Sotobo Rock Shore Game 2017 Part 7

結城 賢二

2017年12月27日 22:54

【暮れの外房磯遊び】




前回の伊豆の旅から帰り、

やっと僕の釣り欲が、戻ってきたと実感。

「早くフィールドに行きたい、魚が釣りたい」と

思う気持ちで一杯の毎日だ。

そんな中で、今年最後の関東での釣りは、

外房で一日を過ごす事にした。

全くと言って良い程に情報に興味が無い僕。

今の状況も分からないまま、

南房総を中心にフィールドを歩き回る事にした。




この日は、寒冷前線の影響で午後から大時化の予報。

まずは、好きな磯に朝一に入るが、

波もサラシもあり、一発出そうな

雰囲気抜群だったのだが、

予定よりも粘り、投げ続けるが、反応が無い。

「この状況下で出ないのかよ」

正直、困惑しながら次の磯へ向かう。

何処へ入ろうか悩みながら、

数か所の磯を覗くが、まだまだ潮位も高く

今回のメインの南房総へ移動する。




予報通りに、次第に風が吹いて

一面に、良いサラシが広がるのだが、

何処へ行っても、ここぞと言うコースを打っても

魚からのコンタクトは無い。




「何故だ?」

居ても不思議ではない。

洲崎からランガンしてきたアングラーに聞いても

バイトすら無いと言う。




一匹に逢いたいと思う程、その一匹が果てしなく遠い。

師走の南房総。

甘い水仙の香り。




投げて、投げて、投げて、

クタクタになるまで磯を歩いた。

気付いたら、

西の空に茜色の夕日が輝いていた。




全身、潮だらけ、体はボロボロ。

一回も魚からのコンタクトは、無かった。

けれども僕の心は、晴れやかだった。

また記憶に残るカッコいい一匹に出会うために

来年も懲りずに磯へ通う。

そんな事を思った、暮れの外房の一日。

-TACKLE DATA -

Rod: MC work's / WILD BREAKER 106R 10th Limited Edition
Reel: SHIMANO / Vanquish 4000XG
Line: TORAY / SEA BASS PE 1.5号
Leader: VARIVAS / SEABASS SHOCK LEADER FLURO CARBON 22LB
Lure: LEVIN HEAVY.ビバノン.タフマニアデブル.HRTM110YS.サスケSF-120裂波・・・etc



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