2015年07月12日
Sagamiwan Yellowfin Tuna 2015 Part 2
【 1 chance 後の幸福 】

梅雨前線の影響で毎日毎日が鉛色の分厚い空
そして時折強い雨模様の天気が続き
天気予報では、7月に晴れたのは、まだ1日しか無いとかで憂鬱な毎日。
しかも太平洋沖には、台風が3個も停滞している。
今年の湾マグ釣行は、昨今のマグロ人気もあり、
日曜日の乗合船が予約が取れず、週1回の釣行になりそうだ。
前回の釣行から約一週間。
今回は、小田原港の藤八丸さんから出船。

この日は、雨も止み久しぶりに青空が覗く。
午後からは、また雨模様の予想だったが、
少しは天気も味方してくれるとこの時は思っていたが、、、
港を出ると台風の影響でピッチの長いうねりが入っているが、風も無くベタ凪。
東沖に船を走らせると間もなくして濃い濃霧に囲まれる。
この時期から相模湾でよくある光景だが、何もこんな時に限って。
四方八方視界が悪く釣りどころでは無い。
出だしからこの展開に
このまま一日終わってしまうのかと心の中で思ってしまう。
濃霧が少し薄くなりナブラを探しに走るが、東側は水の色が悪く長雨の影響で水潮。
先週に居た鳥も何処かに行ってしまったか、
時折、数羽が飛んでる程でベイトを追っている感覚はなかった。
それでも頑張ってくれるのが藤八丸の船長。
この日は、鳥山を見つける事が困難な状況で
数箇所のソウダガツオのナブラを見つけて誘い出しをする。
それでも鳥が固まる事は無くソウダガツオの足も速い。
後半は西沖に向かうが、ここで雨がポツリポツリと降り出してくる。
東と違い大分水色も良く期待が持てる。
潮目沿いに走りながら、ソウダガツオの群れに数羽の鳥。
並走しながら長い時間を追う。
ある程度の距離を取りながら追うと
何かの拍子で一発だけだが、40kg程のサイズが出た。
マグロは付いているのが確認できるが、その後はなかなか顔を出さない。
他船もこのナブラに気付き近付いてくる。
ここからが、ほんと一瞬の出来事だった。
並走しながらキャストを繰り返す。
追っているソウダガツオの群れにはパラパラと数羽の鳥。
この数羽の鳥が、固まり数匹のマグロが浮いた瞬間だった。
海面が炸裂して僕が声を荒げる「ほら出たじゃん」と
A原君の顔を見ると気付いてない様子。
直ぐにドラグが気持ちよく出てファイト開始。
見た感じだと20kg位のサイズ。

僕の二の舞にならないように「合わせろ合わせろ」と一言行って
直ぐにミヨシでキャストすると良いところに入ってワンジャーク後のストップ時に
「ボコ」と僕に出たが乗らない相変わらず僕は持ってないな。
残念ながらこのキャストでナブラは終了。
ロッドを置いてファイトを見守る事にした。

「大丈夫大丈夫、絶対捕れるよ」と声を掛け
魚が向かってテンションが抜けている時は、
少し冷やりとしたが、持っている男は違う。
難無くリフトして船長がネットインしてくれた。
A原君おめでとう。

※26kg
- TACKLE DATA -
ロッド » Ripple Fisher / Aquila82 AY Swimm 825
リール » DAIWA / SALTIGA 5000H
ライン » SUNLINE / CAST AWAY MONSTER BATTLE 4号300m
リーダー »SUNLINE / SYSTEM SHOCK LEADER 80LB
ルアー » Carpenter / KLL γ 60-180
ラストの相模湾ドラマはあった。
厳しい状況の中でワンチャンスを物にしたA原君に完敗。
そして最後まで頑張って追ってくれた船長に感謝。

藤八丸さんの船は、デッキも広くてキャスティングしやすく初心者の方にもオススメ。
熱い船長が親切に迎えてくれる。
帰港後は、平安丸の哲郎船長が、素晴らしい包丁さばきで解体してくれた。


前から欲しかった萬葉ステッカーをK林さんから貰い。

雨で冷えた体を温めに帰りに箱根湯元で温泉に入り、小田原名物の鈴廣の蒲鉾をお土産に帰宅。

相模湾の潮が入れ替われば、また状況も変わると思うが、
次回は、台風次第になりそうだ。
- TACKLE DATA -
ロッド » Carpenter / BLUE CHASER 84/25R-Poewr Max Super Cobra
リール » DAIWA / SALTIGA-Z 6500DOGFIGHT×ST6500
ライン » VARIVAS / Avani Casting PE MAX POWER 5号300m
リーダー »APPLAUD / SALT MAX SHOCK LEADER 100LB
ルアー » 萬葉160LPF NZアワビ
ロッド » CB ONE / VF786SR
リール » DAIWA / SALTIGA-Z 6000GT
ライン » VARIVAS / Avani Casting PE MAX POWER 4号300m
リーダー »APPLAUD / SALT MAX SHOCK LEADER 100LB
ルアー »γ45-160.萬葉180LPF NZアワビ
ロッド » Carpenter / BLUE CHASER 70/18・SMC
リール » DAIWA / SALTIGA BLST 4500
ライン » GOSEN / J-SQURE 3号300m
リーダー »GALIS / CASTMAN/Absorber 50LB
ルアー »萬葉160LPF

