Sotobo Rock Shore Game 2017 Part 7
【暮れの外房磯遊び】
前回の伊豆の旅から帰り、
やっと僕の釣り欲が、戻ってきたと実感。
「早くフィールドに行きたい、魚が釣りたい」と
思う気持ちで一杯の毎日だ。
そんな中で、今年最後の関東での釣りは、
外房で一日を過ごす事にした。
全くと言って良い程に情報に興味が無い僕。
今の状況も分からないまま、
南房総を中心にフィールドを歩き回る事にした。
この日は、寒冷前線の影響で午後から大時化の予報。
まずは、好きな磯に朝一に入るが、
波もサラシもあり、一発出そうな
雰囲気抜群だったのだが、
予定よりも粘り、投げ続けるが、反応が無い。
「この状況下で出ないのかよ」
正直、困惑しながら次の磯へ向かう。
何処へ入ろうか悩みながら、
数か所の磯を覗くが、まだまだ潮位も高く
今回のメインの南房総へ移動する。
予報通りに、次第に風が吹いて
一面に、良いサラシが広がるのだが、
何処へ行っても、ここぞと言うコースを打っても
魚からのコンタクトは無い。
「何故だ?」
居ても不思議ではない。
洲崎からランガンしてきたアングラーに聞いても
バイトすら無いと言う。
一匹に逢いたいと思う程、その一匹が果てしなく遠い。
師走の南房総。
甘い水仙の香り。
投げて、投げて、投げて、
クタクタになるまで磯を歩いた。
気付いたら、
西の空に茜色の夕日が輝いていた。
全身、潮だらけ、体はボロボロ。
一回も魚からのコンタクトは、無かった。
けれども僕の心は、晴れやかだった。
また記憶に残るカッコいい一匹に出会うために
来年も懲りずに磯へ通う。
そんな事を思った、暮れの外房の一日。
-TACKLE DATA -
Rod: MC work's / WILD BREAKER 106R 10th Limited Edition
Reel: SHIMANO / Vanquish 4000XG
Line: TORAY / SEA BASS PE 1.5号
Leader: VARIVAS / SEABASS SHOCK LEADER FLURO CARBON 22LB
Lure: LEVIN HEAVY.ビバノン.タフマニアデブル.HRTM110YS.サスケSF-120裂波・・・etc
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