Tohoku Fishing Trip ③
【皐月の東北を歩く一週間】
時化で中止になった亘理沖のカレイ釣り。
翌日は、出船出来る事になった。
鳥の海に来たのも20年以上ぶりだろうか、
全てが懐かしく思えるもので、
幼少の時に、まだまだ確立されてない、
ロックフィッシュゲームをバス用ワームで遊んでいたものだ。
そんな淡い思い出を感じながら、
今回は、「荒浜港 拓洋丸」さんにお世話になる。
朝から飲みすぎ、食べすぎで体調が思わしくない。
しかも凪予報だったはずが、
港を出れば、うねりと突風。
そして冷たい雨が降るという悪天候。
M君と釣りに行くと、毎度、晴れた事が無い。
究極の雨男に認定してもいいだろう。
正月同様に仙台湾のカレイは絶好調。
関東で釣れるヒラメサイズのカレイが、
何枚も釣れるのだから、
改めて魚影の濃さに驚く。
竿が持てない程の、船酔いになりながらも
バケツ一杯釣れ続く。
食べきれないので小さいのは、
ばんばんリリースをする。
それでも釣れ続く仙台湾のカレイ釣り。
そしてサイズも大きいから
関東のヒラメよりも良く引く。
午後からは、根回り五目。
ビックナメタも数匹釣れていたが、
僕には、釣れず。
30㎝位のアイナメを追加して沖上がり。
帰るころには、嵐は何だったと思う程、お天気に。
体調不良で地獄、フィールドは天国。
でもカレイ釣りは、最高に楽しかった。
そんな5月の仙台湾の一日。
カレイとアイナメとカナガシラを刺身にする。
今夜も美味い魚と美味い酒。
綿屋倶楽部で一杯やる僕だった。
翌日は、のんびり起床してふらふらと浜へ向かう。
これまた、幼少の頃、以来の浜での釣り。
当時は、サーファーと数人のシーバスマンと
イシモチの投げ釣りの人しか居なかった浜も
今では、ルアーマンで賑わう。
時代は、変わったものだ。
雑誌やSNSで難しいテクニックや
横文字や新たな言葉を並べているアングラーが居ても
僕から言わせれば、釣り方は今も昔も変わらない。
素直に魚が付くポイントを見つけてルアーを通す。
〇〇じゃないと釣れないと言う事は、存在しない。
そういう奴は、メーカーの犬と変わらない。
魚影が抜群に濃い、地元の海。
まだまだシーズン序盤。
サイズは、ソゲサイズだが、
短時間で2枚と遊ばせてもらった。
一日遊ぶつもりが、急な雨と雷雲。
キャストを続ける手には、静電気。
これは、危険という事で一時撤収。
魚も釣れたのでそのまま、帰宅するのだった。
最終日もたらふく酒を飲み。
たらふく飯食い。
軽く4kgの体重増加。
あっという間に一週間。
また現実に戻ると思うと憂鬱だ。
ジムニーの窓を全開にして、東北の香りを楽しむ。
次は7月に来れれば、帰りたいと思いながら、
僕は、東京へ戻るのだった。
-TACKLE DATA -
Rod: SHIMANO / LIGHT GAME BB Type 73 MH200
Reel: SHIMANO / Scorpion DC
Line: Rapala / RAPINOVA-X MULTI-GAME 2.0号
Leader: VARIVAS / SEABASS SHOCK LEADER FLURO CARBON 22LB
Rod: G CRAFT/SEVEN-SENSE PE Mid Stream River&isomaru special
Reel: SHIMANO / Vanquish 4000XG
Line: TORAY / SEA BASS PE 1.5号
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