ナチュログ管理画面 釣り 釣り 関東 ソルトウォーター:今日の釣果アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2019年08月25日

Aomori Kodomari Trip

【北の旅、夏の終わりと秋の訪れ】

Aomori Kodomari Trip



8月も下旬になり

肌に突き刺さる日差しは、無くなり

日が短くなった事を感じる。

風もどことなく涼しく、夕方からは、秋虫の歌声が聞こえる。

夏が終わって行くのを感じづにはいられない。

今年のお盆休みは、11日~18日までの8日間。

休みを利用して3年目になる小泊遠征へ行ってきたのだった。

予定では、13日~18日までの6日間。

13日移動日、14日ドリーマー、15日光翔丸、16日光翔丸、17日光翔丸、18日移動日。

となっていたのだが、台風11号が発生。

動きも遅く進路予測が出来ない状況だった。

10日の時点では、日本海側を北上する進路になり、

絶望的な今年の遠征だった。

しかし、S江さんが、急遽14日乗れる船を探してくれて、

奇跡的に何とか一日だけでも、釣りが出来る事が可能になった。

M戸部さんと僕は、12日の朝に宮城から出発。

東北道をひた走る。

窓を開ければ、稲穂の香りの東北道。

今年も何とか、行く事が出来ただけでも満足なもので

この時点では、魚の事なんて頭には無かった。

それよりか、久しぶりのキャスティングゲームで

ヘビータックルを投げれるのか?

そんな事を思っていたり、美味しいもの何食べようかとか、

旅を楽しむ気持ちで一杯だった。

十和田湖を過ぎ山を越えれば、眼下には林檎畑が広がる。

この風景を見ると

「今年も青森に来た」と実感する。

高速を降りてまずは、イクタ釣具へ

Aomori Kodomari Trip



面白い物が一杯売ってるけど、

節約の為に何も買わなかった。

浜沿いを通って、バスが居ないか、野池を覗いて十三湖を通り、

道の駅で記念撮影。

Aomori Kodomari Trip



お盆時期という事もあり、

キャンプ場もキャンパーで一杯。

Aomori Kodomari Trip



道の駅で新鮮な魚介を買って

キャンプで食べるなんて最高。

いつかは、ここでキャンプしていみたい。

北の小泊は、東京とは違い少しだけ秋を感じた。

Aomori Kodomari Trip



さあ、明日は、この海でドラマは起きるのだろうか?

