2019年03月12日
Izu Kanogawa River
【朱点の美形を求めて】

久しぶりの釣行。
さて今回は、二連休。
ジムニーのオイル交換もばっちりして
後は、GPVと睨めっこ。
春の天気は、日に日に変わる。
ヒラスズキの準備と渓魚の準備。
低気圧は、過ぎ去り海はベタ凪。
深夜に車を走らせたのは、狩野川だった。
通いなれた峠道を過ぎると、狩野川へ到着。
まずは、遊漁券を伊豆の国市のセブンに買いに行く。
今年は、鮎釣りで通いこむ予定。
その為、コンビニ販売は、伊豆の国市の一店舗のみ販売。
無事に全魚種券を購入して
「さて、何処へ入ろうか?」
春の付き場を回り、早めに魚の顏が見たい所。

この日は、放射冷却の影響もあり、朝一番は寒かった。
霜が降りて、渓からは、温泉場のように湯気が出ている。

水温は、暖かい。
居れば、そこそこ追うだろうと思う水温。
しかし、なんか、渓相が悪い。
水辺に行くと、例年に無い程の渇水状態。
この状態が長い事続いているのか、
川底は垢腐れで

水流の無いトロ場では、泥が堆積している。
水色も悪く、生命観が乏しい。
これは、長年の感だが、状況が悪いのが見ただけで分かる。
それでも、まずは、チェックだけはしたい。
毎年姿を見せるピンを流すが、不発。
「ここで出ないの?」
どれ程、ハイペースで登っただろうか、
チェイスすら無いまま時間だけが過ぎる。
放流河川に行っても、放流した成魚の姿すら見えれず。
「どうしちゃたんだ。」
餌釣りの方に聞いても、一度も当たらない。
石の下でジッと隠れている魚すら釣れないのか。
朱点の美形を探しに狩野川水系を走り回る。
昼には、気温も上がり、春の陽気。

里川に入っり藪漕ぎして、
全身引っ付き虫の餌食になったり

果ては、中流、下流を放浪してみたり。

魚は何処へ行ったのだろうか?

更には、峠を越えてまた山を登ったり。
7時間、歩いて投げてチェイスがあったのは、20㎝程の魚が一匹のみ。
じゃれ付いてきたが、手前まで来て食わせきれなかった。
それでも今年の初のチェイスに
大興奮の僕だった。
くたびれて、昼休憩。

参った参った。
暖かいラーメンを食べて小休憩。

外で食べるインスタントラーメンは、最高の贅沢。
1時間程、爆睡して少しだけ体力復活。
気合で夕マズメまで
上流で年越えアマゴを探しに行く。

春の伊豆半島を満喫しながら、ドライブ。
気合も入ったのか、タックルもグラスロッドから、
本気のボロンに持ち替える。

しかし、ほんと渇水。
ルアーなんてほんと引ける場所すら無い。
ヘトヘトだが、頑張って登って行く。
ようやく、チェイス。
「居るじゃん」
しかもやっぱり、魚が居れば、直ぐに反応してくる。
少しでもルアーが引ける所は、
丁寧に打って行くと直ぐに「ヒット」
しかし小さくてバレる。
その後にやっと今年一匹目の美形に出会う。

小さいけど、やっと探した一匹に興奮。
何枚も写真を撮ってしまうのだった。

やっぱ居る場所には居る。
しかしプレッシャーも高くて
一発で食わせないと二度と出てこない。

日没まで1時間。
水面はハッチも起きてきた。
水さえ多ければ、もう少し状況も違うんだろう。

この状況下で
可愛いベビーを数匹釣ることが出来ただけで
満足しないといけないかも。
それ程に、今の狩野川水系は状況が悪い。
そして解禁から一週間の渓は、
何処に行っても足跡だらけのハイプレッシャー。

