Tamagawa River
【ほんのり秋色ヤマメ】
ここ最近、釣りや仕事に忙しく
なかなかブログを更新出来なかったので釣行が溜まり気味。
数週間前になるが、久しぶりにゴルジュの谷をのんびり歩きに行ってきた。
今年は例年になく
渓に行く時間が取れずに釣行が激減。
気付いた時には、あと一ヶ月すれば禁漁の時期と一年は早いものだ。
毎年この時期には、僕が通っているゴルジュの谷では
少し早めにほんのりと秋めいた美しい個体と出会う事が出来る。
この日は日頃の疲れもあり遅めに家を出発した。
数日前から降る雨に加えて
数週間前までには30度を超える程だった気温も
秋雨前線で10月中旬の気温が続き山間に到着する事には寒い位の陽気。
冷たく降る雨の中で支度をして奥深い林道を歩いていく。
濡れた枯葉と赤土に細心の注意をして一歩ずつ
深い谷を降りていくと
緑と苔に囲まれた独特の雰囲気の渓が出迎えてくれる。
思ったよりも水量も多く濁りもある。
ここ数日もしくは、短時間で結構降った予想ができた。
無理はせずに、行ける所まで釣り登る事。
真新しい足跡はないものの
小型のチェイスは数回あるが、追いきれない個体。
増水の影響もあり、小石を食べて底べったりにいるのは明確だったが
自分の好きな釣りで楽しみたいのでミノーのみで釣り登る。
一匹目は可愛い可愛いイワナ。
久しぶりに見る渓魚は美しいの一言。
海の魚には無い
なんとも言えない魅力がある。
ゴルジュの谷に出来た
緑の傘が少しだけ、冷たい雨を避けてくれる。
大好きハンドメイドミノーをチェンジしながら
小型のイワナと数匹遊んだが、
ヤマメは何処に?
速い流れの瀬の中で飛び出してくれたのは
このフィールドでは良型のヤマメ。
ほんのりと色付き始めた個体は、
長い間、見とれてしまう程に美しい。
何枚か撮影をしたかったが、この一枚でするりと渓に戻って行った。
この日は、ヤマメよりも高活性だったのがイワナ。
ゆっくり歩きながらテンポよく打って行くと
ここぞと言うポイントからは、
元気にミノーを追って岩陰から飛び出してくれる。
久しぶりの渓。
やっぱりこの釣りは楽しいね。
山の匂いは、日頃のストレスから解放させてくれる。
誰も居ない深いゴルジュの谷の渓で魚と対話する。
今年は少し遅れ気味なのか、ほんのり秋色ヤマメ。
全体としては渋くサイズも出ないが、
美しい個体がポツリポツリと迎えてくれる。
来てよかったっと思う同時に無理は禁物。
もう少し登ったら帰ろうと思う。
途中でバラしたヤマメは20cm後半はあった素晴らしい個体だった。
悔しい気持ちが残るが、僕は渓では絶対に無理はしない。
釣りを終える頃には、あんなに降った雨も止み
空を見上げると青空が見えていた。
退渓場所に戻り慎重に慎重に一歩一歩谷を登ってい行く。
無事に林道に出ると無事に帰れてホッとした気持ちと充実感で一杯になる。
またくるよ!
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