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梅雨前線の影響で毎日毎日が鉛色の分厚い空
そして時折強い雨模様の天気が続き
天気予報では、7月に晴れたのは、まだ1日しか無いとかで憂鬱な毎日。
しかも太平洋沖には、台風が3個も停滞している。
今年の湾マグ釣行は、昨今のマグロ人気もあり、
日曜日の乗合船が予約が取れず、週1回の釣行になりそうだ。
前回の釣行から約一週間。
今回は、小田原港の藤八丸さんから出船。

この日は、雨も止み久しぶりに青空が覗く。
午後からは、また雨模様の予想だったが、
少しは天気も味方してくれるとこの時は思っていたが、、、
港を出ると台風の影響でピッチの長いうねりが入っているが、風も無くベタ凪。
東沖に船を走らせると間もなくして濃い濃霧に囲まれる。
この時期から相模湾でよくある光景だが、何もこんな時に限って。
四方八方視界が悪く釣りどころでは無い。
出だしからこの展開に
このまま一日終わってしまうのかと心の中で思ってしまう。
濃霧が少し薄くなりナブラを探しに走るが、東側は水の色が悪く長雨の影響で水潮。
先週に居た鳥も何処かに行ってしまったか、
時折、数羽が飛んでる程でベイトを追っている感覚はなかった。
それでも頑張ってくれるのが藤八丸の船長。
この日は、鳥山を見つける事が困難な状況で
数箇所のソウダガツオのナブラを見つけて誘い出しをする。
それでも鳥が固まる事は無くソウダガツオの足も速い。
後半は西沖に向かうが、ここで雨がポツリポツリと降り出してくる。
東と違い大分水色も良く期待が持てる。
潮目沿いに走りながら、ソウダガツオの群れに数羽の鳥。
並走しながら長い時間を追う。
ある程度の距離を取りながら追うと
何かの拍子で一発だけだが、40kg程のサイズが出た。
マグロは付いているのが確認できるが、その後はなかなか顔を出さない。
他船もこのナブラに気付き近付いてくる。
ここからが、ほんと一瞬の出来事だった。
並走しながらキャストを繰り返す。
追っているソウダガツオの群れにはパラパラと数羽の鳥。
この数羽の鳥が、固まり数匹のマグロが浮いた瞬間だった。
海面が炸裂して僕が声を荒げる「ほら出たじゃん」と
A原君の顔を見ると気付いてない様子。
直ぐにドラグが気持ちよく出てファイト開始。
見た感じだと20kg位のサイズ。

僕の二の舞にならないように「合わせろ合わせろ」と一言行って
直ぐにミヨシでキャストすると良いところに入ってワンジャーク後のストップ時に
「ボコ」と僕に出たが乗らない相変わらず僕は持ってないな。
残念ながらこのキャストでナブラは終了。
ロッドを置いてファイトを見守る事にした。

「大丈夫大丈夫、絶対捕れるよ」と声を掛け
魚が向かってテンションが抜けている時は、
少し冷やりとしたが、持っている男は違う。
難無くリフトして船長がネットインしてくれた。
A原君おめでとう。

※26kg
- TACKLE DATA -
ロッド » Ripple Fisher / Aquila82 AY Swimm 825
リール » DAIWA / SALTIGA 5000H
ライン » SUNLINE / CAST AWAY MONSTER BATTLE 4号300m
リーダー »SUNLINE / SYSTEM SHOCK LEADER 80LB
ルアー » Carpenter / KLL γ 60-180
ラストの相模湾ドラマはあった。
厳しい状況の中でワンチャンスを物にしたA原君に完敗。
そして最後まで頑張って追ってくれた船長に感謝。

藤八丸さんの船は、デッキも広くてキャスティングしやすく初心者の方にもオススメ。
熱い船長が親切に迎えてくれる。
帰港後は、平安丸の哲郎船長が、素晴らしい包丁さばきで解体してくれた。


前から欲しかった萬葉ステッカーをK林さんから貰い。

雨で冷えた体を温めに帰りに箱根湯元で温泉に入り、小田原名物の鈴廣の蒲鉾をお土産に帰宅。

相模湾の潮が入れ替われば、また状況も変わると思うが、
次回は、台風次第になりそうだ。
- TACKLE DATA -
ロッド » Carpenter / BLUE CHASER 84/25R-Poewr Max Super Cobra
リール » DAIWA / SALTIGA-Z 6500DOGFIGHT×ST6500
ライン » VARIVAS / Avani Casting PE MAX POWER 5号300m
リーダー »APPLAUD / SALT MAX SHOCK LEADER 100LB
ルアー » 萬葉160LPF NZアワビ
ロッド » CB ONE / VF786SR
リール » DAIWA / SALTIGA-Z 6000GT
ライン » VARIVAS / Avani Casting PE MAX POWER 4号300m
リーダー »APPLAUD / SALT MAX SHOCK LEADER 100LB
ルアー »γ45-160.萬葉180LPF NZアワビ
ロッド » Carpenter / BLUE CHASER 70/18・SMC
リール » DAIWA / SALTIGA BLST 4500
ライン » GOSEN / J-SQURE 3号300m
リーダー »GALIS / CASTMAN/Absorber 50LB
ルアー »萬葉160LPF

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Posted by 結城 賢二 at 16:33
│Yellowfin Tuna