Nagasaki Fishing Trip ①

結城 賢二

2020年03月30日 20:31

【異国常置溢れる街並みと一人旅】




11月の福岡遠征から帰宅すると、

不意に思いついた「一人旅に行こう」

行先は、初めての五島列島。

ヒラスズキも釣りたかった。

しかしやはり、今回の遠征でもダメだった。

大政が釣りたい。

長崎県のステータスさんのスケジュールを見ると

2泊3日の島泊ツアーが募集中。

翌日には、僕は船長に電話をしていたのだった。

そこからは、行動が早かった。

何もかも初めての長崎一人旅。

後輩のS江君に聞いたり、小平商店の小平さんに聞いたり。

お金も無いので、飛行機はスカイマークを予約。

神戸乗り継ぎも初めて。

平日で8,800円、帰りは土曜日で13,000円程。

足は、どうしようか?

多くの人は、長崎空港から市内まで高速バス(片道1,000円)

これを利用してホテルに行くみたい。

市内まで高速で片道40分程、とても離れている長崎空港。

それもあって、高速バスの本数は、物凄く多い。

でも僕は、荷物も手持ちで前日と最終日に車中泊しようかと思って

ニコニコレンタカーで軽自動車(ミニバンこれが広くて助かった)を

4泊5日で借りたのだった。

ちなみに値段は14,000円程。

みんなの遠征のやり方だと、

ロッド手持ち、荷物ホテル送り→高速バス市内→

タクシー港もしくは、もしくは、迎えにきてもらって

コースが多いみたい。

港から市内は、約30分ぐらい。

長崎の湾の反対側って感じだった。

さてそんな、こんなで11月に予約して

正月も終えれば、直ぐに3月。

弾丸低気圧でGPVは真っ赤。

風速18Mとか...

「これ出れるの?」って感じだったが、

もう観光でも良いかなって感じで当日を迎えたのだった。

今回は、事前に民間の駐車場を予約。

空港の駐車場より少し安い感じ。

駐車場から送迎バスで空港へ。




この日の為に仕事頑張って、節約してきたんだ。

とてもワクワクしてなんだろう。

平日に連休なんて優越感。




何歳になっても飛行機乗るの本当に大好き。

2時間程早く着いたのに、

夜が明けていく外をず~と

眺めていられる。




夜が明ければ、美しい富士山の姿。

「何か良い事あればいいな。」

そう思いながら定時フライト。

なんか結構空いているにね。




素晴らしい富士を眼下に

もう子供のように外を眺める僕。

あっと言う間に神戸に到着。




乗り付いて長崎に向かう。

神戸からは、卒業旅行の学生さんが多かった。

大体、神戸から約一時間程で長崎到着。




「来ちゃった」

早速、レンタカー屋さんに電話して空港に迎えに来てもら。

受付を済ませて、市内へGO!!

前泊なので今日は、観光する予定。

時間は、いっぱいあるので下道で市内へ。

長崎に来たのは、高校生の修学旅行以来。

道も走りやすくてのどかな風景で落ち着くな。

ひたすら走ると市内に入る。

市内は、山の谷にあるような感じ。

路面電車や、異国情緒あふれる街並み。

少し大通りを外れると道が狭くて急な坂が続く。

こんな所バスが通るの?って程に狭い道。

長崎一食目、細い山道を登ると、

行きたかったちゃんぽん屋さんを発見。




街中華って感じのお店。




コクのあるスープに独特の麺。

これは、美味すぎる。

あっという間に間食。

次は、何処に行こうか。

学生の頃に色々見て回ったけど、心もガキだった。

もう一度、歴史を学びたい。




一つ一つの説明の案内板を

隅から隅まで読んだ。




現在、自分が立っている場所で

本当にそんな事が起きたのだろうか。




タイムスリップして再度、歴史を振り返る。




人として、日本人として背を向けては、いけない現実。

平和ボケしている現在。

僕の心に深く刺さった。

大人になってから再度見るのは、

本当に大事だと実感するのだった。

次に向かったのは、中華街。




ミルクセーキ飲んだり、

またちゃんぽんを食べたりしたかったけど、

丁度、昼過ぎでお休みのお店。




路地を歩いてね、猫たちと遊んで




ハトシ食べたりね。




釣具屋さんも定休日。




次は、グラバー園にも足を運んでみた。







こんな街並みなかなか無いよね。

歩くだけでも全てが新鮮。




なんか凄く好きな港町って感じ。




グラバー園ってのは、グラバーさんの家。




インスタ映えってのかな。

とても可愛い家なので若い子が多かった。







おっさん一人旅で浮いてたけど、







建築とか好きなので、飽きなかった。




そしてここから見える長崎の街並み。







故グラバー氏も見ていたのだろうね。

時間も良い時間になったので、

船着き場に移動する事にした。

大きな造船上(三菱)を過ぎて

途中でスーパーでお酒と食料購入。

旅に地元のスーパー寄るのが本当に好き。




丁度、トイレもある港を発見。

今日は、ここで一泊する事にした。

散歩すると、東京都の船発見。




なんか少し嬉しくなる。

そして今回の相棒がこれ。




酒飲みながら、タックルの準備。

岸壁を覗くと、鯵の姿。

「やっぱ持ってくれば良かった。」

まあ~今回は、本数が多くて

ライトタックルを持参出来なかった。

明日の準備を終わらせて、

猫ちゃんと酒を飲む僕だった。

22時を過ぎると強い風と雨が降り出した。

さて、明日から大丈夫なのだろうか、そんな事を思って

長崎の一日目を終えるのだった。



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