2018年08月08日
Tochigi Mountain Stream
【8月の涼と鮎掛けと僕】

「鮎掛けしたい」
台風後の増水。
渇水だった関東から東北地方。
この雨が、恵みの雨だった。
増水が収まり、垢が洗われ、鮎も散り
どの河川も釣れていた。
これほどまで、釣りに行きたいと思う事も、
最近は、少なくなった。
でもこんな気持ちになるなんて、鮎釣りが、
「下手くそだし、奥が深いし、美味しいから」
しかし、中々行けないのが、大人の事情。
台風明けの休みは、チャムス表参道店で行われた
「タイダイワークショップ」に参加。

今年で35thを迎えるチャムス。
ボディーとなるTシャツも35thモデル。
そのボディーを水で濡らして絞り
柄によって折り方を変える。
今回僕が選んだのは、横模様のタイダイ。
ボディーを横に畳んで輪ゴムで止める。

そこから好きな染料をTシャツの折に合わせて
染色していくのだが、
これがまた難しくもあり、楽しい。
グラデーションを考えながら、染料を入れる。

どんなTシャツになったのかは、
後日送られて来てからのお楽しみ。
とても素敵な空間と楽しいワークショップでした。
台風も過ぎた数日後。
この日は、ワクワクしながら、栃木に日帰り旅。
仕事から帰宅後、数時間寝るつもりが、まったく寝れない。
まるで、遠足前の子供みたいだ。
4号線を走り、埼玉を抜けて
窓を開けると、
外は熱帯夜に残る湿気のある蒸し暑い空気と
稲穂の香り、子供の頃の夏休みを思い出す。
今回、訪れたのは、昨年にフライフィッシングに訪れた、
栃木県 粕尾川
昨年、鮎釣り師が多いと思っていたが、
まさか、一年後に自分が鮎釣りをやるとわね。
人生ってわからないものだ。
6時の囮屋さんオープンの一時間前には到着。

少し休もうかと思ったが、ひと眠りも出来ずに、
偏光を掛けて散歩。
いい流れの渓。
そして水辺に目を向ければ、岩魚やヤマメの姿。
もちろん岩陰には、鮎が見える。

6時のオープンには、多くの鮎師が賑わっていた。
ワクワクしながら、囮を購入して、
ポイントもわからなかったので、余り走らずに
下見をした場所から始める事にした。
瀬のポイント、渇水とは言え押しが強い。
一流し目から、囮が追われ、目印が飛ぶ。
「釣れちゃった」
竿が曲がり、下流に走る。
片手で持てない程のナイスサイズ。
ドタバタしながら、なんとかタモに収めると20㎝オーバー。
強烈に引いた。
そこから3連発の1ポロリ。
今日は、絶好調かと思えば、
周りには鮎師が入って、身動き取れない状況。
そして沈黙の時間が続く。
それに加えて、なんと元気な野鮎3匹が、
自分のミスで逃亡。。振り出しに戻る事に。
ここからのゲーム展開は、厳しかった。
囮は3匹なのだが、瀬のゲーム。

下手くそな僕は、囮がだんだん弱って行く。
それでも何とか掛けるが、
元気の良い野鮎に交換したいと思うプレッシャーなのか、
抜きでポロリを連発。
もうこの時は、どうしようもないと思う程、落胆する。
ゲームオーバーかと思いきや、
何とか野鮎をタモ入れするが、後が続かない
似たような瀬のポイント数回変えて
渋いながらも掛けるが、どれもサイズが大きく、
竿がのされる、抜けない。
バウンドしてポロリ。
「バチン」と音がして水中糸が切れるのが数回。
もう抜くのが怖くなる。
リズムも悪く、天井糸を枝に引っ掛けては、
仕掛けをダメにしたり、貴重な野鮎の囮が
スムーズに交換出来なかったり
手には何回も針を刺すし、滑って転ぶことも数回。
ツ抜けするほど、鮎は掛けています。

どれも本当に良型で体高があり美しい鮎。
渓相も美しくこのフィールドが大好きになったのだが、
何せ自分の腕が悪い。
ひと休憩すると夢中で昼過ぎまで
水分補給もろくにしないで集中していた。

