2018年03月14日
Tokyo Mountain Stream Game
【花粉色の空と初春の渓】

気付けば、3月も中旬。
1月の九州遠征から帰宅後、一度も
フィールドに足を運ぶ事も無く
3月の渓解禁を迎えた。
早々に初春の渓魚に逢いに行こうと思っていたが、春の三寒四温。
休日は、真冬のような寒さと、雨が続く。
ようやく私的解禁を迎えに、
ホームリバーに向かった。
釣りに行かない生活が続くと、夜明け前に起きる事もない。
布団が恋しいが、眠気を吹き飛ばし、支度をしてジムニーに乗り込む。
5時を過ぎれば、東の空が、明るくなってきた事で
春は、足早に近づいている事に気付く
通い慣れた道を通り山間部へ。
窓を開ければ、久しぶりに香る山の香り。
本流や成魚放流エリアで釣りをする気になれず、
やっぱり支流の最上流エリアを歩く事にした。
林道を突き進み車止めまで到着。
渓を覗くと、数日前の大雨の影響も無く
逆に例年よりも渇水気味だった。
渓流釣りの正装に着替えて、
林道をのんびりと数キロ歩く。

この日は、4月下旬の陽気になると言う。
雲一つないスカイブルーの空に飛行機雲を見ると
旅に行きたい気持ちになる。
入渓ポイントから深い谷底の渓へ向かう。
禁漁期間に降り積った落ち葉で肩幅程の細い道は消えていた。

反対側は、急斜面の崖が続く
足を踏み外して滑り落ちれば、数十メートルの滑落。
まず命は無いだろう。
昨年は、数メートル滑落をして無事に事なきを得た。
そんな事もあり、
無理をしないで慎重に降りて行く。

100m以上ある谷底を目指すと
美しい苔の世界が広がる。

逸る気持ちを抑えて、まずは深呼吸。
早朝の冷たくツンとする空気と山の香り。
やっぱり渓は良いものだ。
半年の休みで乱れたキャスト感を修正しながら釣り開始。
直ぐに小さな、ヤマメと岩魚の姿を確認したが、
早春の渓は、雪も残り、

ガイドも凍る程低水温で魚も低活性。
ミノー縛りと言う僕のスタイルもあるのだが、
魚の追いも少なかった。
それでも渓の釣りは、時間を忘れる程楽しい。

いつもは、高巻きする場所は、安全を考慮して
引き返して再度、入渓する事にした。
何度か、繰り返しながらアップで釣り登る。
岩魚、ヤマメがリアフック皮一枚で掛かるが、
ポロリとバラす事を繰り返し、
ようやくネットに収まってくれた、今年の一匹目。

愛くるしい顔をフィルムに収めて、
僕は更に、上流へ登る事にした。
しかし中々、ネットに入る魚には出会えず、夕マズメを迎えた。
林道を数キロ歩き、車止めに無事に到着。
一日停めていた車は、花粉で真っ黄色だった。
今日は、珍しく朝から晩まで渓を歩いた一日。
全身疲労でクタクタだったが、心地よい疲れ。
帰りは、いつ樹の鯛塩ラーメン。

これからもっともっと楽しくなる渓。
今年も楽しみで仕方が無い。
さて次は、連休釣行。
何処へ旅に行こうかな。
-TACKLE DATA -
Rod: POWERFUL WORKER / Glasso! 3ft
Grip: GLASS EYE / ハンドカーブ・スーパー・ショート・エルゴノハンドル
Reel: SHIMANO / ALDEBARAN BFS XG
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB
Lure: Buddy 50s.Rough Stream Minnow50.Matt Homura50s.Spino Minnow fat50s.slim50s.・・etc
Rod: SOULS / TROUT FINALIST EXPLORER 50LS Ver2
Reel: SHIMANO / TWINPOWER 2000HGS×わたらせ樹脂工房 楓瘤
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB

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気付けば、3月も中旬。
1月の九州遠征から帰宅後、一度も
フィールドに足を運ぶ事も無く
3月の渓解禁を迎えた。
早々に初春の渓魚に逢いに行こうと思っていたが、春の三寒四温。
休日は、真冬のような寒さと、雨が続く。
ようやく私的解禁を迎えに、
ホームリバーに向かった。
釣りに行かない生活が続くと、夜明け前に起きる事もない。
布団が恋しいが、眠気を吹き飛ばし、支度をしてジムニーに乗り込む。
5時を過ぎれば、東の空が、明るくなってきた事で
春は、足早に近づいている事に気付く
通い慣れた道を通り山間部へ。
窓を開ければ、久しぶりに香る山の香り。
本流や成魚放流エリアで釣りをする気になれず、
やっぱり支流の最上流エリアを歩く事にした。
林道を突き進み車止めまで到着。
渓を覗くと、数日前の大雨の影響も無く
逆に例年よりも渇水気味だった。
渓流釣りの正装に着替えて、
林道をのんびりと数キロ歩く。

この日は、4月下旬の陽気になると言う。
雲一つないスカイブルーの空に飛行機雲を見ると
旅に行きたい気持ちになる。
入渓ポイントから深い谷底の渓へ向かう。
禁漁期間に降り積った落ち葉で肩幅程の細い道は消えていた。

反対側は、急斜面の崖が続く
足を踏み外して滑り落ちれば、数十メートルの滑落。
まず命は無いだろう。
昨年は、数メートル滑落をして無事に事なきを得た。
そんな事もあり、
無理をしないで慎重に降りて行く。

100m以上ある谷底を目指すと
美しい苔の世界が広がる。

逸る気持ちを抑えて、まずは深呼吸。
早朝の冷たくツンとする空気と山の香り。
やっぱり渓は良いものだ。
半年の休みで乱れたキャスト感を修正しながら釣り開始。
直ぐに小さな、ヤマメと岩魚の姿を確認したが、
早春の渓は、雪も残り、

ガイドも凍る程低水温で魚も低活性。
ミノー縛りと言う僕のスタイルもあるのだが、
魚の追いも少なかった。
それでも渓の釣りは、時間を忘れる程楽しい。

いつもは、高巻きする場所は、安全を考慮して
引き返して再度、入渓する事にした。
何度か、繰り返しながらアップで釣り登る。
岩魚、ヤマメがリアフック皮一枚で掛かるが、
ポロリとバラす事を繰り返し、
ようやくネットに収まってくれた、今年の一匹目。

愛くるしい顔をフィルムに収めて、
僕は更に、上流へ登る事にした。
しかし中々、ネットに入る魚には出会えず、夕マズメを迎えた。
林道を数キロ歩き、車止めに無事に到着。
一日停めていた車は、花粉で真っ黄色だった。
今日は、珍しく朝から晩まで渓を歩いた一日。
全身疲労でクタクタだったが、心地よい疲れ。
帰りは、いつ樹の鯛塩ラーメン。

これからもっともっと楽しくなる渓。
今年も楽しみで仕方が無い。
さて次は、連休釣行。
何処へ旅に行こうかな。
-TACKLE DATA -
Rod: POWERFUL WORKER / Glasso! 3ft
Grip: GLASS EYE / ハンドカーブ・スーパー・ショート・エルゴノハンドル
Reel: SHIMANO / ALDEBARAN BFS XG
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB
Lure: Buddy 50s.Rough Stream Minnow50.Matt Homura50s.Spino Minnow fat50s.slim50s.・・etc
Rod: SOULS / TROUT FINALIST EXPLORER 50LS Ver2
Reel: SHIMANO / TWINPOWER 2000HGS×わたらせ樹脂工房 楓瘤
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB

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Posted by 結城 賢二 at 23:29
│Japan Trout