Winter gift
【北の海からの贈り物】
今年も残る所、2週間余り。
用事や忘年会が重なり
なかなかフィールドに出掛けられない日々を過ごしている。
そんな日々の中で「今年も捕れたので明日送りますよ」のメールが届く。
つい先日の事のように思えるが、一年は早いものだ。
毎年この時期になるとT君が東北の海から冬の味覚を送ってくれる。
本当にありがたい限りだ。
翌日には我が家にハタハタが大量に送られてきた。
関東のスーパーでは鮮度抜群の良いものは、
なかなかお目にかかれない。
早速、粗塩で表面のヌメリを取り除く。
まずは、この鮮度を活かして大好きなしゃぶしゃぶにする事にした。
3枚に下ろしたハタハタを昆布出汁でシンプルに頂く。
今夜の酒は仙禽 無垢。
ハタハタ特有の身の食感と淡い甘さとの相性が抜群だ。
シメは、出汁を使って雑炊が旨い。
しゃぶしゃぶの次は、
定番の醤油漬け。
生醤油と酒を1:1で漬け込む。
今回は、鷹の爪があったので少しピリ辛に漬け込んだ。
常温で1時間程漬け込み。
余計な調味液をキッチンペーパーで拭き。
12月の夜の冷たく乾いた空気に一夜干せば完成する。
軽く炙って食べれば、酒の肴にもご飯にも合う一品になる。
同じく白だし漬け。
市販の白だしに一味を加えて漬け込む。
味は明太子そのもの。
白子は薄力粉をまぶして、バターで外はカリッと中はとろっとソテーする。
ふぐやタラの白子に負けない旨さで酒の肴に最適。
ぶりっ子が入っているメスは、シンプルに塩焼きが旨い。
独特の食感とねばり。
そして口の中で弾けとんだ後の魚卵のコク。
自然に顔がほころぶ。
ツボ抜きしたハタハタに塩コショウ、オレガノ、ローズマリーを適量入れ
オリーブオイルに30分程漬け込む。
キッチンペーパーで余分な油を拭き取り。
薄力粉をまぶしてカリッとソテーする。
どれもこれも本当にハタハタが美味しくて
平日にも関わらず、毎晩呑みすぎてしまった。
今年も北の海の恵みを十分堪能させて頂いた。
これが終わるとクリスマスを通り過ぎて年末を感じる。
あっ今年も終わりか、2015年あと何回釣りにいけるだろうか。
T君いつもありがとう。
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