2015年09月03日
Sagamiwan Yellowfin Tuna 2015 Part 9
【昨年も…】

前回の相模湾釣行から一週間。
今週も僕は、相模湾の沖に浮いていた。
まだ八月の下旬だと言うのにここ数日は、
残暑と言う言葉すら忘れる程の寒い一日。
この日も10月中旬の陽気で冷たい雨の中での釣行になった。
毎度、お馴染みの小田原港に到着すると滝のような大粒の雨が降る。
僕のハードシェルは限界を超えていて
裏のコーティングが剥がれいるので
既に準備をしているだけでずぶ濡れ。
そろそろシェルも新しいものに買い替えたいもの。
大雨の中に準備をしていると…
暴走軽トラが到着。
誰かと思えば、第二緑龍丸の船長。
みんなは知っていたみたいで
僕だけ知らなかったからスペシャルゲストに驚いた。
盗難にあった際も色々と探してもらったので
お礼と解決した事を話した。
今日は少し遅めに小田原を出港する。

沖に出ると雨も止み。
前回は、無念のバラシに終わっただけに今日こそはと心が弾む。

S戸君の腰にはヘルメットが装置されてた。
先日も某乗合に乗船していた方が、
頭に針が刺さりそのままフルキャストされた為に
皮膚が裂けて痛々しい怪我をされた。
この釣りに慣れてないと近場の沖合で
大きなマグロがバンバン飛んでいる光景を目の当たりにすると
興奮するのは、良くわかる。
特に大勢がミヨシ&胴の間で乗る乗合船では
釣りの技術よりも先に、安全に対して個々に考える事が必要だと思う。
まずはひと呼吸して冷静になり周りを見る力と
キャスト時の「後方確認と声掛け」この二点は
本当に大事な事だと僕は思う。
楽しい釣りが、後味悪く急に港に戻る事の無いようにしたいものだ。
さて、僕らは東に進路を向けると。
纏まりは悪いが、一定の距離を取ると一瞬沸いた。
僕は良いところに入らず、第二緑龍の船長が良いところに入りナルドに出た。
近くで見ていて喰わせたと思ったら、合わせて抜けた。
いい出方だったのに残念。
毎回バラしている僕に「バラシ屋さん」と命名したのに
ちょっと人のこと言えないんじゃないの(笑)
その後は、ここ数日降った雨の影響か今日が悪いのか、浮きが本当に悪い。
餌は相変わらず多いが

マグロが付いておらず
水面直下にイワシだらけで真っ黒にり通り過ぎる事も多い。
鳥もまばらで低空飛行を繰り返す感じ。
時折、マグロが付いていると固まる事もあるが、動きも速い展開。
厳しい一日の予感。
クルージング気味に走っていると流石は大助船長。
遠くにボコボコに出ているナブラを発見。
いい感じに僕の方向に向かって来たので
胴の間から軽くキャストして
数回ロングジャークで誘い出しをすると
浮いた際に横っ飛びで出るが、針に軽く触るのみ。
隣に居たS戸君が「出たじゃないですか」と声を掛けてくるが、
でたんだけどフレンチキスに終わる。
毎回出すんだけど本当に湾マグは難しい。
その後も僕は、違うナブラで余り大きく無い
サイズだがまたしても萬葉 160LPFにフレンチキス
出るけど乗らないのも悔しんだよな。
僕の横では、S戸君がAkiya200で
物凄い横っ飛びでドッカンと出て乗るが「ジーージジ」とドラグで出て
手間に走られて抜ける。
あれは本当に残念だった。
その後もS戸君は、Akiya200と相性が良いのか、2回も出すが
ロッドまで乗ってるのに抜ける。
一番悔しい人はS戸君かも、本当に一本は獲りたかった。

その中で今回の釣行の勝者はK林さん。
一旦散ったナブラの鳥がパラパラと舞う状況で
単発で跳ねだした所からの誘い出しで喰わせた。
僕は後ろでノットを組んでいて
ヒットの声を聞いてミヨシに走る。

大助船長と慎重にファイトを見守る。
先日発売されたばかりのpassions・Spenser 88MLが綺麗に曲がる。

ドキドキしながらなんとか浮いてきてランディング成功。

船に上がったばかりの生きている魚体は、
深いイエローと濃いブルーで美しく輝いている。
これぞ黄肌という風格でカッコイイ。
K林さんおめでとう御座います。

昨年獲った一本と同じ萬葉 180LPFで
そして昨年も藤八丸で
この日と同じ荒れた一日だったのを思い出しました。
8月ラストの日は、I田さんにお呼ばれして嘉丸 若船に遊びに行ってきます。
そんなドラマが待っているか楽しみ。
- TACKLE DATA -
ロッド » Carpenter / BLUE CHASER 84/25R-Poewr Max Super Cobra
リール » SHIMANO / NEW TWIN POWER SW 14000XG
ライン » VARIVAS / Avani Casting PE MAX POWER 4号300m
リーダー »GALIS / CASTMAN/Absorber 80LB
ルアー » 萬葉160LPF イエローアルミ
ロッド » CB ONE / VF786SR
リール » DAIWA / SALTIGA-Z 6500DOGFIGHT×ST6500
ライン » VARIVAS / Avani Casting PE MAX POWER 5号300m
リーダー »GALIS / CASTMAN/Absorber 100LB
ルアー »萬葉180LPF NZアワビ
ロッド » Carpenter / BLUE CHASER 70/18・SMC
リール » DAIWA / SALTIGA-Z 6000GT
ライン » VARIVAS / Avani Casting PE MAX POWER 4号300m
リーダー »GALIS / CASTMAN/Absorber 50LB
ルアー »γ45-160

