackle 夢人湾フグ170
リール » DAIWA/AGRESTO PE 100HL
ライン » GOSEN/Light Tackle G 0.8号
仕掛け »キス天秤.錘15号.海遊堂 シロギス仕掛・・・etc


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