2018年02月27日
Fukuoka Fishing Trip ③ END
【旅人たちの冬の思い出】

遅めの起床。
海は、予想通り大時化だった。

正に冬の玄界灘。
この日から数日間、時化が続いた。
一歩間違えば、僕らの遠征も
1日も船に乗れずに、終わる所だった。
2日間、海に出れた事だけでも、僕らは幸せ者だったのだ。
朝起きると、お母さんが入れてくれた、お茶を飲み、
のんびり近くの牡蠣小屋に行く事にした。
しかし残念な事に牡蠣小屋は、この天気も相まって
閉まっていた為に近くの釣具屋さんへ向かう。
ご当地のルアーを見たり、
掘り出し物のシーバスルアーを購入して

お目当てのラーメン店が、開店すると同時に入店。

ここのラーメンは、格別に美味かった。
勿論、替え玉もした。
何時も思うが、
九州のラーメン屋さんのメニューにある焼き飯。
これが、また異常に美味い。
腹いっぱいで港に戻り、昨日の魚を分けて
ヤマトで知人に魚を送る。
一仕事を終わり、ここで船長とお別れ。
栄船長、本当にお世話になりました。
そして今回も、素敵な釣りと思い出を
ありがとう御座いました。
そして僕らは、世界遺産になった。
宗像大社に行く事にした。
宗像をドライブすると、至る所に古墳があった。

初めて来た宗像大社は、初詣も重なってか、多くの参拝客。
鳥居をくぐると、背筋がピンとする。

とても神秘的な場所だという事を感じる。

女性は、上陸出来ないと言う、神の島沖ノ島。

何とも不思議な、世界が広がる。

お守りの木の板に願い事を書いて
書いた願い事の方を、割って境内に付ける。
名前を書いた方は、お守りとして一年間持っているという。
これで来年も、九州に来ないと行けなくなった訳だ。

お願い事をしながら、広い境内を回る。





おみくじを引くと吉だった。
なんでも今年は「耐える年」との事。
当たっている気がする。
そしてくじ引きをすると、宗像大社の稲穂が当たる。
御利益が、あればいいものだ。
パワースポットで力を貰い、宗像の道の駅でお土産を買う。
時化の影響もあって、入荷する鮮魚が少なかったが、
ワラササイズが、驚くほどの値段で売られていた。
釣り人は、本当に贅沢者だと改めて思う。

宿に戻り、夕食までしんみりとプライベートビーチを散歩。
玄界灘の海の香り。
曇り空の空からは、美しい光が差してきた。
今回も本当にいい旅だった。

宿に戻り、最後の宴が始まる。

ドリームの船長が、スロジギで釣った大きな甘鯛や

僕らが釣ったハタやワラサ、ヒラマサを
豪華に大将が料理してくれた。

お母さんにも本当に感謝。

ハタ鍋は、無言になる程美味かった。


端が止まらない、焼酎が止まらない、笑いが止まらない。
可愛い可愛い、まめも宴会に参加。

今回の旅も素敵な5日間だった。
終わらないで欲しいと思うが、無情にも時は過ぎ去る。

5日間お世話になったお母さんとお別れ。
楽しい話をありがとう。
また遊びにくるよ。
空港までの最後のドライブ。
雪が舞い散る1月の九州。
僕らの旅が終わる。
空港までの標識が見えて来た。

レンタカーを返却すると
帰るんだと実感する。

ラストラーメン。
勿論、ここでも替え玉。
カラシ高菜が、辛くて泣けてくる。

雪の降る中で、定刻通り福岡空港を離陸。

鉛色の雪雲の中で、何も見えないけど、外を見つめていた。
雲の切れ青空が広がる頃、眼下には
見慣れた景色が広がってくる。

「東京に着いてしまったか」
先程までの事が、夢のように感じてしまう。

無事に羽田に到着すると、

5日間旅をしたS水さんとも、ここでお別れ。
S水さん楽しい話をありがとう御座いました。
そして昨年から計画してくれたM園さんともお別れ。
最後は、T田さんと、J代ともお別れ。
本当に皆さんにお世話になりました。
このメンバーでまた旅が出来て幸せでした。
独りで車に乗ると
シーンと静まり返った車内。
なんだか、涙が込み上げてきた。
また、一日一日、仕事をして次の旅の準備をしよう。
そう心に決めて僕は、家路に着くのだった。
後日、T田さんから素敵なプレゼントを頂き。
旅の余韻に浸る。

