2016年12月31日
Sotobo Rock Shore Game
【駆け抜けた2016年】
12月31日。
今日で2016年も早いもので終了。
前回の釣行で釣り納めのはずだった。
残り一日の休みは、年末の大掃除。
そんな事を考えていたのだが、
やっぱり僕は釣り人だ。
雑用をそっちのけで
釣りの準備を始めていた僕。
ふと、先日磯場で滑り、転倒した際に
ロッドに違和感があった事を思い出した。
ガイドを一個一個確認すると
悪い予想は当たった。
トップガイドのSICが完全に割れていた。
「やってしまったか」
仕方ない磯丸用のロッドを
一本車に積み込み、
今年最後の釣りを楽しみに外房の磯へ
愛車のジムニーを走らせた。
2日前の大荒れのコンデションが嘘のように
外房の海は若干うねりが残っていたが
穏やかな表情を見せていた。
「最終最後、楽しむぞ」
朝マズメから気合いを入れてRUN&GUNをするが
コンタクトは一切なかった。
それよりもやはり、
キャストの力でラインが、トップガイドに触れて
高切れが連発する状態が続く。
やっぱりこのロッドでは無理かな。
そんな事を考えながらも、
普段行かない磯へエントリーをしてみたり
漁師さんからは「昨日はヒラマサぶら下げてたぞ」と
生の情報を頂いたり。
ダメ元でも磯を走りまわる。
とある磯で一か所だけ
雰囲気があるスポットを見つけた。
タイミングを見て
慎重にキャストをしてプラグをトレースすると
思い描いていた所で
「ドスッ」と気持ちよくヒット。
直ぐに豪快にエラ洗いをする姿。
プラグをハーモニカ食いをした磯丸だと確認できた。
ガイドの事が気になる
「切れるな切れるなよ」と
心の中で念じながら、なんとか
タイミングの良いセットの波が来て
波に乗せて抜きあげに成功した。
狙っていた平鱸ではなかったが、
この状況下、そして何よりも
2016年の釣り納めで
出てくれた一本に感謝しきれない。
その後もお昼も忘れて
各磯を駆け巡る。
出来るだけ多くのスポットを打ちたい。
そんな気持ちだった。
休日という事もあり、アングラーの数も多く、
フレッシュな磯は少なかった。
それでも少しの期待だけで体を動かせる。
寒い北風が芯から体を冷やしても、
泳いで渡った先に何もなくても、
僕は、コンタクトを求めて
一心不乱に磯を駆け巡る。
そして力尽きて
ウェットを着たまま泥のように眠る。
残りの体力を振り絞り
鳥山を追いかけたりもするが、
最後まで僕に会いに来てくれる
平鱸は居なかった。
今年最後の外房の夕日が癒してくれた。
キープした磯丸は血抜きを施して
帰路後、美味しく頂いた。
定番だが、ふっくらした身の鱸は、
皮目をパリッと焼いたソテーが美味い。
そして昆布〆は日本酒に良く合う。
子が入っていたので
カマと煮付けにした。
最後は前回の平鱸同様に
柚庵焼きにした。
一年を振り返り、
今年も無事に怪我や事故無く
楽しく釣りが出来た事。
そして多くの出会いに感謝しきれない程だ。
2017年は、春には九州遠征も予定しており
今から楽しみで仕方ない。
山に川に海に
各地に足を延ばし
来年もゆっくりとマイペースで
歩いて行きたいと思う。
-TACKLE DATA -
Rod: MC work's / WILD BREAKER 106R 10th Limited Edition
Reel: SHIMANO / Vanquish 4000XG
Line: SUNLINE / CAST AWAY 1.5号
Leader: VARIVAS / SEABASS SHOCK LEADER NYLON 30LB
Lure: ビバノン.タフマニアデブル.チンパン.HRTM110.Arrow Head.サスケSF-120裂波・・・etc
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12月31日。
今日で2016年も早いもので終了。
前回の釣行で釣り納めのはずだった。
残り一日の休みは、年末の大掃除。
そんな事を考えていたのだが、
やっぱり僕は釣り人だ。
雑用をそっちのけで
釣りの準備を始めていた僕。
ふと、先日磯場で滑り、転倒した際に
ロッドに違和感があった事を思い出した。
ガイドを一個一個確認すると
悪い予想は当たった。
トップガイドのSICが完全に割れていた。
「やってしまったか」
仕方ない磯丸用のロッドを
一本車に積み込み、
今年最後の釣りを楽しみに外房の磯へ
愛車のジムニーを走らせた。
2日前の大荒れのコンデションが嘘のように
外房の海は若干うねりが残っていたが
穏やかな表情を見せていた。
「最終最後、楽しむぞ」
朝マズメから気合いを入れてRUN&GUNをするが
コンタクトは一切なかった。
それよりもやはり、
キャストの力でラインが、トップガイドに触れて
高切れが連発する状態が続く。
やっぱりこのロッドでは無理かな。
そんな事を考えながらも、
普段行かない磯へエントリーをしてみたり
漁師さんからは「昨日はヒラマサぶら下げてたぞ」と
生の情報を頂いたり。
ダメ元でも磯を走りまわる。
とある磯で一か所だけ
雰囲気があるスポットを見つけた。
タイミングを見て
慎重にキャストをしてプラグをトレースすると
思い描いていた所で
「ドスッ」と気持ちよくヒット。
直ぐに豪快にエラ洗いをする姿。
プラグをハーモニカ食いをした磯丸だと確認できた。
ガイドの事が気になる
「切れるな切れるなよ」と
心の中で念じながら、なんとか
タイミングの良いセットの波が来て
波に乗せて抜きあげに成功した。
狙っていた平鱸ではなかったが、
この状況下、そして何よりも
2016年の釣り納めで
出てくれた一本に感謝しきれない。
その後もお昼も忘れて
各磯を駆け巡る。
出来るだけ多くのスポットを打ちたい。
そんな気持ちだった。
休日という事もあり、アングラーの数も多く、
フレッシュな磯は少なかった。
それでも少しの期待だけで体を動かせる。
寒い北風が芯から体を冷やしても、
泳いで渡った先に何もなくても、
僕は、コンタクトを求めて
一心不乱に磯を駆け巡る。
そして力尽きて
ウェットを着たまま泥のように眠る。
残りの体力を振り絞り
鳥山を追いかけたりもするが、
最後まで僕に会いに来てくれる
平鱸は居なかった。
今年最後の外房の夕日が癒してくれた。
キープした磯丸は血抜きを施して
帰路後、美味しく頂いた。
定番だが、ふっくらした身の鱸は、
皮目をパリッと焼いたソテーが美味い。
そして昆布〆は日本酒に良く合う。
子が入っていたので
カマと煮付けにした。
最後は前回の平鱸同様に
柚庵焼きにした。
一年を振り返り、
今年も無事に怪我や事故無く
楽しく釣りが出来た事。
そして多くの出会いに感謝しきれない程だ。
2017年は、春には九州遠征も予定しており
今から楽しみで仕方ない。
山に川に海に
各地に足を延ばし
来年もゆっくりとマイペースで
歩いて行きたいと思う。
-TACKLE DATA -
Rod: MC work's / WILD BREAKER 106R 10th Limited Edition
Reel: SHIMANO / Vanquish 4000XG
Line: SUNLINE / CAST AWAY 1.5号
Leader: VARIVAS / SEABASS SHOCK LEADER NYLON 30LB
Lure: ビバノン.タフマニアデブル.チンパン.HRTM110.Arrow Head.サスケSF-120裂波・・・etc
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