Fukuoka Fishing Trip

結城 賢二

2019年12月26日 13:36

【秋空の玄界灘と忘れ物】




数ヵ月ぶりのブログ更新になってしまった。

ここ数か月は、本当に仕事も忙しく

色々とあって全く遊んでいないのが現状だ。

しかも今年は、本当に天気に恵まれず、

釣行回数は激減した。

そんなこんなで

季節は、秋を通り越し、12月も下旬。

あと数日で令和元年も終わるわけだ。

まずは、前回の続きから、

羽田の駐車場の混雑のお陰で

生まれて初めて飛行機に乗り遅れた。

それから一度、帰宅してスカイマークのチケットを手配。

「これで何とか旅に行ける」




まさか、羽田に2度行くとは、

本当にトホホな旅の始まり。

旅には、トラブルが付き物だが、

今回は、嫌な予感しかしない。

これが、完全に当たる事になるとは、

この時は気付かなかった。

遠征も慣れたもの。




今回思ったのが、スカイマークとスターフライヤーの

2社を比較すると個人的には、スカイマークが




やっぱり良いかなって思う。

席が狭いや、液晶画面が無いとかあるが、

福岡まで2時間ほどのフライトなので我慢出来るし

チケットも安く、何より超過料金が安い。

これは、クーラーを持ち込みする

釣り人にとっては、ありがたい。




直近のチケットも他社とは格段に安かった。

眠い目を擦って

朝一番のフライトで福岡に向かう。




富士山の雪化粧を眼下に眺めると

旅にに行ける喜びに満ち溢れる。

小さな窓から着陸まで外を眺める。

ここが三重か、でっかいキハダ来年こそは釣りに行きたいとか

いい磯があるなとか、久しぶりに仕事を忘れて

考えるのは釣りの事ばかり。

無事に福岡空港に到着すると

数日前から滞在しているM君と合流。

今日は、時化休みで観光する事にした。

まずは、宗像大社にお参り。




余り、宗教信や信仰心は無いのだが、







ここに来る度に、

実は自分の願いは叶っていて

今回もお礼とお守りの返納と

新たに購入するのが目的。




丁度、菊の品評会もあり、




とてもいい香りが漂っていた。




来るたびに背筋がピンっとする。




独特の雰囲気、パワースポット間違いない。










お参りも終わり、

宗像道の駅でお土産を物色。




雲一つ無い秋晴れの空。

しかし玄界灘は、荒れ模様。

さて旅の一食目は、もちろんラーメン




替え玉、焼き飯。




明日は、「でっかいの釣っちゃうよ」って話していたら船長から電話。

明日の出船時間の連絡かと思ったら...

「某大船長が無くなってお葬式に行くから出れない」との事。

なんと言うことだ、

しかも北九州北部漁協グループは、全船お葬式で休み。

初の釣りなし九州旅確定か....