そんな状況下でも、運がいいのか、
日没まで数匹と遊んでもらい
クタクタになって初日を終わらせた。

伊豆の夜は、星空が美しい。
そんな星空の下で晩酌をして
爆睡をする僕だった。
翌日は、曇り。
夕方から雨予報。
さて何処へ向かうか。

昨日行けなかった場所を歩くことにした。
しかしチェイスも無いまま時間だけが過ぎていく。

上流へ走ったり、ボサを掻き分けて里川へ行ったり


ミノーを追う姿の幻覚が見えてくる程、一切何もなく
何処へいけども、状況が変わらない。

川底の垢腐れは、本当に良くない。

しかもアオノロも到る場所にある。
何時間も歩き続けても
昼過ぎに小さい魚のチェイスがあったのみ。
再び支流の魚止めまで歩く。

二日間歩きすぎて、平衡感覚もなくなり、
ふくらはぎはパンパン。
魚が釣れれば元気になるのだが...

体は、限界を向かていたが、
悪あがきで、狩野川本流へ。
大岩の入ったポイント。
居ればチェイスがあっても好いのだが、
本流もノーバイト。

トロ場を目を凝らして見るが、魚一匹居ない。
少しだけ、瀬を打ってロッドを仕舞う僕だった。
山伏峠を越えて相模湾へ出る。
ここから見える絶景が好きだ。

ドライブしながら、今年の狩野川のアマゴや
鮎はどうなるのだろうか?
とても心配になった初春の狩野川二日間だった。

-TACKLE DATA -
Rod: POWERFUL WORKER / Glasso! 3ft
Grip: GLASS EYE / ハンドカーブ・スーパー・ショート・エルゴノハンドル
Reel: SHIMANO / ALDEBARAN BFS XG
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB Lure: Buddy 50s.Rough Stream Minnow50.Matt Homura50s.Spino Minnow fat50s.slim50s.・・etc
Rod: SOULS / TROUT FINALIST EXPLORER 50LS Ver2
Reel: SHIMANO / TWINPOWER 2000HGS×わたらせ樹脂工房 楓瘤
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB

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久しぶりの釣行。
さて今回は、二連休。
ジムニーのオイル交換もばっちりして
後は、GPVと睨めっこ。
春の天気は、日に日に変わる。
ヒラスズキの準備と渓魚の準備。
低気圧は、過ぎ去り海はベタ凪。
深夜に車を走らせたのは、狩野川だった。
通いなれた峠道を過ぎると、狩野川へ到着。
まずは、遊漁券を伊豆の国市のセブンに買いに行く。
今年は、鮎釣りで通いこむ予定。
その為、コンビニ販売は、伊豆の国市の一店舗のみ販売。
無事に全魚種券を購入して
「さて、何処へ入ろうか?」
春の付き場を回り、早めに魚の顏が見たい所。

この日は、放射冷却の影響もあり、朝一番は寒かった。
霜が降りて、渓からは、温泉場のように湯気が出ている。

水温は、暖かい。
居れば、そこそこ追うだろうと思う水温。
しかし、なんか、渓相が悪い。
水辺に行くと、例年に無い程の渇水状態。
この状態が長い事続いているのか、
川底は垢腐れで

水流の無いトロ場では、泥が堆積している。
水色も悪く、生命観が乏しい。
これは、長年の感だが、状況が悪いのが見ただけで分かる。
それでも、まずは、チェックだけはしたい。
毎年姿を見せるピンを流すが、不発。
「ここで出ないの?」
どれ程、ハイペースで登っただろうか、
チェイスすら無いまま時間だけが過ぎる。
放流河川に行っても、放流した成魚の姿すら見えれず。
「どうしちゃたんだ。」
餌釣りの方に聞いても、一度も当たらない。
石の下でジッと隠れている魚すら釣れないのか。
朱点の美形を探しに狩野川水系を走り回る。
昼には、気温も上がり、春の陽気。

里川に入っり藪漕ぎして、
全身引っ付き虫の餌食になったり

果ては、中流、下流を放浪してみたり。

魚は何処へ行ったのだろうか?