Aomori Kodomari Trip



道の駅でお土産を購入しようとしたが、

営業時間に間に合わず。

Aomori Kodomari Trip



そのまま、港へ移動して本日の宿である。

歓喜丸船長の元住居へ。

Aomori Kodomari Trip



中には、日本画や、日本人形、ねぶたの飾り。

昭和から時が止まったかのような、

とてもとても、幽霊が出そうだとは口に出して言えない。

場所は、太郎ハウスの道沿いで一泊2000円。

Aomori Kodomari Trip



この花の名前知らないけど、

Aomori Kodomari Trip



子供の頃、お盆に祖父の家に行くと良く咲いていた。

そんな記憶に残る懐かしい花。

さて一通り、荷物を降ろして準備を済ませて

Aomori Kodomari Trip



先に着いているS江さんとN川君と合流して前夜祭。

Aomori Kodomari Trip



変わらない町の風景。

でも少しだけ、違うのはお盆で帰省している

他県ナンバーの車や、

庭先で家族でバーベキューする姿。

Aomori Kodomari Trip



9月の落ち着いた雰囲気とは違うけど

これもこれで好きな風景。

Aomori Kodomari Trip



まったりと港町を散歩。

Aomori Kodomari Trip



沖メバルとイカ

Aomori Kodomari Trip



そうだ、今日は美味いイカの一夜干しを食べよう。

Aomori Kodomari Trip



お盆は、漁師さんは、お休み。

Aomori Kodomari Trip



一年ぶりの小泊の地。

明日の釣行に期待が高まる。

Aomori Kodomari Trip



そんな中で僕は、

お酒飲んでご飯食べたら

メバル釣りしようと考えていたのだった。

Aomori Kodomari Trip



S江さんとN川君と合流

今夜の宴の舞台は、「盛漁丸」

Aomori Kodomari Trip



ばくらいやっぱ美味い。

Aomori Kodomari Trip



八角の一夜干しに定番のイカの一夜干し。

タコから揚げにホッケ焼き。

Aomori Kodomari Trip



酒が止まりません。

呑んで食べて一人3000円。

都内じゃあり得ない。

ほろ酔いで宿に戻り、支度をして港へ。

Aomori Kodomari Trip



今年は、サヨリの接岸が少なくて

ボイルするような状況では無かったが、

ワームを落とせば、簡単に釣れるメバル。

Aomori Kodomari Trip



黒ソイも釣れるが、今年はアジが釣れなかった。

一番釣れたのは、小鯖。

小鯖の入れ食いを味わい。

夜遊び終了。

宿に戻り、呑み直して就寝。

翌朝は、7時30分港集合。

朝起きて空を見ると鱗雲。

Aomori Kodomari Trip



カラっと乾いた気持ちの良い朝。

Aomori Kodomari Trip



Aomori Kodomari Trip



案の定、昨晩は金縛りにあう。

そんな話をしながら、、準備開始。

Aomori Kodomari Trip



3桁のモンスターが居ないと言う事もあり、

今回は4号、6号、8号の3セット。

Aomori Kodomari Trip



ルアーは160㎝~180㎝をセレクト。

いつも変わらず、信頼の萬葉とクルペン。

そして萬葉のポッパータイプを結んだ。

Aomori Kodomari Trip



急遽、お世話になるのは、「歓喜丸」

普段は、タイ釣りメインの船宿さん。

Aomori Kodomari Trip



実は、この日も既にタイ釣りの常連さんが、

予約入っていたにも関わらず、

船長が話をしてくれて別の日に

移動してくれたと言う。

準備万端で出船。

Aomori Kodomari Trip



昨年のようなドラマはあるのか?

Aomori Kodomari Trip



Aomori Kodomari Trip



港を出て竜飛に向かう。

Aomori Kodomari Trip



この風景も一年ぶり。

Aomori Kodomari Trip



Aomori Kodomari Trip



お盆は、漁師さんが、お休みで船が少ない。

竜飛沖に向かうと、激流の潮の流れ。

鳥もまばらに飛んで雰囲気がる。

すると単発で飛ぶ姿。

なかなかデカい。

それだけで興奮する。

やっぱり聖地。

船長は、マグロ釣りは、素人なのでみんなで探す。

見つけたら船長に知らせてMAXで走ってもらうスタイル。

なかなか4ストの小型船や、チューニングしている船には勝てないので、

一生懸命探すと、ベストポジションのナブラに遭遇。

50㎏未満の群れ。

これは、入れば食うと確信する。

するとS江さんが、ヒットするが、直ぐにバレた。

いや~残念。

他船が掛けているが、直ぐにナブラも沈む。

自分は焦ってミスしてノーヒット。

Aomori Kodomari Trip



この日は、直ぐに沈むナブラが多い。

遠くで見つけるが、船が遅くて勝てない。

そんな中で、独占出来るナブラに遭遇。

これも50㎏未満のナブラ。

S江さんからミヨシに立たせてもらう。

そしてナブラに間に合った。

これは、絶対食うと経験で分かった。

落ち着いて、キャストすると

狙った場所に着水。

「ワンジャーク&ステイ」

今でも全ての残像が蘇る。

後ろから、ガブッと吸い込むマグロ

「よっしゃ!掛けた。」

激しく鳴るドラグサウンド

トルクフルなクロマグロの強烈な走り。

最高に気持ちがいい。

でもブルーチェイサー84/25に4号タックル。

無理はできないのは、分かっていた。

アドレナリン出まくり、絶対獲りたいと思う気持ちだけだった。

何度かのRUNを繰り返して、リーダーが見えた。

「デカい!」

船長が、モリを打つ!

