Sagamiwan Yellowfin Tuna 2017 Part 11
【初秋の相模湾へ】
遅い夏休みも、残る所一日。
実家を後にした僕は、
清々しい秋空の中、
東北の山脈や田園風景を見ながら
関東平野を抜けて、都内の自宅に戻る。
無事に、9時間のドライブを終えて、
息つく暇もなく僕は、
タックルを積み込み、相模湾へ向かう。
湾マグシーズンは、まだまだ続くが、
9月は、初となる一週間の小泊遠征が待ち構えている。
僕にとっては、今回の釣行が、
2017年シーズン湾マグ釣行最終戦になる。
眠い目を擦りながら、通い慣れた道を走る。
若者たちが、夏の夜の海で浮足立った光景は
いつの間にか消えていた。
今年も夏が終わった事を、再認識させられて
なんだか少し、センチメンタルな気持ちにさせてくれる。
日が昇るのも遅くなり、蒸し暑さは消え、
爽やかな乾いた風が、相模湾に吹いたていた。
東の海へ舵を向ける。
コマセ船団の回りでは、既には多くの船が集結していた。
鳥も多いのだが、ライバルも多い。
サメ付きのナブラは、マグロも活発に顔を出し
既に何人かが、ロッドを大きく曲げてファイト中。
その周りでチャンスを伺いながら、鳥を追うが、
船のプレッシャーもあり、
何度も叩かれまっているのか、
浮きが悪く理想通りのナブラになる事は無かった。
沖ノ瀬一帯を過ぎれば、マグロの気配は無く
見つけたのは、のんびりと泳ぐマンタの群れと
可愛いペンペンシイラの群れ。
ルアーをキャストすれば、ペンペンシイラが、
高活性に遊んでくれる。
しかしマグロのナブラは無く
時折、潮目で大型が単発で跳ねるのみ。
海上でお会いした知人やプロアングラーにも
状況を聞くが、良い所に当たらないとの事だった。
まったりモードで浮きゴミに浮遊していた
珍しい魚を観察したりと遊びながら、
昼過ぎから中ノ瀬や西側を見て回ったが、
ナブラに遭遇する事はなく
接近する台風の影響で、風も強まり、時化るという事で
僕らは、港へ舵を向けた。
相模湾を後にした僕らは、以前から行きたかった
ご当地タンタン麺を食べに。
餡掛けのピリ辛タンメンはクセになる旨さ。
僕の相模湾釣行の際の定番になりそう。
次回は、替え玉じゃなくてライスを餡掛けに投入したい。
僕の湾マグシーズンは、これにて無事に終了。
振り返ってみれば、今年も11回も通ったものだ。
中盤~後半は、中々良いチャンスに巡り合う事も無く
掛ける事すらできなかったが、
色々なアングラーと釣りが出来た事や
新しい出会いもあり、楽しいシーズンを過ごせた。
そして年明け早々に、藤八丸さんの仕立て船を
予約してくれたK林さんに感謝しかない。
なんだかんだ言っても湾マグ釣りは楽しいよね。
また来年も僕は、きっと通うんだろうな。
その際は、皆さん宜しくお願いします。
次回の釣行は、初のフィールド小泊遠征。
準備は着々と整えていて萬葉ベイツさんからは、
シイラパターン用の243mmのビッグなルアーを入手。
そしていつもお世話になっている
小平商店さんへ行った際は、
荻原プロのアドバイスを受けて
Passions / Hawk 70XH を購入してしまった。
合わせるリールは、SHIMANO / STELLA SW 18000番に
FULL DRAG 8号を巻く。
このタックルを手にして
僕は、一週間北の海へ旅に行ってきます。
- TACKLE DATA -
Rod: MC work's / SLOW HAND 815PD CUSTOM
Reel: SHIMANO / NEW TWIN POWER SW 14000XG
Line: YGK / SUPER CAST MAN BULE SPECIAL 4号 300m
Leader: YGK / CASTMAN T.PⅢ 80LB
Lure: クルペン F180 萬葉 180BDF
Rod: Carpenter / BLUE CHASER 84/25R-Poewr Max Super Cobra
Reel: DAIWA / SALTIGA-Z 6000GT
Line: VARIVAS / Avani Casting PE MAX POWER 4号300m
Leader: YGK / CASTMAN T.PⅢ 80LB
Lure: 萬葉 160LPF
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