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前回の相模湾釣行から一週間。
今週も僕は、相模湾の沖に浮いていた。
まだ八月の下旬だと言うのにここ数日は、
残暑と言う言葉すら忘れる程の寒い一日。
この日も10月中旬の陽気で冷たい雨の中での釣行になった。
毎度、お馴染みの小田原港に到着すると滝のような大粒の雨が降る。
僕のハードシェルは限界を超えていて
裏のコーティングが剥がれいるので
既に準備をしているだけでずぶ濡れ。
そろそろシェルも新しいものに買い替えたいもの。
大雨の中に準備をしていると…
暴走軽トラが到着。
誰かと思えば、第二緑龍丸の船長。
みんなは知っていたみたいで
僕だけ知らなかったからスペシャルゲストに驚いた。
盗難にあった際も色々と探してもらったので
お礼と解決した事を話した。
今日は少し遅めに小田原を出港する。

沖に出ると雨も止み。
前回は、無念のバラシに終わっただけに今日こそはと心が弾む。

S戸君の腰にはヘルメットが装置されてた。
先日も某乗合に乗船していた方が、
頭に針が刺さりそのままフルキャストされた為に
皮膚が裂けて痛々しい怪我をされた。
この釣りに慣れてないと近場の沖合で
大きなマグロがバンバン飛んでいる光景を目の当たりにすると
興奮するのは、良くわかる。
特に大勢がミヨシ&胴の間で乗る乗合船では
釣りの技術よりも先に、安全に対して個々に考える事が必要だと思う。
まずはひと呼吸して冷静になり周りを見る力と
キャスト時の「後方確認と声掛け」この二点は
本当に大事な事だと僕は思う。
楽しい釣りが、後味悪く急に港に戻る事の無いようにしたいものだ。
さて、僕らは東に進路を向けると。
纏まりは悪いが、一定の距離を取ると一瞬沸いた。
僕は良いところに入らず、第二緑龍の船長が良いところに入りナルドに出た。
近くで見ていて喰わせたと思ったら、合わせて抜けた。
いい出方だったのに残念。
毎回バラしている僕に「バラシ屋さん」と命名したのに
ちょっと人のこと言えないんじゃないの(笑)
その後は、ここ数日降った雨の影響か今日が悪いのか、浮きが本当に悪い。
餌は相変わらず多いが

マグロが付いておらず
水面直下にイワシだらけで真っ黒にり通り過ぎる事も多い。
鳥もまばらで低空飛行を繰り返す感じ。
時折、マグロが付いていると固まる事もあるが、動きも速い展開。
厳しい一日の予感。
クルージング気味に走っていると流石は大助船長。
遠くにボコボコに出ているナブラを発見。
いい感じに僕の方向に向かって来たので
胴の間から軽くキャストして
数回ロングジャークで誘い出しをすると
浮いた際に横っ飛びで出るが、針に軽く触るのみ。
隣に居たS戸君が「出たじゃないですか」と声を掛けてくるが、
でたんだけどフレンチキスに終わる。
毎回出すんだけど本当に湾マグは難しい。
その後も僕は、違うナブラで余り大きく無い
サイズだがまたしても萬葉 160LPFにフレンチキス
出るけど乗らないのも悔しんだよな。
僕の横では、S戸君がAkiya200で
物凄い横っ飛びでドッカンと出て乗るが「ジーージジ」とドラグで出て
手間に走られて抜ける。
あれは本当に残念だった。
その後もS戸君は、Akiya200と相性が良いのか、2回も出すが
ロッドまで乗ってるのに抜ける。
一番悔しい人はS戸君かも、本当に一本は獲りたかった。

その中で今回の釣行の勝者はK林さん。
一旦散ったナブラの鳥がパラパラと舞う状況で
単発で跳ねだした所からの誘い出しで喰わせた。
僕は後ろでノットを組んでいて
ヒットの声を聞いてミヨシに走る。

大助船長と慎重にファイトを見守る。
先日発売されたばかりのpassions・Spenser 88MLが綺麗に曲がる。

ドキドキしながらなんとか浮いてきてランディング成功。

船に上がったばかりの生きている魚体は、
深いイエローと濃いブルーで美しく輝いている。
これぞ黄肌という風格でカッコイイ。
K林さんおめでとう御座います。

昨年獲った一本と同じ萬葉 180LPFで
そして昨年も藤八丸で
この日と同じ荒れた一日だったのを思い出しました。
8月ラストの日は、I田さんにお呼ばれして嘉丸 若船に遊びに行ってきます。
そんなドラマが待っているか楽しみ。
- TACKLE DATA -
ロッド » Carpenter / BLUE CHASER 84/25R-Poewr Max Super Cobra
リール » SHIMANO / NEW TWIN POWER SW 14000XG
ライン » VARIVAS / Avani Casting PE MAX POWER 4号300m
リーダー »GALIS / CASTMAN/Absorber 80LB
ルアー » 萬葉160LPF イエローアルミ
ロッド » CB ONE / VF786SR
リール » DAIWA / SALTIGA-Z 6500DOGFIGHT×ST6500
ライン » VARIVAS / Avani Casting PE MAX POWER 5号300m
リーダー »GALIS / CASTMAN/Absorber 100LB
ルアー »萬葉180LPF NZアワビ
ロッド » Carpenter / BLUE CHASER 70/18・SMC
リール » DAIWA / SALTIGA-Z 6000GT
ライン » VARIVAS / Avani Casting PE MAX POWER 4号300m
リーダー »GALIS / CASTMAN/Absorber 50LB
ルアー »γ45-160

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Posted by 結城 賢二 at 07:00
│Yellowfin Tuna