「決まった。」

その瞬間すべてが、報われた。

みんなと握手!

Aomori Kodomari Trip



昨年、ワイヤーが折れて悔しい思いをした。

嫌な気持ちも、これ一本で晴れた。

小泊通い3シーズン目で、僕の中の記憶に残る一本を獲れた。

Aomori Kodomari Trip



そしてなんと同じナブラでダブルヒット。

Aomori Kodomari Trip



慎重に慎重にファイトして

Aomori Kodomari Trip



無事にこちらもキャッチに成功。

Aomori Kodomari Trip



M戸部さんおめでとう。

Aomori Kodomari Trip



二人で記念撮影。

Aomori Kodomari Trip



船長がボソッと

「マグロ釣れたの初めてだ。」

Aomori Kodomari Trip



笑わせてもらった。

そして高揚して興奮する感覚は久しぶりだ。

なんか、本当に良かったしか言葉に出ない。

魚を処理して後の二人のサポートに回る。

Aomori Kodomari Trip



Aomori Kodomari Trip



時間は、まだ11時。

今日は何度かチャンスがありそうだ。

激流の潮目沿い。

その辺を重点的に探す。

すると再度チャンス到来。

しかし間に合わない。

Aomori Kodomari Trip



間に合えば素直に食う。

そんな印象だった。

Aomori Kodomari Trip



遠くには、真っ白なサラシのような

消えないナブラもあったりと。

Aomori Kodomari Trip



単発だが、魚は良く見えた。

そして、再度僕らの射程圏内にチャンスが訪れた。

独占のナブラ。

これも入れば食うと確信していた。

どうか、二人掛けてくれ。

ミヨシから二人がキャスト。

食ったか?食わない。

脇からキャストすると狙いたい場所に入る。

「ワンジャーク&ステイ」

後ろから吸い込むようにバイト。

その瞬間、鳴くドラグ。

掛けってしまった。

Aomori Kodomari Trip



M戸部さんに「何掛けているの」と言われながら、

いや、本当に申し訳ない。

Aomori Kodomari Trip



スローハントに6号、潮の流れも緩く。

二人の為にも、前回よりは強引にやり取りする。

Aomori Kodomari Trip



最高に楽しい時間。

Aomori Kodomari Trip



Aomori Kodomari Trip



無事にモリ打ちに成功。

Aomori Kodomari Trip



出来過ぎの2本目。

Aomori Kodomari Trip



ヒットルアーはクルペン180F

Aomori Kodomari Trip



昨年もキーパーサイズでは無いが、

良く釣らせてくれた大好きなルアー。

この一本の後、浮きが悪くなる。

Aomori Kodomari Trip



更に良いナブラを探すが、見つからず、

残念ながら港に戻る事になった。

Aomori Kodomari Trip



Aomori Kodomari Trip



港に戻り、船長の知り合いの仕出し屋さんで

マグロを解体してもらう。

氷を漁協から購入しに行くと、お盆で休み。

船長が、知り合いのイカ釣り船に話をしてくれて

氷を調達してくれた。

船長には、本当に色々してくれて感謝。

そしてカモメ寿司に行くと、

「今年も来たか」と暖かく迎えてくれた。

お土産を渡して。

宿に戻り、銭湯に行くとすると定休日。

仕方なく、外で水浴びする。

着替えて、カモメ寿司で宴会。

Aomori Kodomari Trip



夏も終わりだな。

Aomori Kodomari Trip



少しだけ寂しい夏の終わりの空。

良し今夜は祝勝会。

今年もマスターが獲ったシッタカ。

Aomori Kodomari Trip



そしてマグロパーティー。

Aomori Kodomari Trip



釣りたてで身がブリブリだけど

十分美味かった。

Aomori Kodomari Trip



感無量で涙が出そう。

Aomori Kodomari Trip



マスターが「マグロばっかりで飽きたべ~」って

Aomori Kodomari Trip



本当に優しいマスター。