ここから諦めずに、数件に電話するが、何処も満船。

武蔵丸さんに事情を話すと、

出船予定がなかったが、「常連さんに声かけてみると」

少し待ってくれと言われ、夕方まで漁港で釣りしながら待つ事に。




乗りたかったSⅡを指くわえて見る。

小さいメバルを一匹釣って、




M君は、江木でヒラメを釣る。




明日は、無理かと思ったら、船長から電話があり、

「出ますよ」と連絡が来た。

ほんと九州の人の温かさに感謝しか無い。

無事に船は確保出来て、久しぶりの吉田屋へ




荷物を降ろしていると、お母さん登場。

看板猫のまめも、お母さんも

元気そうで何より。

開口一番に

「ゆうき君大変な時に来ったとね」

いや~本当に予想外の予想外。

「明日どうすると」

なんとか市内の船を手配した事や

久しぶりの世間話をしていたら

めちゃくちゃ綺麗な夕日が見れた。




ここから見える夕日は、本当に美しい。

タックルをセッティングして準備万端。

今夜は、初福岡のM君と福岡グルメを満喫する。




まずは、胡麻サバ。




そして地鶏のタタキ。

噛めば噛むほど味が出る。




酢モツと焼酎ロック。




そしてやっぱり、これです。




間違いない美味さ。

酒が止まりません。

べろべろ酔っぱらって更に

宿に戻ってまた呑む僕だった。

翌朝、二日酔いで早起きして、

市内に向かう。

やっと釣りができる喜び。




いざ玄界灘へ。




目指すのは、壱岐




朝一番は近くを流す。

程よく波っけもあり、出そうな雰囲気。

常連さんが、6キロほどを早々にキャッチ。

期待が高まるが、それっきりで壱岐へ移動。

日が高くなるにつれて海は、湖のようにベタ凪無風。




数か所流すが、ノー反応。




その後は、最後まで一か所で流し続ける。




夕方から、シイラがイルカのような

ヒラマサに追われている姿が見えるようになるが、

射程圏内には表れず、

一回だけ目の前でデカマサのボイル発生。

運よく投げたM君にヒットするが、

合わせを入れずにファイトしたので残念ながらバラシに終わる。

サイズは、6キロぐらいかな。

中には、イルカみたいなサイズが

目の前でボイルしていたので恐ろしい。

自分にも一回、ヒラが追いかけてきたが、ヒットせず、

同船者が一本釣って

玄界灘の釣りが終了したのだった。

ジギングは一回もやらずに

終日投げ続けた。




完全に凪倒れ。




そんな一日だったと思う。




玄界灘での初めてのボウズ。

釣りが出来ただけでも有り難いが、

やっぱり釣り人だから悔しい気持ちで一杯な訳だ。

しかし今回の旅は、類を見ない旅だった。




帰って酒呑むしかないわ。

津屋崎に戻って、最終日の夜を楽しむ。

今回は、前から気になった焼き肉屋。




何故に今まで行かなかったのだろうか?

安くて美味くて、店主が良い人で

言うことない焼き肉屋だった。




死ぬほど焼肉食べて。

帰ってからも呑んで爆睡するのだった。




朝起きて浜辺を散歩。

次は何時来れるのだろうか?

少しだけ悲しくなる。

これで2019年の遠征の旅は終わり。

待ってろよデカマサ。

帰りに〆の資さん。




空港でお土産をしこたま買って

宮城県に帰る、M君とはここでお別れ。

帰りはスムーズかと思いきや...

着陸前機がバードストライクで滑走路閉鎖。

40分程、東京から千葉をグルグル旋回するハプニング。




正直満足なんて到底出来ない

心底疲れた旅だった。

空のクーラーと荷物を片付ける。

心にぽっかりと空いた穴は、塞がらない。

そうだ、旅に行こう。

初の長崎 五島列島の一人旅を計画。

3月の長崎の釣り船さんの

島泊ツアーに参加申し込みをしたのだった。

また頑張って働いてお金貯めないとね。




- TACKLE DATA -

Rod: MC work's / SLOW HAND 815PD CUSTOM
Reel: SHIMANO / NEW TWIN POWER SW 14000XG
Line: VARIVAS / Avani Casting PE SMP 6号 300m
Leader: YGK / CASTMAN T.PⅢ 130LB
Lure: すどうちゃんの☆・Rolling Dive 200 クルペン 180F

Rod: Carpenter / BLUE CHASER 84/25R-Poewr Max Super Cobra
Reel: DAIWA / SALTIGA-Z 6000GT
Line: YGK / SUPER CAST MAN BULE SPECIAL 4号 300m
Leader: YGK / CASTMAN T.PⅢ 80LB
Lure: すどうちゃんの☆・Rolling Dive 160

Rod: MC work's / DUAL EDGE 641LR CUSTOM
Reel: SHIMANO / NEW TWIN POWER SW 8000XG
Line: YGK / G-soul SUPER JIGMAN X8 2.5号 300m
Leader: 小平商店オリジナル / K印 フロロカーボンショックリーダー 30LB
Lure: おにぎりジグ&シャプナー キラージグ ガタージグFAT

Rod: Carpenter / PSC 61MLRS/I(B)-S
Reel: DAIWA / SALTIGA blast 4500
Line: YGK / G-soul SUPER JIGMAN X8 2.5号 300m
Leader: 小平商店オリジナル / K印 フロロカーボンショックリーダー 30LB
Lure: マサムネ.ワイプアウトMID.おにぎりジグ&シャプナー ・・・etc



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