旅の思い出は、財産だという事を
改めて感じた。
旅してますか?
END

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遅めの起床。
海は、予想通り大時化だった。

正に冬の玄界灘。
この日から数日間、時化が続いた。
一歩間違えば、僕らの遠征も
1日も船に乗れずに、終わる所だった。
2日間、海に出れた事だけでも、僕らは幸せ者だったのだ。
朝起きると、お母さんが入れてくれた、お茶を飲み、
のんびり近くの牡蠣小屋に行く事にした。
しかし残念な事に牡蠣小屋は、この天気も相まって
閉まっていた為に近くの釣具屋さんへ向かう。
ご当地のルアーを見たり、
掘り出し物のシーバスルアーを購入して

お目当てのラーメン店が、開店すると同時に入店。

ここのラーメンは、格別に美味かった。
勿論、替え玉もした。
何時も思うが、
九州のラーメン屋さんのメニューにある焼き飯。
これが、また異常に美味い。
腹いっぱいで港に戻り、昨日の魚を分けて
ヤマトで知人に魚を送る。
一仕事を終わり、ここで船長とお別れ。
栄船長、本当にお世話になりました。
そして今回も、素敵な釣りと思い出を
ありがとう御座いました。
そして僕らは、世界遺産になった。
宗像大社に行く事にした。
宗像をドライブすると、至る所に古墳があった。

初めて来た宗像大社は、初詣も重なってか、多くの参拝客。
鳥居をくぐると、背筋がピンとする。

とても神秘的な場所だという事を感じる。

女性は、上陸出来ないと言う、神の島沖ノ島。

何とも不思議な、世界が広がる。

お守りの木の板に願い事を書いて
書いた願い事の方を、割って境内に付ける。
名前を書いた方は、お守りとして一年間持っているという。
これで来年も、九州に来ないと行けなくなった訳だ。

お願い事をしながら、広い境内を回る。





おみくじを引くと吉だった。
なんでも今年は「耐える年」との事。
当たっている気がする。
そしてくじ引きをすると、宗像大社の稲穂が当たる。
御利益が、あればいいものだ。
パワースポットで力を貰い、宗像の道の駅でお土産を買う。
時化の影響もあって、入荷する鮮魚が少なかったが、
ワラササイズが、驚くほどの値段で売られていた。
釣り人は、本当に贅沢者だと改めて思う。

宿に戻り、夕食までしんみりとプライベートビーチを散歩。
玄界灘の海の香り。
曇り空の空からは、美しい光が差してきた。
今回も本当にいい旅だった。

宿に戻り、最後の宴が始まる。

ドリームの船長が、スロジギで釣った大きな甘鯛や

僕らが釣ったハタやワラサ、ヒラマサを
豪華に大将が料理してくれた。

お母さんにも本当に感謝。

ハタ鍋は、無言になる程美味かった。


端が止まらない、焼酎が止まらない、笑いが止まらない。
可愛い可愛い、まめも宴会に参加。

今回の旅も素敵な5日間だった。
終わらないで欲しいと思うが、無情にも時は過ぎ去る。

5日間お世話になったお母さんとお別れ。
楽しい話をありがとう。
また遊びにくるよ。
空港までの最後のドライブ。
雪が舞い散る1月の九州。
僕らの旅が終わる。
空港までの標識が見えて来た。

レンタカーを返却すると
帰るんだと実感する。

ラストラーメン。
勿論、ここでも替え玉。
カラシ高菜が、辛くて泣けてくる。

雪の降る中で、定刻通り福岡空港を離陸。

鉛色の雪雲の中で、何も見えないけど、外を見つめていた。
雲の切れ青空が広がる頃、眼下には
見慣れた景色が広がってくる。

「東京に着いてしまったか」
先程までの事が、夢のように感じてしまう。

無事に羽田に到着すると、

5日間旅をしたS水さんとも、ここでお別れ。
S水さん楽しい話をありがとう御座いました。
そして昨年から計画してくれたM園さんともお別れ。
最後は、T田さんと、J代ともお別れ。
本当に皆さんにお世話になりました。
このメンバーでまた旅が出来て幸せでした。
独りで車に乗ると
シーンと静まり返った車内。
なんだか、涙が込み上げてきた。
また、一日一日、仕事をして次の旅の準備をしよう。
そう心に決めて僕は、家路に着くのだった。
後日、T田さんから素敵なプレゼントを頂き。
旅の余韻に浸る。

旅の思い出は、財産だという事を
改めて感じた。
旅してますか?
END

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Posted by 結城 賢二 at 00:06
│Bluefin Tuna│Yellow Tail