2013年09月16日
Miyagi Mountain Stream
毎日、殺伐とした雑踏の中、猛スピードで時間だけが、流れていく。
歪んだ心を洗い流すべく、地元宮城へ帰郷がてら、渓に入りに行ってきた。
都内から高速で、3時間強で森の都へ降り立ったのは、白石水系
Jimnyは林道が似合う
林道を突き進み、4か所程、走り回るが、何処も渇水で枯れてた。
仕方なく本流域の上流部へ
※宮城県の渓流に多い、石灰岩の浸食による渓流
焦る気持ちを抑えて、深呼吸をして入渓する。
水の中は、十分晩秋を感じる位の冷たさでナイロンウェダーでは寒い位
水量も十分、厄介なアブも少なく
釣り人にとっては、申し分ない条件だった。
しかし、しばらく上がって行くが、追いも無く生命観が乏しい
数百メートル程上がるが、チェイスも無く堰堤に来てしまった。
ここぞと言う渕を流しても、魚を見ることはなかった。
この時点で正午過ぎ、一向に魚の姿も確認出来ないので、焦りを感じる。
このまま、南陽方面へ抜けていこうかとも考えたが、
一路大幅に移動する事にした。
堰堤から帰路の途中、珍しく秋口のワラビが群生していた。
摘もうとしたが、夢中になってしまうのと、
実家の食卓で食べれるだろうと思い、白石水系を後にした。
正午も過ぎ、午前の晴天とは変り、小雨交じりの鉛色の空。
時間も無いので、プレッシャーも高いだろうが、比較的入り易い渓へ
数キャストで、やっとレインボーが顔を出してくれた。
養魚場から逃げ出した個体だろうが、沈黙の時間が長かっただけに
本当に嬉しい一匹であり、この日の価値ある一匹。
その後、釣り上がると、子山女魚が相手をしてくれた。
日が暮れるのが、早くなり時間を気にして車へ戻りフィールドを後にした。
実家に戻ると、やはりワラビの醤油漬けが出た。
歯触りと香りと苦みで、酒の肴には絶品だ。
2日目は、違う水系を攻める事に。
朝のフィールドは、何とも言えない気持ちよさがある。
しかし誰が、こんな事をしたのだろうか?誰が悪いのか?
心が締め付けられる思いである。 この里川で朝からロッドを振るが、魚が顔を出すことなく早々に
林道を走り、支流の上流部を上がって行く事にした。
チェイスは、飽きない程にあり 何とかやっと顔を出してくれた 。東北独特のトルクフルな引きの山女魚。
秋らしく色づき始め、なんとも言えない魚体の綺麗さがある。
サイズはともかく、来て良かったと、心から思わせてくれた。 その後も、小さいながらも
ちょっとした瀬からは元気に飛び出してくれたり、
楽しい時間を過ごさせてくれた。 夢中になりすぎて、数キロは上がっただろうか、
大石の深場から、出てきたのは、尺には届かないが、
出会えてよかった。ありがとう! もう十分、心を癒してくれた。 この一匹を最後に、渓を後にした。
※野生のクレソン
※今回は、10匹以上の蛇に会ったかもしれない
※無事に入渓ポイントに戻ってこれるとほっとする
里に降りると、晩秋収穫の蕎麦の花が咲いていたり
アキアカネが飛んでいた。
稲穂が色づき始め秋を十分に感じる。
都内では、感じられない匂い、香り、色彩、心が洗われる。
本当に来てよかった。
次は、新緑の5月に、東北の渓に入りに行こう!
そう心に誓い故郷東北を、後にした。
- TACKLE DATA -
ロッド » SMITH/Super Strike TROUTIN`SPIN GS-50ULTR
リール » DAIWA/SPORTLINE ST-600X
ライン » ナイロン3ポンド
ルアー » D-INCITE44.蝦夷50S.METS40s.Alexandra50S・・・etc
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歪んだ心を洗い流すべく、地元宮城へ帰郷がてら、渓に入りに行ってきた。
都内から高速で、3時間強で森の都へ降り立ったのは、白石水系
Jimnyは林道が似合う
林道を突き進み、4か所程、走り回るが、何処も渇水で枯れてた。
仕方なく本流域の上流部へ
※宮城県の渓流に多い、石灰岩の浸食による渓流
焦る気持ちを抑えて、深呼吸をして入渓する。
水の中は、十分晩秋を感じる位の冷たさでナイロンウェダーでは寒い位
水量も十分、厄介なアブも少なく
釣り人にとっては、申し分ない条件だった。
しかし、しばらく上がって行くが、追いも無く生命観が乏しい
数百メートル程上がるが、チェイスも無く堰堤に来てしまった。
ここぞと言う渕を流しても、魚を見ることはなかった。
この時点で正午過ぎ、一向に魚の姿も確認出来ないので、焦りを感じる。
このまま、南陽方面へ抜けていこうかとも考えたが、
一路大幅に移動する事にした。
堰堤から帰路の途中、珍しく秋口のワラビが群生していた。
摘もうとしたが、夢中になってしまうのと、
実家の食卓で食べれるだろうと思い、白石水系を後にした。
正午も過ぎ、午前の晴天とは変り、小雨交じりの鉛色の空。
時間も無いので、プレッシャーも高いだろうが、比較的入り易い渓へ
数キャストで、やっとレインボーが顔を出してくれた。
養魚場から逃げ出した個体だろうが、沈黙の時間が長かっただけに
本当に嬉しい一匹であり、この日の価値ある一匹。
その後、釣り上がると、子山女魚が相手をしてくれた。
日が暮れるのが、早くなり時間を気にして車へ戻りフィールドを後にした。
実家に戻ると、やはりワラビの醤油漬けが出た。
歯触りと香りと苦みで、酒の肴には絶品だ。
2日目は、違う水系を攻める事に。
朝のフィールドは、何とも言えない気持ちよさがある。
しかし誰が、こんな事をしたのだろうか?誰が悪いのか?
心が締め付けられる思いである。 この里川で朝からロッドを振るが、魚が顔を出すことなく早々に
林道を走り、支流の上流部を上がって行く事にした。
チェイスは、飽きない程にあり 何とかやっと顔を出してくれた 。東北独特のトルクフルな引きの山女魚。
秋らしく色づき始め、なんとも言えない魚体の綺麗さがある。
サイズはともかく、来て良かったと、心から思わせてくれた。 その後も、小さいながらも
ちょっとした瀬からは元気に飛び出してくれたり、
楽しい時間を過ごさせてくれた。 夢中になりすぎて、数キロは上がっただろうか、
大石の深場から、出てきたのは、尺には届かないが、
出会えてよかった。ありがとう! もう十分、心を癒してくれた。 この一匹を最後に、渓を後にした。
※野生のクレソン
※今回は、10匹以上の蛇に会ったかもしれない
※無事に入渓ポイントに戻ってこれるとほっとする
里に降りると、晩秋収穫の蕎麦の花が咲いていたり
アキアカネが飛んでいた。
稲穂が色づき始め秋を十分に感じる。
都内では、感じられない匂い、香り、色彩、心が洗われる。
本当に来てよかった。
次は、新緑の5月に、東北の渓に入りに行こう!
そう心に誓い故郷東北を、後にした。
- TACKLE DATA -
ロッド » SMITH/Super Strike TROUTIN`SPIN GS-50ULTR
リール » DAIWA/SPORTLINE ST-600X
ライン » ナイロン3ポンド
ルアー » D-INCITE44.蝦夷50S.METS40s.Alexandra50S・・・etc
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Posted by 結城 賢二 at 13:16
│Japan Trout