2015年04月10日
Taba River
【山桜舞う中雪化粧した4月の渓】

悪天候が続き約半月以上釣りに出掛けない日が続いた。
ここまでフィールドに立たないことも僕として稀なこと。
今週の休日も生憎、海はと言うと時化と雨のWパンチ。
一日雨の予報だったが、
前日の予報では、午前中は持つ予報に変わったので
今季初となるホームの渓に出掛けてきた。
約半年ぶりのホームの渓。
通い慣れた道を走ると自然と気持ちが高ぶってくるのがわかる。
ここ数日降った雨の影響も気になったが、本流を覗くと極度な増水や濁りも無く問題なさそうだ。
林道に入ると昨夜降ったであろう雪で
辺一帯が薄らと雪化粧して山桜も花冷えの一日。
何処の支流に入ろうか悩んだが、大好きな支流の下流からゆっくり登って行く事にした。
到着してジムニーを降りると冬と間違うような外気温。
雪も降るわけだ。
準備を済ませ一呼吸大きく深呼吸して僕の今年のホームでの釣りが始まる。
この渓の谷は、急斜面で深く
渓に降りるのに最善の注意が必要。
一歩間違えれば、滑落して怪我では済まない。
逸る気持ちを抑えて一歩一歩慎重にゆっくり降りていく。
上を見上げると林道は、見えない谷底だ。
やっとの思いで渓に立てると
これから始まる釣りに自ずと期待が膨らむ。

釣り開始。
一投目から20cm前後の岩魚のチェイス。
「居てくれた」と少しだけ嬉しくて笑顔になる。
そして食わせられない悔しさも
渓は、やっぱり楽しいな。
解禁後一ヶ月が経ち
餌釣り師に抜かれてるかと思ったが、チェイスがあるだけ期待が持てる。
しかし2度目が無いのが、関東の渓。
その後もチェイスはあるが、針先数センチの攻防戦。
プレッシャー&早春の低水温だから仕方ないのかも知れないが「渋い」
そう思いながら登って行くと、状況が少しずつ変わって行く。
元気なチビ岩魚が飽きない程度に飛び出してくれる。

時には、この渓では中々良型のヤマメも

次はどんな魚が顔を出してくれるんだろうか
ルアーを変えたりトレースコースやレンジを変えて
今日のパズルを組み立てて行く。

小さなアマゴも顔を覗かせてくれた。
ちょっとした開けた岩の隙間からチビとは違う
黒いシルエットがSpino Minnowを襲ってロッドに重みが伝わる。
心地よい岩魚の引きを味わいながらランディング。
20cm後半の岩魚だった。

今季から使用しているLEVEL FISHINGのシングルフックの刺さりも抜群でいい仕事をしてくれる。
小さいヤマメや岩魚を釣りながら4時間は、登っただろうか。
淵の手前に水没し横たわる腐りかけた大木。
昨年の2回の大雪で倒れた大木だ。
大木の横を深いレンジをトレースした瞬間「ドス」
一瞬、水中の木の幹に引っ掛けてしまったのかと錯覚してしまったが、鋭い引きを見せる。
関東の渓では滅多に曲がらないEXPLORER 50LSがベンドカーブし浅瀬に誘導すると
真っ黒いその姿が顔を出す。
紛れもない尺オーバーの三股口。
無事にネットに収めると
この渓で長く生きてきた風格の魚体に喜びを覚えた。

計測するとジャスト33cmの尺越え岩魚。

降海型の岩魚も好きだけど、陸封型のカッコよさも僕は好きだ。

「ありがとう」と一言掛けるとゆっくりと淵に戻って行った。
今日はもう満足だよ。
もう少し登ったら帰ろうと思いながら、ポツポツと釣り歩き。
5時間程の楽しい時間は、あっと言う間に終わった。
無事に谷を登り、林道に戻ると安堵感で一杯になる。
雨も降らずに天気も味方してくれた今回の釣行。
またカッコイイ魚に出会いたいものだ。
帰りは、以前から食べて見たかった小作になる
「いつ樹」
鯛塩らーめん

-TACKLE DATA -
ロッド » SOULS/TROUT FINALIST EXPLORER 50LS Ver2
リール » SHIMANO/TWINPOWER 2000HGS×わたらせ樹脂工房 楓瘤
ライン » VARIVAS/SUPER TROUT ADVANCE 4id
ルアー »Rough Stream Minnow50.Matt/Homura50s.Spino Minnow/fat50s.ITOCRAFT/BOWIE・・etc

