2015年11月14日
Kanna RIver C&R
【晩秋の紅と虹】

今週は、日立丸さんから出船してキャスティングの予定が
時化の為に中止となってしまった。

初の海域での釣行、そしてサンマパターンの大型キハダ狙いと。
とても魅力的で夢があってワクワクしていただけに残念だったが、
この季節の海は時化る事が多いので仕方無い。
さて何処へ行こうか悩む所。
今週末は雨の予報。
雨が降るたびに、冬が駆け足でやってくるこの季節。
貴重な晴れた一日釣りに行かないのは、勿体無い。
晩秋って言葉が、よく似合う日。
美しい紅葉を見にジムニーを走らせた。
山間部に入ると色付いた木々。

ワインディングを走りながら運転席から見える光景は、溜息が出るほど美しい。

イロトリドリの世界。

四季を感じて一年を過ごせる日本に誇りを感じる。

ゆっくり9時に神流川に到着して
受付でライセンスを購入する。

落ち葉が広がる河川敷。

都内とは違い気温8度のツーンとする冷えた乾いた空気がなんとも言えない。
今日はミノーイングだけで釣りをしたい。
そんな事を思いながら、禁漁後初の渓流釣りの正装に着替える。
今日も一日宜しくお願いします。
心の中で挨拶をして釣りを開始する。
強い流れがあたる岩陰をトレースすると怖いほど大きな黒い影がミノーを襲う。
フッキングはしなかったが、開始早々の出来事で
心臓がドキドキしながら「居るじゃん」と
安堵とこれからの期待感で一杯になる。
しかし連日のプレッシャーなのか、流れの緩いふらついている個体は
ミノーでは厳しい状況。
このような場所はフライマンに任せて
僕は徹底的に障害物周りや流れのあたるエリアをタイトに狙い
食い気のある個体をテンポ良く探し歩いた。
先ほどと同じシチュエーションでミノーをトレースする。
70はあろうか極太のサイズがギラっと反転してフックアップした瞬間に
1m以上のジャンプをしてラインテンションが抜けたと同時に
謎のラインブレイク。
飲まれすぎたのか?
本当に魚には申し訳無い事をしてしまった。
僕の腕の無さに反省。
朝一は、なにげに食い気のある個体も凄く多かった。
ここぞと狙うポイントではコンタクトがあった。
しかしシングルバーブレスは一気に伸ばされて
なかなか思うようにファイトが出来ない。
少しドラグを緩めて、体ごと下流に追わないと厳しいサイズばかり。
そんな中でやっとヒットして素晴らしいファイトを楽しむ。
数度の迫力ある大ジャンプ。
レインボー特有のトルクフルな強い引き。


出会えた事に感謝して暫くの間見とれてしまった。
この一匹を釣った後、時間が経つにつれて
ミノーを積極的に追う個体も少なくなり苦戦する。
そんな中でも元気いっぱいの
このサイズが数匹遊んでくれるから退屈はしない。

ありがとう。
ゆっくりと泳ぎながら渓に帰って行く姿を見るのが結構好きだ。


神流川の紅葉に目をやりながら澄んだ空気の中で釣りを楽しむ。
竿抜けの厳しいポイントをレンジを下げてタイトに何度もトレースする。
水中でギラっと光り「ドス」と手に乗る重い感触と同時にドラグが鳴る。
大ジャンプを繰り返しながらファイトを楽しみ
下流に誘導する。

紅葉のように紅に色づいた美しい個体。
ヒットルアーはSpino Minnow Slim

レインボーにはSpino Minnow Fatのブリブリとしたアクションが有効で
朝からキャストしていたが、数匹のヒット後に無念のロスト。
ストックが切れてSlimに交換した所だった。

C&R区間のゴールはあと少し。
紅色の壁が僕を包む。
大岩と大岩に注ぎ込む強い流れの深み。
ダウンでその小さなスポットに入れてしつこく攻めると反転する極太のビックな魚体。
一等地を自分の縄張りで独占しているモンスター。
少し手が震えたが、再度キャストして誘う。
更にミノーに襲うがフッキングしない。
そうこう数回繰り返すと、一気にロッドは弧を描くが、、、一瞬で抜けた。
その後は、何度か狙うが針を掛けてしまった事により現れる事は無かった。
昼過ぎまでロッドを振ったが、
この日は朝の気温8度から上がらずにハードシェルを着込んでも体が冷える程。
冬は確実に直ぐそばまでやってきている。
車に戻り竿を仕舞う。

