2018年06月14日
Tohoku Fishing Trip ①
【皐月の東北を歩く一週間】

季節は進み
緑深く輝く季節。
今年のGWは、9連休のロング休暇。
僕は、多くの荷物をジムニーに詰め込み東北の旅に向かった。
深夜に6号線をひた走り、
早朝に着いたのは、福島県浜通りの渓。
未だに足を踏み入れてない未知のフィールド。
まずは、地図を見ながら入渓地点を探して
支流から釣り登る事にした。
運転の疲れもあるが、それを吹き飛ばす程の
気持ちの良い朝。
そして清々しい山の香り。
逸る気持ちを抑えて入渓する。
連休2日目と言う事もあり、渓には真新しい足跡の数。

登っても登っても生命感乏しい。
チェイスもなく時間だけが過ぎて行った。
それでも5月の渓は、僕を楽しませてくれる。
歩けば歩くほど、新緑の木々と

美しい藤の花が歓迎してくれる。

なんとも素敵なコントラスト。
数時間登ったが、この支流を後にして冒険する事にした。
下流域は、代掻きの影響で濁りが入りパスする事に、
ダム下を流れる支流にも入るが、茶色の濁りで生命観が無く、
僕は更に移動を繰り返すことに。
上流域の本流域。

東北の渓。
なんとも時間がゆっくりと流れ、そして穏やかな風景。
本当に日頃のストレスが抜けていくのがわかる程。
今日は、この本流を夕方まで攻めようと決めて入渓した。
入渓してほどなくして、良型のヤマメのチェイス。
この一匹のチェイスを見るまでに、どれ程歩いた事か,,,
「居たいた」と思う気持ちと嬉しい気持ちで一杯になる。
しかし何度かチェイスを繰り返し、針先まで掛けるが、キャッチならず。
悔しいが、魚の付き場所のヒントをもらえた一匹。
竿抜けのちょっとした瀬。
ルアーを通せば、元気いっぱいに活発に食いにくる。
そして掛ければ、瀬を力強く走る。
その引きは、正しく東北の本流ヤマメ。

顏が小さく、ヒレピンで体高があり肉厚のボディー。
ネットに収めると言葉に出たのは、
「来て良かった。」
少しの間だけ、僕は、カメラマンになった。
そしてありがとうと一言掛けて、
戻って行くヤマメを見届ける。
瀬に付く季節。
なんとなくだが、釣り方が分かった。

狙ったポイントとトレースライン。
全てが自分の読み通りに、
魚が出てくれた時の楽しさは格別だ。

心にも余裕が出来て
釣りの一連の動作が冴える。

釣れる魚のポテンシャルがどれも高い。

歩けば歩く程に、美しい良型のヤマメと出会える。

やっぱり、ヤマメという魚はカッコいい中に品がある。
なんとも言えない魚だ。

良型を数匹だけ今晩の晩酌用にキープした。
自然の中で朝から晩まで思う存分遊ぶ。

時間に追われない非日常。

そして歩けば歩くほど、魚が歓迎してくれる。
本当にGWなのだろうかと思う程。

6時間程、本流を釣り歩く。

どれ程釣っただろうか、
僕は満足な気持ちに満たされた。

やっと退渓出来そうな場所に出て、
入渓地点に戻る事にした。
お昼もとっくに過ぎて夢中で歩いたみたいで
大分遠くまで来ていた。
車に戻り休憩。

即席麺を食べて軽く昼寝。
夕マズメから下流を少し釣り歩く。
数匹のヤマメと出会い。
夕食の準備を始める。

今回から導入したメスティン。

これが、素人でも美味しく炊ける。

今夜は、焼き肉とヤマメの塩焼き。

ハッチが始まり、ライズが始まる渓を眺め、
そしてカジカガエルが鳴く光景。
日が暮れれば、夜空には、満天の星空。
手を伸ばせが、星が掴めそうな程に輝いている。

素敵な夜は更けていく。
今日も一日ありがとう。
2日目は、支流の上流域を歩く旅。

細い林道をひた走る。

途中に数か所入渓するが、
チビが相手してくれたのみ。
水色も赤茶色で、前日の支流同様に生命観乏しい渓。

渓相は素晴らしいが、数時間釣り歩くが、

こんなサイズが相手してくれるのみ、
地元のアングラーとも談笑するが、あまり良くないとの事。
見切りをつけて山を下りる事した。
山を見渡すと、タラの芽。

今年は気温が高い日が多く、
タラの芽は大きくなりすぎていた。
ワラビは食べごろだったが、採取せず。
これが後になって採ればよかったと後悔するのだった。
場所を移動して本流上流部へ。