更には、峠を越えてまた山を登ったり。
7時間、歩いて投げてチェイスがあったのは、20㎝程の魚が一匹のみ。
じゃれ付いてきたが、手前まで来て食わせきれなかった。
それでも今年の初のチェイスに
大興奮の僕だった。
くたびれて、昼休憩。

参った参った。
暖かいラーメンを食べて小休憩。

外で食べるインスタントラーメンは、最高の贅沢。
1時間程、爆睡して少しだけ体力復活。
気合で夕マズメまで
上流で年越えアマゴを探しに行く。

春の伊豆半島を満喫しながら、ドライブ。
気合も入ったのか、タックルもグラスロッドから、
本気のボロンに持ち替える。

しかし、ほんと渇水。
ルアーなんてほんと引ける場所すら無い。
ヘトヘトだが、頑張って登って行く。
ようやく、チェイス。
「居るじゃん」
しかもやっぱり、魚が居れば、直ぐに反応してくる。
少しでもルアーが引ける所は、
丁寧に打って行くと直ぐに「ヒット」
しかし小さくてバレる。
その後にやっと今年一匹目の美形に出会う。

小さいけど、やっと探した一匹に興奮。
何枚も写真を撮ってしまうのだった。

やっぱ居る場所には居る。
しかしプレッシャーも高くて
一発で食わせないと二度と出てこない。

日没まで1時間。
水面はハッチも起きてきた。
水さえ多ければ、もう少し状況も違うんだろう。

この状況下で
可愛いベビーを数匹釣ることが出来ただけで
満足しないといけないかも。
それ程に、今の狩野川水系は状況が悪い。
そして解禁から一週間の渓は、
何処に行っても足跡だらけのハイプレッシャー。

そんな状況下でも、運がいいのか、
日没まで数匹と遊んでもらい
クタクタになって初日を終わらせた。

伊豆の夜は、星空が美しい。
そんな星空の下で晩酌をして
爆睡をする僕だった。
翌日は、曇り。
夕方から雨予報。
さて何処へ向かうか。

昨日行けなかった場所を歩くことにした。
しかしチェイスも無いまま時間だけが過ぎていく。

上流へ走ったり、ボサを掻き分けて里川へ行ったり


ミノーを追う姿の幻覚が見えてくる程、一切何もなく
何処へいけども、状況が変わらない。

川底の垢腐れは、本当に良くない。

しかもアオノロも到る場所にある。
何時間も歩き続けても
昼過ぎに小さい魚のチェイスがあったのみ。
再び支流の魚止めまで歩く。

二日間歩きすぎて、平衡感覚もなくなり、
ふくらはぎはパンパン。
魚が釣れれば元気になるのだが...

体は、限界を向かていたが、
悪あがきで、狩野川本流へ。
大岩の入ったポイント。
居ればチェイスがあっても好いのだが、
本流もノーバイト。

トロ場を目を凝らして見るが、魚一匹居ない。
少しだけ、瀬を打ってロッドを仕舞う僕だった。
山伏峠を越えて相模湾へ出る。
ここから見える絶景が好きだ。

ドライブしながら、今年の狩野川のアマゴや
鮎はどうなるのだろうか?
とても心配になった初春の狩野川二日間だった。

-TACKLE DATA -
Rod: POWERFUL WORKER / Glasso! 3ft
Grip: GLASS EYE / ハンドカーブ・スーパー・ショート・エルゴノハンドル
Reel: SHIMANO / ALDEBARAN BFS XG
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB Lure: Buddy 50s.Rough Stream Minnow50.Matt Homura50s.Spino Minnow fat50s.slim50s.・・etc
Rod: SOULS / TROUT FINALIST EXPLORER 50LS Ver2
Reel: SHIMANO / TWINPOWER 2000HGS×わたらせ樹脂工房 楓瘤
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB

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Posted by 結城 賢二 at 07:41
│Japan Trout