Tokyo Bay Light Jigging Game

結城 賢二

2018年12月11日 23:51

【晩秋の太刀魚と冬の風】




仕事でなかなかフィールドに出掛けられない。

そろそろ秋のヒラスズキを釣りに行きたいと思い。

押し入れから道具を引っ張り出す。

しかし凪の日が重なり行けず。

それなら酒の肴を求めて

僕は、東京湾へ向かった。

今回食べたい酒のアテは、太刀魚。

東京湾の冬太刀は、脂の乗りもサイズも極上。

しかし、この時期はと言うと、

深場にも浅場にも群れが点在して

まだまだ中途半端でルアーには、厳しい状況。

それも分かっているのだが、どうしても食べたくて

フィールドへ行ってしまったのだった。

久しぶりに来た川崎。




この日は、祭日という事もあり、

子供から大人まで、多くの釣り客で賑わっていた。

ビギナーでも楽しめるアジ船は、満員御礼。

今回お世話になった釣幸も太刀魚船は、二船出し。




しかしルアーマンは、自分含めて2名のみ。




船長からは「顔見れれば良いからね」と朝から厳しい言葉。

そんな事言っても、5本は釣れるだろうと考えていたのだが、

何はともあれ、行ってみましょう。




川崎の工業地帯を抜けて




大型タンカーを眺めながら東京湾へ出ると

冷たい北風がビュービューと吹く。




今日は、木枯らしが吹くとか言っていた。

冷たい風に吹かれながら、向かったのは、下浦沖。




指示ダナは上から90~100m

まずは、200gからスタート。

早速、フォーリングで一本ゲット。




これは調子が良いと思いきや沈黙の時間。

周りはと言うと、バカ釣れ。

貸竿のお客さん達も釣る釣る。

やっぱこの時期は餌が強い。

ルアーなんてさっぱり食わないのだから不思議だ。




竿頭は45本。

そして一日中、休まずシャクリ続けて4本でギブアップ。

しかも全部細い。




この時期の洗礼を受けたが、

久しぶりの海の上とても気持ちがよかった。

帰宅して海の恵みを頂く。




やっぱり美味しい塩焼き。




今回は、さっぱりと七賢を合わせる。

淡い太刀魚の身とマッチング。

梅肉と和えた糸造り。




定番の炙りと刺身。

そして少しだけ干物を作り。

瞬殺で無くなった太刀魚だった。

釣り足りないし食べたりない。

やっぱり太刀魚は美味い魚だ。

何より、刺身で食べれるなんて本当に釣り人の特権だ。

今年もあっと一カ月を切り、

釣り納めまでカウントダウンが始まった。

さて次は何処へ行こうか。

- TACKLE DATA -

Rod: Angler's Republic Palms / METAL WITCH MWVC-633A
Reel: SHIMANO / Scorpion DC
Line: GOSEN / Light Tackle G 0.8号
Leader: GALIS FC / Absorber 25LB 3ヒロ
Lure: アンチョビメタル ブランカ…etc



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