2016年02月13日
Chiba Small Game
【立春と寒タナゴ】

2月に入り
大分日が長くなった事を感じる。
立春を過ぎ
先日は、一年は早いもので
今年もまた一つ歳を重ねる事が出来た。
この歳になると特に何をする訳でもないが、
ささやかに乾杯をした。

釣りの方は、近所でバス釣りに出掛けたりしているが、

しかしボウズ続き。
久しぶりのバスには、中々出会うことが出来ないでいた。
この日は、気分を変えて寒タナゴ釣りへ
最近、疲れが抜けずに起きるのが辛い。
夜明け前に目覚ましをセットしたが、
この日も仕事の疲れと寒さで
ゆっくり休んで
昼に出掛けようか30分程、布団の中で格闘する。
祝日と言う事もあり、道が混むのも嫌なので
思い切って布団を抜け出して支度をした。
家を出ると真冬を思わせる寒さ。
今年は暖冬だと言うが、
朝の冷え込みは流石に身にしみる。
愛車のJA71ジムニーに乗り込むと
車内の方が寒いのか吐く息が白い。
エアコンMAXで出発。
朝日を浴びながら
前回の釣行の際のポイントを覗くと減水しており
所々に水面には氷が張っていた。

放射冷却の影響もあり、身体の芯から凍える。
ここは厳しいかと思い、違うポイントに向かった。
小さな水路の水深もある小場所。
水面を覗くとキラキラと底でヒラを打つ姿。
その光景を見るだけで寒さを忘れる程嬉しい。
時折、ギラっと大きなサイズがヒラを打つ。
間違いなかった。
早速、このポイントで竿を出すことに。
しかし小さな道具入れを覗くと仕掛けが無い。
前回の釣行で
大分使用したシモリ仕掛けを破棄した事を忘れていた。
タナゴが目の前に居ると言うのになんて事だ。
仕方ないので急遽、
親浮きだけのシンプルな仕掛けで挑む事にした。
棚は底付近から釣り始める。
微妙なアタリを取る事は難しいが、
数分餌打ちを続けると直ぐに答えは返ってくる。

何度見ても愛くるしい姿に顔がほころぶ。
繊細なアタリは難しい、それでも今日は機嫌が良いのか、
頻繁に親浮きにアタリも出るし
吸い込みがいいので徐々に数を伸ばして行く。

2時間ほど釣りをしていると
タナゴ釣りの名人が、隣に座る。
僕が、親浮きだけで釣りしている事に気付くと
「大したものだ」と褒めて頂き、
事情を話すと、「これ使ってみて」と
手作りのトンボ仕掛けと浮きを手渡された。
早速、仕掛けをセットして釣りを始めると
素晴らしい浮きのバランスと感度。
そしてトンボ仕掛けの繊細なアタリの出方に感動。
名人に色々と教わりながら寒さも忘れて
のんびり寒タナゴ釣りを楽しむ。

昼ごろには、底付近のタナゴが浮き始めるが、
宙釣りは、僕には難しく中々掛ける事が出来ない。
やっぱり研ぎ針りを使わないと難しい。
終始、深棚で攻めながら
気付けば、昼に帰るはずが
時刻は3時過ぎ。
お腹も減り
9時間座りっぱなしで腰も限界。
軽く50匹は超えただろう
満足な釣果でこの日の釣りを終わらせた。

一日遊んでくれたタナゴ達に感謝。

本来外来種のバラタナゴ。
しかし現状は、
親、新子関係なしに
タナゴを乱獲して売る業者が絶えない事が、
心が痛い問題だ。
近年騒がれているクロマグロの
まき網漁法問題と同じだと実感する。
最近強く思う。
限りある資源と人は、どう付き合うべきか
誰もが考えるべき
時代(とき)に来ているのではと深く思う。

名人のトンボ仕掛けと手作り浮き。
大切に使わせて頂きます。

- TACKLE DATA -
ロッド » alpha tackle / 孤竹たなご 80
幹糸 » 0.4号
ハリス » 0.3号
ハリ » ささめ針 / 新虹鱗タナゴ
餌 » マルキュー / タナゴグルテン