今日も、昨日同様に瀬には魚が入っていた。
一等地の瀬には、良型が付きやすい。

力強く痺れる引き味。

満足な釣りをして僕は、また冒険に出掛けた。
片道30分の移動。
しかし代掻きに影響は強く、

入渓場所を探す。

山間から清々しい皐月の風が吹く。
とても心地良い。

この支流も数か所歩いて歩いて
釣れたのは、数匹のチビヤマメ。

なかなか難しい午後。
本流の中流域から入渓して
濁りの中で数匹の良型をキャッチ。

歩き回った疲れもあり、少し早めに夕食の準備。

漁協のおじさんが、稚鮎を放流に来ると、僕と釣り談義。
鮎釣りの楽しさを教わった。
そんな楽しい会話をしていたものだから、
今夜のご飯はおこげ多め。

これもまた美味しいから好いのだが。

火を眺め今夜ものんびりと更けていく夜。

遠火でじっくりじっくり焼く

ヤマメを肴に酒を呑む。

渓魚はやっぱり炭火に限る。
やっぱり美味いな。

今夜もカジカカエルの美しい鳴き声と
満天の星空の下で過ごす皐月の夜。
-TACKLE DATA -
Rod: POWERFUL WORKER / Glasso! 3ft
Grip: GLASS EYE / ハンドカーブ・スーパー・ショート・エルゴノハンドル
Reel: SHIMANO / ALDEBARAN BFS XG
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB Lure: Buddy 50s.Rough Stream Minnow50.Matt Homura50s.Spino Minnow fat50s.slim50s.・・etc

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季節は進み
緑深く輝く季節。
今年のGWは、9連休のロング休暇。
僕は、多くの荷物をジムニーに詰め込み東北の旅に向かった。
深夜に6号線をひた走り、
早朝に着いたのは、福島県浜通りの渓。
未だに足を踏み入れてない未知のフィールド。
まずは、地図を見ながら入渓地点を探して
支流から釣り登る事にした。
運転の疲れもあるが、それを吹き飛ばす程の
気持ちの良い朝。
そして清々しい山の香り。
逸る気持ちを抑えて入渓する。
連休2日目と言う事もあり、渓には真新しい足跡の数。

登っても登っても生命感乏しい。
チェイスもなく時間だけが過ぎて行った。
それでも5月の渓は、僕を楽しませてくれる。
歩けば歩くほど、新緑の木々と

美しい藤の花が歓迎してくれる。

なんとも素敵なコントラスト。
数時間登ったが、この支流を後にして冒険する事にした。
下流域は、代掻きの影響で濁りが入りパスする事に、
ダム下を流れる支流にも入るが、茶色の濁りで生命観が無く、
僕は更に移動を繰り返すことに。
上流域の本流域。

東北の渓。
なんとも時間がゆっくりと流れ、そして穏やかな風景。
本当に日頃のストレスが抜けていくのがわかる程。
今日は、この本流を夕方まで攻めようと決めて入渓した。
入渓してほどなくして、良型のヤマメのチェイス。
この一匹のチェイスを見るまでに、どれ程歩いた事か,,,
「居たいた」と思う気持ちと嬉しい気持ちで一杯になる。
しかし何度かチェイスを繰り返し、針先まで掛けるが、キャッチならず。
悔しいが、魚の付き場所のヒントをもらえた一匹。
竿抜けのちょっとした瀬。
ルアーを通せば、元気いっぱいに活発に食いにくる。
そして掛ければ、瀬を力強く走る。
その引きは、正しく東北の本流ヤマメ。

