2015年10月23日
Surugawan Light Jigging Game
【駿河湾で秋の夜長を楽しむ】

早いもので10月も中旬が過ぎ今年も残り3ヶ月を切った。
今回の釣行は、何処に行こうか色々と悩んだが、
先週の駿河湾の太刀魚ジギングが中止になってしまったので
船長の「来週またきてよ」の言葉で駿河湾の太刀魚釣行に行ってきた。
駿河湾の太刀魚。
僕にとっては、ここ2年間時化で一度も乗れてないという事態。
こんなにも相性が悪い事はあるのかと思うほど。
今回も数日前から気象情報をチェクすると台風が接近中。
週末はアウトかと思っていたが、うまい具合に北上してくれたので難を逃れた。
今回お世話になったのは、静浦港 勘栄丸さん。
15時出船の早夜船にお邪魔した。
タックルは、ジギングと最近話題のサーベルテンヤの2本用意。

サーベルテンヤの釣りが前々から一度やってみたかった。
港を出て10分しないで入道浜沖のポイントに到着。
今日は2年間乗れなかったのは嘘のようなベタ凪の海でとても気持ちがいい。

まだまだアンカー入れまで時間があるので海を眺めながらぼ~としていると
船長が、ルアー少しやってみなって事で軽く釣り開始をする。
水深は50m前後。
開始早々に底付近でバイト。
太刀魚にしては引かない。
上がってきたのはエソ

その後も太刀魚では無くエソが連発。
シャクリを変えながら太刀魚を狙うが、群れが居ないのか一向にアタリが無かった。
そうこうしているとアンカー入れの時間になり今日のポイントに移動。
さあ、これからが本番。
真っ赤に沈む夕日を見ながら本命太刀魚を狙う。

船長が「隣の船のルアーにヒットしたからこっちのルアーにも当たるよ」とアナウンスが入って
直ぐに力強い「ドス」と久しぶりの太刀魚のアタリ。
この感触が堪らない。

この一匹を皮切りに太刀魚祭りが開幕。
チョイ投げしてフォーリング中に何バイトある事か…
この日は、フォーリングとシャクリの後の「食いの間」でバイトが集中。

今回始めて使用するシグ
JACKALL・アンチョビメタル TYPE-2 80gがバイト数も多く活躍してくれたが、無念のロスト。
スライド幅の大きなジグを主体にローテションしながら色々と試してみたが、
活性が高くヒットするレンジもバラバラ。
120gを試したり60gまで落としたり
カラーも色々と試したが圧倒的だったのがピンク系

カラーだけはヒットの差が激しかった。
全く当たらない食い渋りの時間が無く。
ジグにヒットするものだからサーベルテンヤの出番が無い。
そろそろジグの釣りに飽きた所でロッドを持ち替えて
初サーベルテンヤ釣りに挑戦した。
30gのテンヤにサンマをセットして釣り開始。
ボトムまで落ちる間にヒット。
メッキ用のライトロッドがバットからベンドカーブを描く。
ライトロッドで太刀魚の引きを楽しめることはとても面白い。

次はボトムから軽くジャークしてアタリを待つと
即座にテップにアタリが出て力強く食い込む。

これは天秤の餌釣りよりも攻撃的な釣りで
尚且つジグが渋い時には効果的で
ゲーム性がありとても面白いと思った。
駿河湾の夜に浮かぶホタルを見ながら後半はのんびり楽しんだ。

「後30分で帰るよ」と船長のアナウンスがあるまでポツポツと釣れ続き。
僕にとって2年振りの駿河湾の太刀魚釣りは素晴らしい一夜になった。

また港に戻ると船長と息子さんに「また来ます。」と一言声をかけて帰路に着いた。
翌日、クーラーを開けて数えると46本も入っていた。
こんな太刀魚つったのは正直始めて。
さて一日包丁を持って頑張った。

味醂・醤油・酒を2:2:1で1時間ほど漬け込んだ味醂干し。
海水より少し濃度の濃い塩水に一時間漬け込んだ。
定番の一夜干し


ジップロックで冷凍してしまえば、好きな時に美味しい干物が楽しめる。
市販の白だしと酒を1:1そして一味を入れて2日間漬け込んだ
白だし漬け


3枚に下ろした太刀魚に身に大葉と梅肉を巻いて天ぷらに


先日、味のマチダヤさんで買っていた鍋島。

太刀魚の炙りに刺身


マスカットのような芳醇な香りと舌を刺激する酸の鍋島。
優しい太刀魚の身の甘さと脂のコクがよく合う。

美味しい地酒に旨い肴。
釣りの疲れも吹き飛ぶ癒しの時間。
秋の夜長にまったりと呑み次回の釣行を考える
そんな時間が好きな僕が居る。

- TACKLE DATA -
ロッド » Angler's Republic Palms / METAL WITCH MWVC-633A
リール » DAIWA / AGGREST PE LINE SPECIAL
ライン » GOSEN / Light Tackle G 0.8号
リーダー » GALIS FC / Absorber 25LB 3ヒロ
先糸 » GALIS FC / Absorber 50LB 50cm
ルアー » アンチョビメタル TYPE-2.C1.江戸っ子ジグ…etc
ロッド » Major Craft / K.G.Lights Light game KGL-782LG
リール » DAIWA/CERTATE2500R STUDIO OceanMark NO LIMITS Full Custom
ライン » VARIVAS / High Grade PE0.6号
リーダー » GALIS FC / Absorber 25LB 3ヒロ
先糸 » GALIS FC / Absorber 50LB 50cm
ルアー » SABEL TENYA i4 30g

