Let's walk mòre slówly

【黒潮の小さなファイター探し】




窓を開ければ秋虫が鳴き。

朝夕の肌寒く冷たく乾いた空気。

街角では、ほんのりと金木犀の香りが漂ってきて初秋を感じる。

今回は、湾マグ釣りは一休みして

のんびりと小さなターゲットを求めて伊豆半島に車を走らせた。

今年は、狩野川のアマゴ釣りや伊豆半島の平鱸釣りに出掛けなかったので

久しぶりに訪れる伊豆半島。

9月に入ると湾マグも一段落して気になるのが、

黒潮に乗って遊びに来るメッキの存在。

独特のキュンキュンとロッドを絞り込む引き味と

トップに活発にアタックしてくる姿はエキサイティングで楽しい魚種の一つ。

まずは、朝マズメに小河川の河口絡みのサーフにて釣りを開始。

毎年良い思いをする場所だったが、メッキの追いが一切無い。

その代わりにソゲがヒット。




高活性なのか、溜まっているのかこのポイントで5ヒット。




何げにヒラメ釣りと言うと外房や鹿島や茨城のサーフが有名だが、

伊豆のサーフでも良型が結構釣れている。

メッキの姿が見えないので河川に場所を移動すると、

ミノーの後ろを手のひらサイズの良型が追ってくるが、元気が無い様子。

今年一匹目の姿を確認出来ただけで

少しホッとするが、明らかに低活性。

河川は、前日の豪雨の影響がまだまだ色濃く残っており。

水面には無数のゴミ、濁り、手を水中に入れると冷たい水温。

海水濃度が低く水潮状態になっていた。

高活性な魚を求めてランガンするが、

何処へ行っても普段釣れてくる

レギュラーサイズのメッキの群れは見かける事は無かった。

豪雨で流されたか、低水温で死滅してしまったのか不明。

単発だが、やはり低活性の手のひらサイズがチェイスしていくるが、

手とり足とり変えてもルアーをついばむ程のバイト食わせる事は困難。

癒しのメッキ釣りが、予想を反して苦戦すると言う事態に。

こんな状況はでも元気なのは、ヒラセイゴ。




群れに遭遇すれば、面白いようにミノーを奪い合いヒットする。

サイトで釣れるので、これはこれで楽しいけど

もっと親になって戻ってきてくれと再度

南に行ったり、西に行ったり。

メッキ探しの旅に出る。

しかし状況は良くなく。

何処へ行っても単発で良型のサイズが追ってくるが食わない。

正直お手上げ状態で午前の部を終了。

お昼は南京亭でニラレバ定食




相変わらずのボリュームでお腹いっぱい。




午後からも上げ潮の時間帯に群れが入ってくる事を期待して

実績ポイントを回るが、サーフでトップで数回チェイスがあるのみで空振りに終わる。




南伊豆を離れて各漁港を日没までランガンするがメッキに振られた一日だった。

釣れる時には簡単に釣れるのに手強いメッキに完敗。

これで今シーズン終わりじゃ悲しい。

来月にでも時間を作って

黒潮の小さなファイターに出会いに行きたいと思う。




- TACKLE DATA -

ロッド » FISING PRO SHOP SAKURAYAMA / AJITO/AJT-66FS BLIZZARD
リール » SHIMANO / TWINPOWER 2000HGS×わたらせ樹脂工房（楓瘤）
ライン　» VARIVAS / SUPER TROUT ADVANCE　4id
ルアー »D-CONTACT50. 蝦夷50S.SUGAR MINNOW DRIFT TWITCHER Pepper Micro・・・etc

ロッド » Major Craft / K.G.Lights Light game KGL-782LG
リール » ダイワ精工 / ST-600X
ライン » FLUORO 2id


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