まだまだな僕だけど、鮎釣りは本当に面白い。
ポツリポツリ釣るが、また根が掛かりしたりと
囮も弱り、体力の限界でゲームオーバー。

厳しい状況だったが、それなりに掛けた。
しかし本当に自分のミスと腕で
ここまで追いつめられる展開になるとは、
結果囮3匹入れて計7匹。

9時間の釣行時間で
驚きの4匹しか船に入ってないとは...
まだまだ修行が続く。
今シーズン、再度このフィールドに来ようと思うのだった。
帰りに、一年ぶりの美味しい佐野ラーメン。

麺大盛はとってもボリュームがある。
お腹いっぱいで栃木を後にした僕だった。
東北道の渋滞が無ければ、栃木は本当に近い。
夏の相模湾から帰ってくる時間の半分。
酒屋さんに寄って鮎に合う夏酒をセレクト。
そして今回から、フィッシュグリルなるものを購入していた。
今まで魚を焼く際は、網を使った直火と
フライパンにホイルを張って焼いていたのだが、
お世辞でも美味しいとは言えなかった。
折角の素材が良いのに残念過ぎる。
皮がパリパリで身がふっくら焼ける調理器具が欲しい。
某オークションでナショナル製を1,200円の激安で購入。
しかし送料が1,200円だったのは、ご愛敬。
鮎の串打ちも、きっちりしました。
目から打ち、追星から出して、魚体の真ん中の側線の上側に
直角になる角度で串を出し
再度、尻びれの前方から出すと美しい姿に。
これを、化粧塩と立て塩をしてロースターに入れる。
自宅に粗塩しかなかったので
美しく化粧塩が出来なかったが、
外はパリパリ中は、
しっとりと激ウマ塩焼きの完成。

これに合わせるのは、「山本 ドキドキ」

素晴らしい組み合わせ。
釣りの疲れも癒されて、
幸せな気持ちにさせてくれる。
夏だな、旬だな。
あっと言う間に間食。
また調達してこないとね。

先日は、近所の荒川で花火を見たり。

今年も僕は、大好きな、夏の季節を楽しんでいる。
そしてお盆からは、モンスターを夢見て竜飛へ

一週間の北の旅が始まる。
今年は、どんなドラマがあるのだろうか?
今から、楽しみで仕方ないのである。

にほんブログ村

「鮎掛けしたい」
台風後の増水。
渇水だった関東から東北地方。
この雨が、恵みの雨だった。
増水が収まり、垢が洗われ、鮎も散り
どの河川も釣れていた。
これほどまで、釣りに行きたいと思う事も、
最近は、少なくなった。
でもこんな気持ちになるなんて、鮎釣りが、
「下手くそだし、奥が深いし、美味しいから」
しかし、中々行けないのが、大人の事情。
台風明けの休みは、チャムス表参道店で行われた
「タイダイワークショップ」に参加。

今年で35thを迎えるチャムス。
ボディーとなるTシャツも35thモデル。
そのボディーを水で濡らして絞り
柄によって折り方を変える。
今回僕が選んだのは、横模様のタイダイ。
ボディーを横に畳んで輪ゴムで止める。

そこから好きな染料をTシャツの折に合わせて
染色していくのだが、
これがまた難しくもあり、楽しい。
グラデーションを考えながら、染料を入れる。

どんなTシャツになったのかは、
後日送られて来てからのお楽しみ。
とても素敵な空間と楽しいワークショップでした。
台風も過ぎた数日後。
この日は、ワクワクしながら、栃木に日帰り旅。
仕事から帰宅後、数時間寝るつもりが、まったく寝れない。
まるで、遠足前の子供みたいだ。
4号線を走り、埼玉を抜けて
窓を開けると、
外は熱帯夜に残る湿気のある蒸し暑い空気と
稲穂の香り、子供の頃の夏休みを思い出す。
今回、訪れたのは、昨年にフライフィッシングに訪れた、
栃木県 粕尾川
昨年、鮎釣り師が多いと思っていたが、
まさか、一年後に自分が鮎釣りをやるとわね。
人生ってわからないものだ。
6時の囮屋さんオープンの一時間前には到着。