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悪天候が続き約半月以上釣りに出掛けない日が続いた。
ここまでフィールドに立たないことも僕として稀なこと。
今週の休日も生憎、海はと言うと時化と雨のWパンチ。
一日雨の予報だったが、
前日の予報では、午前中は持つ予報に変わったので
今季初となるホームの渓に出掛けてきた。
約半年ぶりのホームの渓。
通い慣れた道を走ると自然と気持ちが高ぶってくるのがわかる。
ここ数日降った雨の影響も気になったが、本流を覗くと極度な増水や濁りも無く問題なさそうだ。
林道に入ると昨夜降ったであろう雪で
辺一帯が薄らと雪化粧して山桜も花冷えの一日。
何処の支流に入ろうか悩んだが、大好きな支流の下流からゆっくり登って行く事にした。
到着してジムニーを降りると冬と間違うような外気温。
雪も降るわけだ。
準備を済ませ一呼吸大きく深呼吸して僕の今年のホームでの釣りが始まる。
この渓の谷は、急斜面で深く
渓に降りるのに最善の注意が必要。
一歩間違えれば、滑落して怪我では済まない。
逸る気持ちを抑えて一歩一歩慎重にゆっくり降りていく。
上を見上げると林道は、見えない谷底だ。
やっとの思いで渓に立てると
これから始まる釣りに自ずと期待が膨らむ。

釣り開始。
一投目から20cm前後の岩魚のチェイス。
「居てくれた」と少しだけ嬉しくて笑顔になる。
そして食わせられない悔しさも
渓は、やっぱり楽しいな。
解禁後一ヶ月が経ち
餌釣り師に抜かれてるかと思ったが、チェイスがあるだけ期待が持てる。
しかし2度目が無いのが、関東の渓。
その後もチェイスはあるが、針先数センチの攻防戦。
プレッシャー&早春の低水温だから仕方ないのかも知れないが「渋い」
そう思いながら登って行くと、状況が少しずつ変わって行く。
元気なチビ岩魚が飽きない程度に飛び出してくれる。

時には、この渓では中々良型のヤマメも

次はどんな魚が顔を出してくれるんだろうか
ルアーを変えたりトレースコースやレンジを変えて
今日のパズルを組み立てて行く。

小さなアマゴも顔を覗かせてくれた。
ちょっとした開けた岩の隙間からチビとは違う
黒いシルエットがSpino Minnowを襲ってロッドに重みが伝わる。
心地よい岩魚の引きを味わいながらランディング。
20cm後半の岩魚だった。

今季から使用しているLEVEL FISHINGのシングルフックの刺さりも抜群でいい仕事をしてくれる。
小さいヤマメや岩魚を釣りながら4時間は、登っただろうか。
淵の手前に水没し横たわる腐りかけた大木。
昨年の2回の大雪で倒れた大木だ。
大木の横を深いレンジをトレースした瞬間「ドス」
一瞬、水中の木の幹に引っ掛けてしまったのかと錯覚してしまったが、鋭い引きを見せる。
関東の渓では滅多に曲がらないEXPLORER 50LSがベンドカーブし浅瀬に誘導すると
真っ黒いその姿が顔を出す。
紛れもない尺オーバーの三股口。
無事にネットに収めると
この渓で長く生きてきた風格の魚体に喜びを覚えた。

計測するとジャスト33cmの尺越え岩魚。

降海型の岩魚も好きだけど、陸封型のカッコよさも僕は好きだ。

「ありがとう」と一言掛けるとゆっくりと淵に戻って行った。
今日はもう満足だよ。
もう少し登ったら帰ろうと思いながら、ポツポツと釣り歩き。
5時間程の楽しい時間は、あっと言う間に終わった。
無事に谷を登り、林道に戻ると安堵感で一杯になる。
雨も降らずに天気も味方してくれた今回の釣行。
またカッコイイ魚に出会いたいものだ。
帰りは、以前から食べて見たかった小作になる
「いつ樹」
鯛塩らーめん

-TACKLE DATA -
ロッド » SOULS/TROUT FINALIST EXPLORER 50LS Ver2
リール » SHIMANO/TWINPOWER 2000HGS×わたらせ樹脂工房 楓瘤
ライン » VARIVAS/SUPER TROUT ADVANCE 4id
ルアー »Rough Stream Minnow50.Matt/Homura50s.Spino Minnow/fat50s.ITOCRAFT/BOWIE・・etc

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Posted by 結城 賢二 at 22:31
│Japan Trout