2017年08月09日
Tochigi Kasuo River
【山の香り渓の香り】

今年の僕は、全くと言って良い程、渓に入ってない。
ホームでもある関東の2つの河川は、
年券を購入しているが、
片手に満たない程の釣行に終わっている。
6月下旬からは、相模湾に毎週通っていただけに
そろそろ渓魚達、いや、
夏色ヤマメに逢いに行きたい、そんな思いだった。
以前から職場の
ベテランフライフィッシャーマンからの
釣りのお誘いがあり、
今回は、ルアーフィッシングは完全に封印。
タイイングからしっかり学び。
昼過ぎから、イブニング狙いで
大先輩のホームの粕尾川にお邪魔した。
何時もの僕なら夜明け前には、渓に到着して
明るくなる朝マズメから渓に入り、昼には帰る。
それとは真逆の釣行なだけに、
のんびりしていて新鮮だった。
タイイング講座では、
カディスとアントパラシュートを巻いた。

アントの節を模すのは、
なかなか難易度だ高かったが、
自分で巻くのは楽しいし
何より市販品で釣るよりも数倍嬉しいものだ。

都内から東北道で2時間かからず、
思川上流部の粕尾川に到着する。
前から聞いている情報だと流石の関東の河川。
フライでも数匹釣れれば、良い方で
相当のプレッシャーが掛かっているとの事だった。
下流は地元の鮎師で盛り上がっていたが、
支流に入れば、アングラーに出会う事は無かった。
林道でキャスティングの練習。

後ろも前もオープンなロケーションは、
キャスティングが出来るが、
これが、実際に渓に立つと
巻き風や横や後ろの障害物や
ポイントのオーバーハングした木々。
言葉では表せない程の難易度。
それでも先生方は、美しいループを描いて
ポイントにキャスティングする。
ワンツーマンでレクチャーしてもらうが、
思い描いたキャストには程遠い。
「あ、ルアーなら一発なのに」
歯痒い思いをしながらも
キャスティングの練習をする。
フライが落ちても綺麗に流すことは難しく
メンディングも下手で、直ぐにドラッグが掛かってしまう。
少しだけ単独で釣り登らせてもらうと一度だけ「バシュ」と
ヤマメが出たが針掛かりしなかった。
先生方は、プレッシャーが強い渓でも
薄っすら夏色ヤマメや岩魚をキャッチ。
イブニングにオープンウォーターで
ライズしているヤマメを狙うが一枚も二枚も賢かった。
暗くなるまでフライフィッシングの奥深さを学び。
帰りは、美味しい佐野ラーメンを食べて帰宅。

夏色ヤマメと出逢うのは、残念ながら、この日はお預け。
ルアーフィッシングとフライフィッシング。
同じ渓魚を釣るにしても
真逆の釣りと言えるのかもしれない。
何時もは、ルアーフィッシングでテンポ良く体力の限り登って行くが、
魚のライズや水生昆虫を観察しながら、
ワンキャストワンキャスト、焦らずスローに
のんびりと登る釣りも良いものだと実感した
そんな夏の夕暮れの一日だった。

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今年の僕は、全くと言って良い程、渓に入ってない。
ホームでもある関東の2つの河川は、
年券を購入しているが、
片手に満たない程の釣行に終わっている。
6月下旬からは、相模湾に毎週通っていただけに
そろそろ渓魚達、いや、
夏色ヤマメに逢いに行きたい、そんな思いだった。
以前から職場の
ベテランフライフィッシャーマンからの
釣りのお誘いがあり、
今回は、ルアーフィッシングは完全に封印。
タイイングからしっかり学び。
昼過ぎから、イブニング狙いで
大先輩のホームの粕尾川にお邪魔した。
何時もの僕なら夜明け前には、渓に到着して
明るくなる朝マズメから渓に入り、昼には帰る。
それとは真逆の釣行なだけに、
のんびりしていて新鮮だった。
タイイング講座では、
カディスとアントパラシュートを巻いた。

アントの節を模すのは、
なかなか難易度だ高かったが、
自分で巻くのは楽しいし
何より市販品で釣るよりも数倍嬉しいものだ。

都内から東北道で2時間かからず、
思川上流部の粕尾川に到着する。
前から聞いている情報だと流石の関東の河川。
フライでも数匹釣れれば、良い方で
相当のプレッシャーが掛かっているとの事だった。
下流は地元の鮎師で盛り上がっていたが、
支流に入れば、アングラーに出会う事は無かった。
林道でキャスティングの練習。

後ろも前もオープンなロケーションは、
キャスティングが出来るが、
これが、実際に渓に立つと
巻き風や横や後ろの障害物や
ポイントのオーバーハングした木々。
言葉では表せない程の難易度。
それでも先生方は、美しいループを描いて
ポイントにキャスティングする。
ワンツーマンでレクチャーしてもらうが、
思い描いたキャストには程遠い。
「あ、ルアーなら一発なのに」
歯痒い思いをしながらも
キャスティングの練習をする。
フライが落ちても綺麗に流すことは難しく
メンディングも下手で、直ぐにドラッグが掛かってしまう。
少しだけ単独で釣り登らせてもらうと一度だけ「バシュ」と
ヤマメが出たが針掛かりしなかった。
先生方は、プレッシャーが強い渓でも
薄っすら夏色ヤマメや岩魚をキャッチ。
イブニングにオープンウォーターで
ライズしているヤマメを狙うが一枚も二枚も賢かった。
暗くなるまでフライフィッシングの奥深さを学び。
帰りは、美味しい佐野ラーメンを食べて帰宅。

夏色ヤマメと出逢うのは、残念ながら、この日はお預け。
ルアーフィッシングとフライフィッシング。
同じ渓魚を釣るにしても
真逆の釣りと言えるのかもしれない。
何時もは、ルアーフィッシングでテンポ良く体力の限り登って行くが、
魚のライズや水生昆虫を観察しながら、
ワンキャストワンキャスト、焦らずスローに
のんびりと登る釣りも良いものだと実感した
そんな夏の夕暮れの一日だった。

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Posted by 結城 賢二 at 23:57
│Japan Trout