少し休もうかと思ったが、ひと眠りも出来ずに、
偏光を掛けて散歩。
いい流れの渓。
そして水辺に目を向ければ、岩魚やヤマメの姿。
もちろん岩陰には、鮎が見える。

6時のオープンには、多くの鮎師が賑わっていた。
ワクワクしながら、囮を購入して、
ポイントもわからなかったので、余り走らずに
下見をした場所から始める事にした。
瀬のポイント、渇水とは言え押しが強い。
一流し目から、囮が追われ、目印が飛ぶ。
「釣れちゃった」
竿が曲がり、下流に走る。
片手で持てない程のナイスサイズ。
ドタバタしながら、なんとかタモに収めると20㎝オーバー。
強烈に引いた。
そこから3連発の1ポロリ。
今日は、絶好調かと思えば、
周りには鮎師が入って、身動き取れない状況。
そして沈黙の時間が続く。
それに加えて、なんと元気な野鮎3匹が、
自分のミスで逃亡。。振り出しに戻る事に。
ここからのゲーム展開は、厳しかった。
囮は3匹なのだが、瀬のゲーム。

下手くそな僕は、囮がだんだん弱って行く。
それでも何とか掛けるが、
元気の良い野鮎に交換したいと思うプレッシャーなのか、
抜きでポロリを連発。
もうこの時は、どうしようもないと思う程、落胆する。
ゲームオーバーかと思いきや、
何とか野鮎をタモ入れするが、後が続かない
似たような瀬のポイント数回変えて
渋いながらも掛けるが、どれもサイズが大きく、
竿がのされる、抜けない。
バウンドしてポロリ。
「バチン」と音がして水中糸が切れるのが数回。
もう抜くのが怖くなる。
リズムも悪く、天井糸を枝に引っ掛けては、
仕掛けをダメにしたり、貴重な野鮎の囮が
スムーズに交換出来なかったり
手には何回も針を刺すし、滑って転ぶことも数回。
ツ抜けするほど、鮎は掛けています。

どれも本当に良型で体高があり美しい鮎。
渓相も美しくこのフィールドが大好きになったのだが、
何せ自分の腕が悪い。
ひと休憩すると夢中で昼過ぎまで
水分補給もろくにしないで集中していた。

まだまだな僕だけど、鮎釣りは本当に面白い。
ポツリポツリ釣るが、また根が掛かりしたりと
囮も弱り、体力の限界でゲームオーバー。

厳しい状況だったが、それなりに掛けた。
しかし本当に自分のミスと腕で
ここまで追いつめられる展開になるとは、
結果囮3匹入れて計7匹。

9時間の釣行時間で
驚きの4匹しか船に入ってないとは...
まだまだ修行が続く。
今シーズン、再度このフィールドに来ようと思うのだった。
帰りに、一年ぶりの美味しい佐野ラーメン。

麺大盛はとってもボリュームがある。
お腹いっぱいで栃木を後にした僕だった。
東北道の渋滞が無ければ、栃木は本当に近い。
夏の相模湾から帰ってくる時間の半分。
酒屋さんに寄って鮎に合う夏酒をセレクト。
そして今回から、フィッシュグリルなるものを購入していた。
今まで魚を焼く際は、網を使った直火と
フライパンにホイルを張って焼いていたのだが、
お世辞でも美味しいとは言えなかった。
折角の素材が良いのに残念過ぎる。
皮がパリパリで身がふっくら焼ける調理器具が欲しい。
某オークションでナショナル製を1,200円の激安で購入。
しかし送料が1,200円だったのは、ご愛敬。
鮎の串打ちも、きっちりしました。
目から打ち、追星から出して、魚体の真ん中の側線の上側に
直角になる角度で串を出し
再度、尻びれの前方から出すと美しい姿に。
これを、化粧塩と立て塩をしてロースターに入れる。
自宅に粗塩しかなかったので
美しく化粧塩が出来なかったが、
外はパリパリ中は、
しっとりと激ウマ塩焼きの完成。

これに合わせるのは、「山本 ドキドキ」

素晴らしい組み合わせ。
釣りの疲れも癒されて、
幸せな気持ちにさせてくれる。
夏だな、旬だな。
あっと言う間に間食。
また調達してこないとね。

先日は、近所の荒川で花火を見たり。

今年も僕は、大好きな、夏の季節を楽しんでいる。
そしてお盆からは、モンスターを夢見て竜飛へ

一週間の北の旅が始まる。
今年は、どんなドラマがあるのだろうか?
今から、楽しみで仕方ないのである。

にほんブログ村
Posted by 結城 賢二 at 22:32
│Ayu