Fukuoka Fishing Trip END

結城 賢二

2019年02月23日 22:12

【玄界灘の青い宝石と人との再会】




今日で僕らの旅が終わる。

何度も言うが、あっという間だった。

釣行3日目は、凪の玄界灘。

お世話になるのは、

今年も栄船長の津屋崎港 SⅡ




美しい朝日が出迎えてくれた。

朝一は、浅場でのキャスティングからスタート。




「多分出よるよ。大きいのでジャバジャバやって。」

期待十分。

まだ誰も流していない、朝一のフレッシュなポイント。

しかしも、程よい波っけに出る雰囲気十分だった。。

僕は、最近良く使っている。

クルペン F180をキャスト。

やっぱりキャスティングは楽しい。




一投げ、一ジャークに気合を入れる。

クルペン F180はジャークの初期入力を力強く入れ

ショートジャークにすると

細かい泡を引きながら、トリッキーに動く。

夏の小泊でも大活躍した一本。

3投目で出るが、乗らず

後ろをじゃれ付き、また出る。

しかし針に乗らない。

もう「出た!あ~!が~!」だの声に出てしまう。

チャンスとばかりに、再度キャストすると

「ボコっと」激しく出た。

明らかなに今まで出てきた、サイズとは違う。

「乗った。」

久しぶりの強烈な引き。

船長が「水深40m焦らなくていいよ‼」




久しぶりのヒラマサの引きは、強烈。

やっぱマグロとは全然違う。

この引きも溜まらない。

ヒーヒー言わされて。

魚が見えたら何と、サイズが良い。

「バレるなバレるなよ」

なんとか、ネットに入ってキャッチ成功。




9.8㎏のヒラマサ。

自己記録達成に

「よっしゃー」と喜ぶ僕。




玄界灘の素晴らしいフィールドに来れて本当に良かった。

会心の一撃。

喜んでいると、トモで投げていた

G代さんのBarbaro 838C が曲がっている。




こちらは、グチペン220F




プチ地合いを味わい。

七里へ移動する。

しかし七里は、昨日同様に激渋だった。

この日は、小潮で更に潮が動かず。

船長は、何度も反応を見て入れ直してくれるんだが、

ヒットする事が、無いまま時間だけが過ぎていく。

ここで船長が、本流の潮が流れる、

対馬に大きく移動する事に。




久しぶりの対馬周り。




本流が流れるポイントでのジギングも自分は不発。




それでもベテラン勢は、

テクニックを駆使してポツリポツリと釣る。

T田さんも良く掛けていた。




何度も真似したが、掛からず。







魚には、魚擦れという痕がある。

なんでも魚がボトム付近で張り付いていると

魚と魚が擦れて痕が残るんだとか。

一杯群れているのに、潮が動かないだけで

こんなにも食わないんだから

やっぱり魚釣りは、奥が深い。

後半は、七里に戻るが、潮も緩いく

状況は良くない。

そんな中でも岡山グループが使っていって

圧倒的に大差があったのが、BLISS / ASUNARO II

同じシャクリや200m以上ドテラで流していたが、

何かが違う。

後に船長に聞くと、底を舐めるように引けるジグが肝だった。

BLISS / ASUNARO III は、ジグを飛ばさずに、

テップで誘い、後は巻くだけで

低活性の鰤に口を使わせられるとの事だった。

やっぱ自分の引き出しの少なさと

ご当地の釣り方や、ルアーのコンセプトは、勉強になる。

見かねた船長から渡された、BLISS / ASUNARO II

これで掛けたかったが、タイムアップ。




僕らの旅が終わった。

心地良い、全身の疲れ、

どことなく寂しくも名残惜しい。

また、この空と七里の海を見に来よう。




正直言うと、まだまだ釣り足りない。

また来いよ。

そんな事を言っているように

玄界灘の夕日は美しく輝いていた。




「また来るよ」




港に戻り、急いでパッキング。

船長に挨拶をして、ヤマトで友人たちに

玄界灘の冬の味覚を送る。

そしてプチトラブルもあり、最終フライトで東京へ。




お土産買う事も、

モツ鍋も酢モツも馬刺しも

胡麻サバもラーメンも食べることが出来なかった。

いっぱい福岡に忘れものしちゃったみたいだ。

また一から貯金して旅に出掛けよう。

空から見る福岡の夜景は、感動する程美しかった。

羽田に着くと、これで皆とお別れ。

また別々の日常に戻って行く。

この時が、一番寂しいかな。

次は、外房?相模湾?

そんな話をして別れたのだった。

計画してくれた先輩方、本当に素敵な4日間でした。

本当にありがとう御座いました。

栄船長から貰ったASUNARO II は僕の宝物。




もっとジギング上達してまた来年、遊びに行きます。




- TACKLE DATA -

Rod: MC work's / SLOW HAND 815PD CUSTOM
Reel: SHIMANO / NEW TWIN POWER SW 14000XG
Line: VARIVAS / Avani Casting PE SMP 6号 300m
Leader: YGK / CASTMAN T.PⅢ 130LB
Lure: クルペン F180 萬葉 180LPF 萬葉 160LPF

Rod: Carpenter / BLUE CHASER 84/25R-Poewr Max Super Cobra
Reel: DAIWA / SALTIGA-Z 6000GT
Line: YGK / SUPER CAST MAN BULE SPECIAL 4号 300m
Leader: YGK / CASTMAN T.PⅢ 80LB
Lure: 萬葉 160LPF 160プロトポッパータイプ

Rod: MC work's / DUAL EDGE 641LR CUSTOM
Reel: SHIMANO / NEW TWIN POWER SW 8000XG
Line: YGK / G-soul SUPER JIGMAN X8 2.5号 300m
Leader: 小平商店オリジナル / K印 フロロカーボンショックリーダー 30LB
Lure: おにぎりジグ&シャプナー キラージグ ガタージグFAT

Rod: Carpenter / PSC 61MLRS/I(B)-S
Reel: DAIWA / SALTIGA blast 4500
Line: YGK / G-soul SUPER JIGMAN X8 2.5号 300m
Leader: 小平商店オリジナル / K印 フロロカーボンショックリーダー 30LB
Lure: マサムネ.ワイプアウトMID.おにぎりジグ&シャプナー ・・・etc



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