2019年09月09日
Yamanasi Mountain Stream
【9月の秋色探し】

早いもので暦は9月
雨が降ったり、野暮用があったりで
釣りに行けない日が続いてた。
9月に入り、渓流シーズンも終盤。
前回ホームに行ったのは、4月。
年券を買っても昨年は、片手以下、今年なんて2回とは...
春ゼミのシーズンも、真夏の岩魚も釣らないまま、時間が経ってしまった。
日曜日、月曜日の貴重な連休だったが、
週末に台風15号が接近。
これはダメかと思ったが、速度が遅くどうやら、
日曜日は釣りに行けそうだ。
久しぶりに朝起きをして、山梨のホームへ向かった。
日が明けるのもの大分遅くなった。
そんな事を思いながら、通いなれた道を走り、
6時頃に林道に到着する、林道を進むと、
車も無くフレッシュな状態で釣りが出来そうだ。
早速、準備をして入渓地点の崖を降りていく。
しかし久しぶりに来ると、ほんと谷が深い。
「ここまで深かった?」と思う程、素人では厳しい渓。
ようやく降り立つと、良い感じの水量で釣れそう。

直ぐに顔を出してくれるかと思いきや、全く居ない。
なんか違和感があると思いきや、乾いた岩には、シューズの後。
すると二人のルアーマンの姿。
「そいいう事か」納得と同時に、車も無かったし、一体何処から降りてきたんだ?
そんな事を思って二人を見ると魚券すら無い密漁者だった。
ここの渓のような、山奥の深い谷の渓には、よく居るんだよね。
マナーも何も無い釣り人がさ。
こんな所でキープまでして、恥ずかしくないのか、
何とか、竿抜けを打ちながら、久しぶりの岩魚が元気にバイト。
やっぱ居れば、素直に掛かってくれる。

しかし後が続く事もなく、チェイスすら無い。
足跡も多く、連日の場荒れもあるんだろう、
あの釣り人を見た後、気分も悪くなり、溜まらず退渓した僕だった。
車に戻ると、時刻は9時ぐらい、さて何処へ行こうか、
何処も路肩には、車が停まっている。
まあ、シーズン終盤の日曜日だから仕方無い。
それなら、残りの体力を難易度Aクラスの場所で使う事にした。
案の定、車は無かったので入渓する事にした。
滑落したら即死。
50m程の崖をロープで慎重に降りていく。
下を見ると足が竦む。
伊豆の磯も大抵こんな場所が多いが、
何度来ても、慣れないものである。
無事に谷底へ降りると、
普段の生活からかけ離れた、世界が広がる

ゴルジュの谷に一人。
恐さと楽しさの中に、
今日は何処まで歩いて行こうかと思う冒険心。
ここで死んだら誰が見つけてくれるのか?
熊居ないよな?
まあ、色んな気持ちが入り混じる。
ここまで苦労しても大して釣れない事もしばしば。
やはり、数日前と思われる足跡はあった。
それでも、ポツリポツリと岩魚が顔を出してくれる。

これで今年も見納めかな。
そんな事を思って一歩一歩登ってみる。

小さな滝が流れていたり、
木々には、キノコの姿も多くなってきた。
良い風景に心が癒される。

久しぶりの渓歩き。
そろそろ体力も限界で、平衡感覚が無くなり、
数回のドボンで全身ずぶ濡れ。
笑っちゃう位、体力落ちたな。
それでも気持ちがいいや。

無理は禁物。
退渓ポイントは、まだまだ先だったが、
そろそろ終わりにする事にした。

今年は、これで最後かな。
また来年、美しい渓魚に会いに来よう。
無事に車に戻ると、青空の隙間から
流れるように雲が動いていた。
すると、突然の大雨。
ギリギリセーフ。
そんな秋空に、台風の接近を感じた一日だった。
-TACKLE DATA -
Rod: POWERFUL WORKER / Glasso! 3ft
Grip: GLASS EYE / ハンドカーブ・スーパー・ショート・エルゴノハンドル
Reel: SHIMANO / ALDEBARAN BFS XG
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB Lure: Buddy 50s.Rough Stream Minnow50.Matt Homura50s.Spino Minnow fat50s.slim50s.・・etc
Rod: SOULS / TROUT FINALIST EXPLORER 50LS Ver2
Reel: SHIMANO / TWINPOWER 2000HGS×わたらせ樹脂工房 楓瘤
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB

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早いもので暦は9月
雨が降ったり、野暮用があったりで
釣りに行けない日が続いてた。
9月に入り、渓流シーズンも終盤。
前回ホームに行ったのは、4月。
年券を買っても昨年は、片手以下、今年なんて2回とは...
春ゼミのシーズンも、真夏の岩魚も釣らないまま、時間が経ってしまった。
日曜日、月曜日の貴重な連休だったが、
週末に台風15号が接近。
これはダメかと思ったが、速度が遅くどうやら、
日曜日は釣りに行けそうだ。
久しぶりに朝起きをして、山梨のホームへ向かった。
日が明けるのもの大分遅くなった。
そんな事を思いながら、通いなれた道を走り、
6時頃に林道に到着する、林道を進むと、
車も無くフレッシュな状態で釣りが出来そうだ。
早速、準備をして入渓地点の崖を降りていく。
しかし久しぶりに来ると、ほんと谷が深い。
「ここまで深かった?」と思う程、素人では厳しい渓。
ようやく降り立つと、良い感じの水量で釣れそう。

直ぐに顔を出してくれるかと思いきや、全く居ない。
なんか違和感があると思いきや、乾いた岩には、シューズの後。
すると二人のルアーマンの姿。
「そいいう事か」納得と同時に、車も無かったし、一体何処から降りてきたんだ?
そんな事を思って二人を見ると魚券すら無い密漁者だった。
ここの渓のような、山奥の深い谷の渓には、よく居るんだよね。
マナーも何も無い釣り人がさ。
こんな所でキープまでして、恥ずかしくないのか、
何とか、竿抜けを打ちながら、久しぶりの岩魚が元気にバイト。
やっぱ居れば、素直に掛かってくれる。

しかし後が続く事もなく、チェイスすら無い。
足跡も多く、連日の場荒れもあるんだろう、
あの釣り人を見た後、気分も悪くなり、溜まらず退渓した僕だった。
車に戻ると、時刻は9時ぐらい、さて何処へ行こうか、
何処も路肩には、車が停まっている。
まあ、シーズン終盤の日曜日だから仕方無い。
それなら、残りの体力を難易度Aクラスの場所で使う事にした。
案の定、車は無かったので入渓する事にした。
滑落したら即死。
50m程の崖をロープで慎重に降りていく。
下を見ると足が竦む。
伊豆の磯も大抵こんな場所が多いが、
何度来ても、慣れないものである。
無事に谷底へ降りると、
普段の生活からかけ離れた、世界が広がる

ゴルジュの谷に一人。
恐さと楽しさの中に、
今日は何処まで歩いて行こうかと思う冒険心。
ここで死んだら誰が見つけてくれるのか?
熊居ないよな?
まあ、色んな気持ちが入り混じる。
ここまで苦労しても大して釣れない事もしばしば。
やはり、数日前と思われる足跡はあった。
それでも、ポツリポツリと岩魚が顔を出してくれる。

これで今年も見納めかな。
そんな事を思って一歩一歩登ってみる。

小さな滝が流れていたり、
木々には、キノコの姿も多くなってきた。
良い風景に心が癒される。

久しぶりの渓歩き。
そろそろ体力も限界で、平衡感覚が無くなり、
数回のドボンで全身ずぶ濡れ。
笑っちゃう位、体力落ちたな。
それでも気持ちがいいや。

無理は禁物。
退渓ポイントは、まだまだ先だったが、
そろそろ終わりにする事にした。

今年は、これで最後かな。
また来年、美しい渓魚に会いに来よう。
無事に車に戻ると、青空の隙間から
流れるように雲が動いていた。
すると、突然の大雨。
ギリギリセーフ。
そんな秋空に、台風の接近を感じた一日だった。
-TACKLE DATA -
Rod: POWERFUL WORKER / Glasso! 3ft
Grip: GLASS EYE / ハンドカーブ・スーパー・ショート・エルゴノハンドル
Reel: SHIMANO / ALDEBARAN BFS XG
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB Lure: Buddy 50s.Rough Stream Minnow50.Matt Homura50s.Spino Minnow fat50s.slim50s.・・etc
Rod: SOULS / TROUT FINALIST EXPLORER 50LS Ver2
Reel: SHIMANO / TWINPOWER 2000HGS×わたらせ樹脂工房 楓瘤
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB
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Posted by 結城 賢二 at 18:33
│Japan Trout