顏が小さく、ヒレピンで体高があり肉厚のボディー。
ネットに収めると言葉に出たのは、
「来て良かった。」
少しの間だけ、僕は、カメラマンになった。
そしてありがとうと一言掛けて、
戻って行くヤマメを見届ける。
瀬に付く季節。
なんとなくだが、釣り方が分かった。

狙ったポイントとトレースライン。
全てが自分の読み通りに、
魚が出てくれた時の楽しさは格別だ。

心にも余裕が出来て
釣りの一連の動作が冴える。

釣れる魚のポテンシャルがどれも高い。

歩けば歩く程に、美しい良型のヤマメと出会える。

やっぱり、ヤマメという魚はカッコいい中に品がある。
なんとも言えない魚だ。

良型を数匹だけ今晩の晩酌用にキープした。
自然の中で朝から晩まで思う存分遊ぶ。

時間に追われない非日常。

そして歩けば歩くほど、魚が歓迎してくれる。
本当にGWなのだろうかと思う程。

6時間程、本流を釣り歩く。

どれ程釣っただろうか、
僕は満足な気持ちに満たされた。

やっと退渓出来そうな場所に出て、
入渓地点に戻る事にした。
お昼もとっくに過ぎて夢中で歩いたみたいで
大分遠くまで来ていた。
車に戻り休憩。

即席麺を食べて軽く昼寝。
夕マズメから下流を少し釣り歩く。
数匹のヤマメと出会い。
夕食の準備を始める。

今回から導入したメスティン。

これが、素人でも美味しく炊ける。

今夜は、焼き肉とヤマメの塩焼き。

ハッチが始まり、ライズが始まる渓を眺め、
そしてカジカガエルが鳴く光景。
日が暮れれば、夜空には、満天の星空。
手を伸ばせが、星が掴めそうな程に輝いている。

素敵な夜は更けていく。
今日も一日ありがとう。
2日目は、支流の上流域を歩く旅。

細い林道をひた走る。

途中に数か所入渓するが、
チビが相手してくれたのみ。
水色も赤茶色で、前日の支流同様に生命観乏しい渓。

渓相は素晴らしいが、数時間釣り歩くが、

こんなサイズが相手してくれるのみ、
地元のアングラーとも談笑するが、あまり良くないとの事。
見切りをつけて山を下りる事した。
山を見渡すと、タラの芽。

今年は気温が高い日が多く、
タラの芽は大きくなりすぎていた。
ワラビは食べごろだったが、採取せず。
これが後になって採ればよかったと後悔するのだった。
場所を移動して本流上流部へ。

今日も、昨日同様に瀬には魚が入っていた。
一等地の瀬には、良型が付きやすい。

力強く痺れる引き味。

満足な釣りをして僕は、また冒険に出掛けた。
片道30分の移動。
しかし代掻きに影響は強く、

入渓場所を探す。

山間から清々しい皐月の風が吹く。
とても心地良い。

この支流も数か所歩いて歩いて
釣れたのは、数匹のチビヤマメ。

なかなか難しい午後。
本流の中流域から入渓して
濁りの中で数匹の良型をキャッチ。

歩き回った疲れもあり、少し早めに夕食の準備。

漁協のおじさんが、稚鮎を放流に来ると、僕と釣り談義。
鮎釣りの楽しさを教わった。
そんな楽しい会話をしていたものだから、
今夜のご飯はおこげ多め。

これもまた美味しいから好いのだが。

火を眺め今夜ものんびりと更けていく夜。

遠火でじっくりじっくり焼く

ヤマメを肴に酒を呑む。

渓魚はやっぱり炭火に限る。
やっぱり美味いな。

今夜もカジカカエルの美しい鳴き声と
満天の星空の下で過ごす皐月の夜。
-TACKLE DATA -
Rod: POWERFUL WORKER / Glasso! 3ft
Grip: GLASS EYE / ハンドカーブ・スーパー・ショート・エルゴノハンドル
Reel: SHIMANO / ALDEBARAN BFS XG
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB Lure: Buddy 50s.Rough Stream Minnow50.Matt Homura50s.Spino Minnow fat50s.slim50s.・・etc

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