オフシーズンに素晴らしいロケーションで釣りが出来た幸せ。
上野村漁協の取り組みに感謝。
初雪が降る前にはまた一度足を運びたいものだ。

そのまま僕は、秩父方面に車を走らせて
群馬と秩父の県境。
足がすくむ程の高低差。

染まりゆく山並み
絶景がそこにはある。
観光シーズン中は多くの人で並ぶ秩父の名店「野さか」で昼食をとる。
香ばしい備長炭の香りが食欲をそそる。
数年ぶりに食べたが、味は当時のまま美味しいの一言

お腹も満たされ僕は、秩父の温泉へ。
「星音の湯」

なかなか最近は温泉にも行く機会が減ってしまったので
ゆっくりと流れる時間を湯船で楽しむ。
サウナに入り釣りの疲れも和らぎ、帰路に向かうが少しだけ寄り道。
秩父と言えば、「武甲酒造」

店内のフライヤーに目をやると来月は、秩父夜祭。
一年も早いものだと実感する。
今年の新酒 しぼりたてを購入して帰宅した。
日立丸のキャスティングは残念だったが、
これはこれで素敵な一日を過ごせた事に満足だった今回の釣行。
次回は何を釣りに行こうか、
今からそんな事をワクワクしながら考えている僕が居る。
-TACKLE DATA -
ロッド » SOULS / TROUT FINALIST EXPLORER 50LS Ver2
リール » SHIMANO / TWINPOWER 2000HGS×わたらせ樹脂工房 楓瘤
ライン » VARIVAS / SUPER TROUT ADVANCE 4LB
ルアー »Rough Stream Minnow50.Matt / Homura50s.Spino Minnow / fat50s.slim50s.ITOCRAFT / BOWIE・・etc

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今週は、日立丸さんから出船してキャスティングの予定が
時化の為に中止となってしまった。

初の海域での釣行、そしてサンマパターンの大型キハダ狙いと。
とても魅力的で夢があってワクワクしていただけに残念だったが、
この季節の海は時化る事が多いので仕方無い。
さて何処へ行こうか悩む所。
今週末は雨の予報。
雨が降るたびに、冬が駆け足でやってくるこの季節。
貴重な晴れた一日釣りに行かないのは、勿体無い。
晩秋って言葉が、よく似合う日。
美しい紅葉を見にジムニーを走らせた。
山間部に入ると色付いた木々。

ワインディングを走りながら運転席から見える光景は、溜息が出るほど美しい。

イロトリドリの世界。

四季を感じて一年を過ごせる日本に誇りを感じる。

ゆっくり9時に神流川に到着して
受付でライセンスを購入する。

落ち葉が広がる河川敷。

都内とは違い気温8度のツーンとする冷えた乾いた空気がなんとも言えない。
今日はミノーイングだけで釣りをしたい。
そんな事を思いながら、禁漁後初の渓流釣りの正装に着替える。
今日も一日宜しくお願いします。
心の中で挨拶をして釣りを開始する。
強い流れがあたる岩陰をトレースすると怖いほど大きな黒い影がミノーを襲う。
フッキングはしなかったが、開始早々の出来事で
心臓がドキドキしながら「居るじゃん」と
安堵とこれからの期待感で一杯になる。
しかし連日のプレッシャーなのか、流れの緩いふらついている個体は
ミノーでは厳しい状況。
このような場所はフライマンに任せて
僕は徹底的に障害物周りや流れのあたるエリアをタイトに狙い
食い気のある個体をテンポ良く探し歩いた。
先ほどと同じシチュエーションでミノーをトレースする。
70はあろうか極太のサイズがギラっと反転してフックアップした瞬間に
1m以上のジャンプをしてラインテンションが抜けたと同時に
謎のラインブレイク。
飲まれすぎたのか?
本当に魚には申し訳無い事をしてしまった。
僕の腕の無さに反省。
朝一は、なにげに食い気のある個体も凄く多かった。
ここぞと狙うポイントではコンタクトがあった。
しかしシングルバーブレスは一気に伸ばされて
なかなか思うようにファイトが出来ない。
少しドラグを緩めて、体ごと下流に追わないと厳しいサイズばかり。
そんな中でやっとヒットして素晴らしいファイトを楽しむ。
数度の迫力ある大ジャンプ。
レインボー特有のトルクフルな強い引き。


