2014年08月19日
Miyagi Mountain Stream
【故郷みちのくで過ごすお盆】

嘉丸でS木さんと遊んだ後、その足で山形の祖母の家に墓参りに行く予定だったが、
疲れもあり一度帰宅し数時間仮眠する事にした。
帰宅後も何だかモヤモヤした釣行と残り少ないシーズンに焦りを感じる。
たかが釣り、されど釣り。
それでも釣りが大好きだからこそ
日々考え、毎釣行自分の最善を尽くしたいと思っている。
そう考えるのは誰もが一緒。
でも考えすぎも良くない。
この帰郷で少しでも気分転換が出来れば、そんな事を思いながら、東北道を北上した。
明るくなる頃には、山間に緑の絨毯が広がる。
丁度、稲穂の花が咲く時期。
窓を開けると清々しい香りに包まれる。
みちのくに来たなと実感する。
山形道に入り、朝には祖母の家に無事に到着。
叔父に挨拶し、祖父と祖父のお墓と仏壇に手を添えてきた。
祖母が亡くなって一年。
本当にあっと言う間に時間が過ぎ去る。
叔父と話しをてると親戚が茶の間に上って来たので挨拶をすると。
「ざっこ釣りさ行くのか?」
どの親戚に会っても昔からそう言われる。
それだけ僕は、子供の頃からざっこ釣りが好きなんだ。
山形には、素敵な渓が一杯ある。
寒河江川、鮭川や真室川さて何処に入ろうか考えていた。
今日は赤川の花火大会。
赤川で過ごすのも良いな
なんて考えていたら実家から、夜には帰宅しろとの命令。
久しぶりに第二の故郷で竿を降りたかった。
昼には宮城に戻り、午後の少ない時間だったが宮城の渓に入る事にした。

東北の独特の一枚岩の岩盤で形成されている渓。
ワクワクする反面、出てくれるかという不安。
そんな不安なんて一瞬で吹き飛ぶ。

入渓して数キャストで可愛らしい虹が飛び出してくれた。
遠くに来て竿を振った時の一匹目は、やはり嬉しい。
直ぐにヤマメが歓迎してくれる。

小さいけど縦に長い東北特有のパーマーク。
必ずと行って良いほど、「ここは」と思う所には魚が居てくれる。
小さいながらも数匹のヤマメと遊んだだろうか。
岩盤に深いスリッドが入ってカーブしながら流れている「いかにも」な場所から
「ドン」と力強いアタリ。
EXPLORER 50LSがベンドカーブしネットインしたのは、

太くて美しい魚体。


出会えて本当に良かった。

旅の疲れが全て抜けていく。
感無量な感覚。
「ありがとう」と一声掛けてリリースして限られた時間を登る事にした。
数匹のチビヤマメが相手をしてくれてもう少し登ったら戻ろう。
そんな気持ちだった。
流れの落ち込みに点在する大岩。
何かの感じゃないけど「ここは」と言うポイント。
着水後のラインスラッグを取り、数トウィッチで大岩をトレースすると「ドスン」
前の魚よりも曲がる50LS。
「バレルなよ!バレルなよ!」声にしていたかもしれない。
下流に誘導して無事にネットイン。


鳴き尺だったが、太い魚体に美しい夏色のパーマーク
良い顔つきの今回の旅に相応しい一匹。

ありがとう満足だよ。

僕は、ゆっくりと泳いでいく姿を見届け
大きく深呼吸し、車に戻ることにした。
楽しかった一時に
ニヤニヤしながらハンドルを握り、実家に帰宅する。
今夜は、美味しい海の幸に旨い酒。
久しぶりに会う家族と会話を楽しむ。
普段会えない人に会わせてくれる。
それがお盆なのかも知れない。