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2月に入り
大分日が長くなった事を感じる。
立春を過ぎ
先日は、一年は早いもので
今年もまた一つ歳を重ねる事が出来た。
この歳になると特に何をする訳でもないが、
ささやかに乾杯をした。

釣りの方は、近所でバス釣りに出掛けたりしているが、

しかしボウズ続き。
久しぶりのバスには、中々出会うことが出来ないでいた。
この日は、気分を変えて寒タナゴ釣りへ
最近、疲れが抜けずに起きるのが辛い。
夜明け前に目覚ましをセットしたが、
この日も仕事の疲れと寒さで
ゆっくり休んで
昼に出掛けようか30分程、布団の中で格闘する。
祝日と言う事もあり、道が混むのも嫌なので
思い切って布団を抜け出して支度をした。
家を出ると真冬を思わせる寒さ。
今年は暖冬だと言うが、
朝の冷え込みは流石に身にしみる。
愛車のJA71ジムニーに乗り込むと
車内の方が寒いのか吐く息が白い。
エアコンMAXで出発。
朝日を浴びながら
前回の釣行の際のポイントを覗くと減水しており
所々に水面には氷が張っていた。

放射冷却の影響もあり、身体の芯から凍える。
ここは厳しいかと思い、違うポイントに向かった。
小さな水路の水深もある小場所。
水面を覗くとキラキラと底でヒラを打つ姿。
その光景を見るだけで寒さを忘れる程嬉しい。
時折、ギラっと大きなサイズがヒラを打つ。
間違いなかった。
早速、このポイントで竿を出すことに。
しかし小さな道具入れを覗くと仕掛けが無い。
前回の釣行で
大分使用したシモリ仕掛けを破棄した事を忘れていた。
タナゴが目の前に居ると言うのになんて事だ。
仕方ないので急遽、
親浮きだけのシンプルな仕掛けで挑む事にした。
棚は底付近から釣り始める。
微妙なアタリを取る事は難しいが、
数分餌打ちを続けると直ぐに答えは返ってくる。

何度見ても愛くるしい姿に顔がほころぶ。
繊細なアタリは難しい、それでも今日は機嫌が良いのか、
頻繁に親浮きにアタリも出るし
吸い込みがいいので徐々に数を伸ばして行く。

2時間ほど釣りをしていると
タナゴ釣りの名人が、隣に座る。
僕が、親浮きだけで釣りしている事に気付くと
「大したものだ」と褒めて頂き、
事情を話すと、「これ使ってみて」と
手作りのトンボ仕掛けと浮きを手渡された。
早速、仕掛けをセットして釣りを始めると
素晴らしい浮きのバランスと感度。
そしてトンボ仕掛けの繊細なアタリの出方に感動。
名人に色々と教わりながら寒さも忘れて
のんびり寒タナゴ釣りを楽しむ。

昼ごろには、底付近のタナゴが浮き始めるが、
宙釣りは、僕には難しく中々掛ける事が出来ない。
やっぱり研ぎ針りを使わないと難しい。
終始、深棚で攻めながら
気付けば、昼に帰るはずが
時刻は3時過ぎ。
お腹も減り
9時間座りっぱなしで腰も限界。
軽く50匹は超えただろう
満足な釣果でこの日の釣りを終わらせた。

一日遊んでくれたタナゴ達に感謝。

本来外来種のバラタナゴ。
しかし現状は、
親、新子関係なしに
タナゴを乱獲して売る業者が絶えない事が、
心が痛い問題だ。
近年騒がれているクロマグロの
まき網漁法問題と同じだと実感する。
最近強く思う。
限りある資源と人は、どう付き合うべきか
誰もが考えるべき
時代(とき)に来ているのではと深く思う。

名人のトンボ仕掛けと手作り浮き。
大切に使わせて頂きます。

- TACKLE DATA -
ロッド » alpha tackle / 孤竹たなご 80
幹糸 » 0.4号
ハリス » 0.3号
ハリ » ささめ針 / 新虹鱗タナゴ
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Posted by 結城 賢二 at 06:23
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