残念なお知らせが、あと一日は乗れると思ったが、

明日からの予定は、台風の為に全て中止。

Aomori Kodomari Trip



これで僕らの2019年の小泊チャレンジは終わった。

昨年の悔しい思いから一年。

そして台風11号の発生。

一日前倒しの提案でS江さんが船を探してくれなかったら、

全ては、無かった。

20代の若者二人には感謝しかない。

ありがとう。

来年は、また忘れ物を取りに来よう。

昨晩も良く呑んだ。

翌日は、少し早起きをしてカメラを片手に散歩。

Aomori Kodomari Trip



風は強く、沖には、ウサギが飛ぶ。

台風が接近している事がわかる。

Aomori Kodomari Trip



気持ちの良い朝だった。

Aomori Kodomari Trip



Aomori Kodomari Trip



Aomori Kodomari Trip



この地は、夢がある。

遠いし、行くのが大変だし

でも「夢がある」

Aomori Kodomari Trip



誰かが、言った。

「好きな奴しか来ないよね。」

Aomori Kodomari Trip



そうかも知れない。

だからこそ

またその熱を感じたくなるんだよね。

Aomori Kodomari Trip



秋を感じる空の中、今年もイカのおばちゃんの所へ。

Aomori Kodomari Trip



また来るよ小泊。

Aomori Kodomari Trip



帰りは、盛岡に寄り道。

Aomori Kodomari Trip



Aomori Kodomari Trip



お腹いっぱいで無事に宮城に到着。

Aomori Kodomari Trip



S江さん、N川君、M戸部さん素敵な旅をありがとう。

心から感謝します。

- TACKLE DATA -

Rod: Passions / Hawk 70XH
Reel: SHIMANO / NEW STELLA SW 18000XG
Line: YGK / FULL DRAG 8号 300m
Leader: Applaud / SALT MAX SHOCK LEADER TYPE N 170LB
Lure: 萬葉 180

Rod: MC work's / SLOW HAND 815PD CUSTOM
Reel: SHIMANO / NEW TWIN POWER SW 14000XG
Line: VARIVAS / Avani Casting PE SMP 6号 300m
Leader: YGK / CASTMAN T.PⅢ 130LB
Lure: クルペン F180

Rod: Carpenter / BLUE CHASER 84/25R-Poewr Max Super Cobra
Reel: DAIWA / SALTIGA-Z 6000GT
Line: YGK / SUPER CAST MAN BULE SPECIAL 4号 300m
Leader: YGK / CASTMAN T.PⅢ 130LB
Lure: 萬葉160ポッパータイプ


にほんブログ村 釣りブログ ソルトルアーフィッシングへ
にほんブログ村





同じカテゴリー(Bluefin Tuna)の記事画像
Aomori Kodomari Trip ④
Aomori Kodomari Trip ③
Aomori Kodomari Trip ②
Aomori Kodomari Trip ① 番外編
Aomori Kodomari Trip ⑤
Aomori Kodomari Trip ④
同じカテゴリー(Bluefin Tuna)の記事
 Aomori Kodomari Trip ④ (2018-11-01 23:27)
 Aomori Kodomari Trip ③ (2018-10-31 14:25)
 Aomori Kodomari Trip ② (2018-10-31 11:21)
 Aomori Kodomari Trip ① 番外編 (2018-10-29 10:35)
 Aomori Kodomari Trip ⑤ (2018-08-30 09:11)
 Aomori Kodomari Trip ④ (2018-08-28 23:25)

Posted by 結城 賢二 at 20:00 │Bluefin Tuna

削除
Aomori Kodomari Trip