殻付き雲丹は、醤油も山葵も要らない。
このまま海水の味だけで雲丹の甘味を楽しむ。

翌日は、M山さんと仙台湾で青物キャスティングの予定だったが、
時化で中止の連絡が入った。
本当に残念だったが、これも自然相手なので仕方無い。
翌日は雨で半袖・短パンでは寒い程。
海に出たかったが、生憎タックルを持ってくるのを忘れてしまった。
サーフでフラットをやりたかっただけに残念。
昼に父親と食事の予定だったので朝からは出掛けられず、2日目も午後から渓に入る事にした。
昼は近所の伊達の牛タンに行ってきた。

以前は、浅漬け・とろろも有ったはずが、数年で大分変るものだ。
牛タンも高級料理だなと実感。
午後からはN川の支流のK川に入る事にした。
大分強く降る雨だったが、水量にまだ影響していなかった。
学生時代に住んでいた町を通り抜け
懐かしさを感じながら、自宅から40分程でフィールドに到着。
石灰質の青白い独特の岩肌を美しい流れが広がる。

チビヤマメ・チビ虹を数匹釣りながら登って行くと、
この旅初の良型の岩魚がヒットするが、ランディングでバラしてしまう。
今日も「ここは」のポイントからは25㎝程のヤマメ出たが、またバラしてしまった。
良型は出なかったが、日没まで遊べた。
翌日は、昼頃帰路に向かうと
案の定、南仙台からUターン渋滞に巻き込まれたが

やっぱりこの時期に帰るのは、良いものだと感じる。
心も体もリフレッシュ出来た充実した3日間だった。
次回東北に行くのは、10月の荒雄アングラーズミーティング2014

僕は、素敵な人と魚と出会いに東北へまた旅に行く。
-TACKLE DATA -
ロッド » SOULS/TROUT FINALIST EXPLORER 50LS Ver2
リール » SHIMANO/TWINPOWER 2000HGS
ライン » VARIVAS/SUPER TROUT ADVANCE 4id
ルアー »Spino Minnow.HOBO.隼45型.D-INCITE44.麗's45 ・・・etc

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嘉丸でS木さんと遊んだ後、その足で山形の祖母の家に墓参りに行く予定だったが、
疲れもあり一度帰宅し数時間仮眠する事にした。
帰宅後も何だかモヤモヤした釣行と残り少ないシーズンに焦りを感じる。
たかが釣り、されど釣り。
それでも釣りが大好きだからこそ
日々考え、毎釣行自分の最善を尽くしたいと思っている。
そう考えるのは誰もが一緒。
でも考えすぎも良くない。
この帰郷で少しでも気分転換が出来れば、そんな事を思いながら、東北道を北上した。
明るくなる頃には、山間に緑の絨毯が広がる。
丁度、稲穂の花が咲く時期。
窓を開けると清々しい香りに包まれる。
みちのくに来たなと実感する。
山形道に入り、朝には祖母の家に無事に到着。
叔父に挨拶し、祖父と祖父のお墓と仏壇に手を添えてきた。
祖母が亡くなって一年。
本当にあっと言う間に時間が過ぎ去る。
叔父と話しをてると親戚が茶の間に上って来たので挨拶をすると。
「ざっこ釣りさ行くのか?」
どの親戚に会っても昔からそう言われる。
それだけ僕は、子供の頃からざっこ釣りが好きなんだ。
山形には、素敵な渓が一杯ある。
寒河江川、鮭川や真室川さて何処に入ろうか考えていた。
今日は赤川の花火大会。
赤川で過ごすのも良いな
なんて考えていたら実家から、夜には帰宅しろとの命令。
久しぶりに第二の故郷で竿を降りたかった。
昼には宮城に戻り、午後の少ない時間だったが宮城の渓に入る事にした。