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早いもので10月も中旬が過ぎ今年も残り3ヶ月を切った。
今回の釣行は、何処に行こうか色々と悩んだが、
先週の駿河湾の太刀魚ジギングが中止になってしまったので
船長の「来週またきてよ」の言葉で駿河湾の太刀魚釣行に行ってきた。
駿河湾の太刀魚。
僕にとっては、ここ2年間時化で一度も乗れてないという事態。
こんなにも相性が悪い事はあるのかと思うほど。
今回も数日前から気象情報をチェクすると台風が接近中。
週末はアウトかと思っていたが、うまい具合に北上してくれたので難を逃れた。
今回お世話になったのは、静浦港 勘栄丸さん。
15時出船の早夜船にお邪魔した。
タックルは、ジギングと最近話題のサーベルテンヤの2本用意。

サーベルテンヤの釣りが前々から一度やってみたかった。
港を出て10分しないで入道浜沖のポイントに到着。
今日は2年間乗れなかったのは嘘のようなベタ凪の海でとても気持ちがいい。

まだまだアンカー入れまで時間があるので海を眺めながらぼ~としていると
船長が、ルアー少しやってみなって事で軽く釣り開始をする。
水深は50m前後。
開始早々に底付近でバイト。
太刀魚にしては引かない。
上がってきたのはエソ

その後も太刀魚では無くエソが連発。
シャクリを変えながら太刀魚を狙うが、群れが居ないのか一向にアタリが無かった。
そうこうしているとアンカー入れの時間になり今日のポイントに移動。
さあ、これからが本番。
真っ赤に沈む夕日を見ながら本命太刀魚を狙う。

船長が「隣の船のルアーにヒットしたからこっちのルアーにも当たるよ」とアナウンスが入って
直ぐに力強い「ドス」と久しぶりの太刀魚のアタリ。
この感触が堪らない。

この一匹を皮切りに太刀魚祭りが開幕。
チョイ投げしてフォーリング中に何バイトある事か…
この日は、フォーリングとシャクリの後の「食いの間」でバイトが集中。

今回始めて使用するシグ
JACKALL・アンチョビメタル TYPE-2 80gがバイト数も多く活躍してくれたが、無念のロスト。
スライド幅の大きなジグを主体にローテションしながら色々と試してみたが、
活性が高くヒットするレンジもバラバラ。
120gを試したり60gまで落としたり
カラーも色々と試したが圧倒的だったのがピンク系

カラーだけはヒットの差が激しかった。
全く当たらない食い渋りの時間が無く。
ジグにヒットするものだからサーベルテンヤの出番が無い。
そろそろジグの釣りに飽きた所でロッドを持ち替えて
初サーベルテンヤ釣りに挑戦した。
30gのテンヤにサンマをセットして釣り開始。
ボトムまで落ちる間にヒット。
メッキ用のライトロッドがバットからベンドカーブを描く。
ライトロッドで太刀魚の引きを楽しめることはとても面白い。

次はボトムから軽くジャークしてアタリを待つと
即座にテップにアタリが出て力強く食い込む。

これは天秤の餌釣りよりも攻撃的な釣りで
尚且つジグが渋い時には効果的で
ゲーム性がありとても面白いと思った。
駿河湾の夜に浮かぶホタルを見ながら後半はのんびり楽しんだ。

「後30分で帰るよ」と船長のアナウンスがあるまでポツポツと釣れ続き。
僕にとって2年振りの駿河湾の太刀魚釣りは素晴らしい一夜になった。

また港に戻ると船長と息子さんに「また来ます。」と一言声をかけて帰路に着いた。
翌日、クーラーを開けて数えると46本も入っていた。
こんな太刀魚つったのは正直始めて。
さて一日包丁を持って頑張った。

味醂・醤油・酒を2:2:1で1時間ほど漬け込んだ味醂干し。
海水より少し濃度の濃い塩水に一時間漬け込んだ。
定番の一夜干し


ジップロックで冷凍してしまえば、好きな時に美味しい干物が楽しめる。
市販の白だしと酒を1:1そして一味を入れて2日間漬け込んだ
白だし漬け


3枚に下ろした太刀魚に身に大葉と梅肉を巻いて天ぷらに


先日、味のマチダヤさんで買っていた鍋島。

太刀魚の炙りに刺身


マスカットのような芳醇な香りと舌を刺激する酸の鍋島。
優しい太刀魚の身の甘さと脂のコクがよく合う。

美味しい地酒に旨い肴。
釣りの疲れも吹き飛ぶ癒しの時間。
秋の夜長にまったりと呑み次回の釣行を考える
そんな時間が好きな僕が居る。

- TACKLE DATA -
ロッド » Angler's Republic Palms / METAL WITCH MWVC-633A
リール » DAIWA / AGGREST PE LINE SPECIAL
ライン » GOSEN / Light Tackle G 0.8号
リーダー » GALIS FC / Absorber 25LB 3ヒロ
先糸 » GALIS FC / Absorber 50LB 50cm
ルアー » アンチョビメタル TYPE-2.C1.江戸っ子ジグ…etc
ロッド » Major Craft / K.G.Lights Light game KGL-782LG
リール » DAIWA/CERTATE2500R STUDIO OceanMark NO LIMITS Full Custom
ライン » VARIVAS / High Grade PE0.6号
リーダー » GALIS FC / Absorber 25LB 3ヒロ
先糸 » GALIS FC / Absorber 50LB 50cm
ルアー » SABEL TENYA i4 30g

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Posted by 結城 賢二 at 01:37
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