出会えた事に感謝して暫くの間見とれてしまった。
この一匹を釣った後、時間が経つにつれて
ミノーを積極的に追う個体も少なくなり苦戦する。
そんな中でも元気いっぱいの
このサイズが数匹遊んでくれるから退屈はしない。

ありがとう。
ゆっくりと泳ぎながら渓に帰って行く姿を見るのが結構好きだ。


神流川の紅葉に目をやりながら澄んだ空気の中で釣りを楽しむ。
竿抜けの厳しいポイントをレンジを下げてタイトに何度もトレースする。
水中でギラっと光り「ドス」と手に乗る重い感触と同時にドラグが鳴る。
大ジャンプを繰り返しながらファイトを楽しみ
下流に誘導する。

紅葉のように紅に色づいた美しい個体。
ヒットルアーはSpino Minnow Slim

レインボーにはSpino Minnow Fatのブリブリとしたアクションが有効で
朝からキャストしていたが、数匹のヒット後に無念のロスト。
ストックが切れてSlimに交換した所だった。

C&R区間のゴールはあと少し。
紅色の壁が僕を包む。
大岩と大岩に注ぎ込む強い流れの深み。
ダウンでその小さなスポットに入れてしつこく攻めると反転する極太のビックな魚体。
一等地を自分の縄張りで独占しているモンスター。
少し手が震えたが、再度キャストして誘う。
更にミノーに襲うがフッキングしない。
そうこう数回繰り返すと、一気にロッドは弧を描くが、、、一瞬で抜けた。
その後は、何度か狙うが針を掛けてしまった事により現れる事は無かった。
昼過ぎまでロッドを振ったが、
この日は朝の気温8度から上がらずにハードシェルを着込んでも体が冷える程。
冬は確実に直ぐそばまでやってきている。
車に戻り竿を仕舞う。

オフシーズンに素晴らしいロケーションで釣りが出来た幸せ。
上野村漁協の取り組みに感謝。
初雪が降る前にはまた一度足を運びたいものだ。

そのまま僕は、秩父方面に車を走らせて
群馬と秩父の県境。
足がすくむ程の高低差。

染まりゆく山並み
絶景がそこにはある。
観光シーズン中は多くの人で並ぶ秩父の名店「野さか」で昼食をとる。
香ばしい備長炭の香りが食欲をそそる。
数年ぶりに食べたが、味は当時のまま美味しいの一言

お腹も満たされ僕は、秩父の温泉へ。
「星音の湯」

なかなか最近は温泉にも行く機会が減ってしまったので
ゆっくりと流れる時間を湯船で楽しむ。
サウナに入り釣りの疲れも和らぎ、帰路に向かうが少しだけ寄り道。
秩父と言えば、「武甲酒造」

店内のフライヤーに目をやると来月は、秩父夜祭。
一年も早いものだと実感する。
今年の新酒 しぼりたてを購入して帰宅した。
日立丸のキャスティングは残念だったが、
これはこれで素敵な一日を過ごせた事に満足だった今回の釣行。
次回は何を釣りに行こうか、
今からそんな事をワクワクしながら考えている僕が居る。
-TACKLE DATA -
ロッド » SOULS / TROUT FINALIST EXPLORER 50LS Ver2
リール » SHIMANO / TWINPOWER 2000HGS×わたらせ樹脂工房 楓瘤
ライン » VARIVAS / SUPER TROUT ADVANCE 4LB
ルアー »Rough Stream Minnow50.Matt / Homura50s.Spino Minnow / fat50s.slim50s.ITOCRAFT / BOWIE・・etc

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Posted by 結城 賢二 at 23:03
│Japan Trout