東北の独特の一枚岩の岩盤で形成されている渓。
ワクワクする反面、出てくれるかという不安。
そんな不安なんて一瞬で吹き飛ぶ。

入渓して数キャストで可愛らしい虹が飛び出してくれた。
遠くに来て竿を振った時の一匹目は、やはり嬉しい。
直ぐにヤマメが歓迎してくれる。

小さいけど縦に長い東北特有のパーマーク。
必ずと行って良いほど、「ここは」と思う所には魚が居てくれる。
小さいながらも数匹のヤマメと遊んだだろうか。
岩盤に深いスリッドが入ってカーブしながら流れている「いかにも」な場所から
「ドン」と力強いアタリ。
EXPLORER 50LSがベンドカーブしネットインしたのは、

太くて美しい魚体。


出会えて本当に良かった。

旅の疲れが全て抜けていく。
感無量な感覚。
「ありがとう」と一声掛けてリリースして限られた時間を登る事にした。
数匹のチビヤマメが相手をしてくれてもう少し登ったら戻ろう。
そんな気持ちだった。
流れの落ち込みに点在する大岩。
何かの感じゃないけど「ここは」と言うポイント。
着水後のラインスラッグを取り、数トウィッチで大岩をトレースすると「ドスン」
前の魚よりも曲がる50LS。
「バレルなよ!バレルなよ!」声にしていたかもしれない。
下流に誘導して無事にネットイン。


鳴き尺だったが、太い魚体に美しい夏色のパーマーク
良い顔つきの今回の旅に相応しい一匹。

ありがとう満足だよ。

僕は、ゆっくりと泳いでいく姿を見届け
大きく深呼吸し、車に戻ることにした。
楽しかった一時に
ニヤニヤしながらハンドルを握り、実家に帰宅する。
今夜は、美味しい海の幸に旨い酒。
久しぶりに会う家族と会話を楽しむ。
普段会えない人に会わせてくれる。
それがお盆なのかも知れない。

殻付き雲丹は、醤油も山葵も要らない。
このまま海水の味だけで雲丹の甘味を楽しむ。

翌日は、M山さんと仙台湾で青物キャスティングの予定だったが、
時化で中止の連絡が入った。
本当に残念だったが、これも自然相手なので仕方無い。
翌日は雨で半袖・短パンでは寒い程。
海に出たかったが、生憎タックルを持ってくるのを忘れてしまった。
サーフでフラットをやりたかっただけに残念。
昼に父親と食事の予定だったので朝からは出掛けられず、2日目も午後から渓に入る事にした。
昼は近所の伊達の牛タンに行ってきた。

以前は、浅漬け・とろろも有ったはずが、数年で大分変るものだ。
牛タンも高級料理だなと実感。
午後からはN川の支流のK川に入る事にした。
大分強く降る雨だったが、水量にまだ影響していなかった。
学生時代に住んでいた町を通り抜け
懐かしさを感じながら、自宅から40分程でフィールドに到着。
石灰質の青白い独特の岩肌を美しい流れが広がる。

チビヤマメ・チビ虹を数匹釣りながら登って行くと、
この旅初の良型の岩魚がヒットするが、ランディングでバラしてしまう。
今日も「ここは」のポイントからは25㎝程のヤマメ出たが、またバラしてしまった。
良型は出なかったが、日没まで遊べた。
翌日は、昼頃帰路に向かうと
案の定、南仙台からUターン渋滞に巻き込まれたが

やっぱりこの時期に帰るのは、良いものだと感じる。
心も体もリフレッシュ出来た充実した3日間だった。
次回東北に行くのは、10月の荒雄アングラーズミーティング2014

僕は、素敵な人と魚と出会いに東北へまた旅に行く。
-TACKLE DATA -
ロッド » SOULS/TROUT FINALIST EXPLORER 50LS Ver2
リール » SHIMANO/TWINPOWER 2000HGS
ライン » VARIVAS/SUPER TROUT ADVANCE 4id
ルアー »Spino Minnow.HOBO.隼45型.D-INCITE44.麗's45 ・・・etc

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Posted by 結城 賢二 at 02:02
│Japan Trout