2015年03月09日
Izu Kanogawa River
【今年も天城の朱点に逢いたくて...】

今年は、恒例の解禁日を狩野川で過ごす事が出来なかった。
ほんの少しだけ出遅れた僕の解禁。
昨年頑張った道具達を押入れから引っ張り出し、
ウェーディングシューズの丸くなったスタッドを抜き交換する。

ラインを巻変え、フックも全て交換をする。

今年は、小さい稚魚のダメージを考えシングルフックに交換する事にした。
フックはLEVEL FISHING ミノーブラックをメインに仕様する。
準備は万端。
僕の今シーズンの開幕だ。
ポツポツと冷たい雨が降るなか、深夜に家を出る。
久しぶりの伊豆方面へのドライブ。
自宅から2時間弱で到着するんだから
新東名のお陰で、伊豆修善寺まで本当に近くなったと実感する。
2日間たっぷりある今回の釣行。
本流は雨の影響もあり、翌日入る事にし初日は、支流を回る事にした。
夜明けと共に高鳴る鼓動を抑えて準備をする。
深呼吸を大きく深くして今年のシーズンスタート。
早速、小さなアマゴのチェイスがあるが、
初春の低水温の影響もあり、ヒットに持ち込めない。
それでも、チェイスがあるだけで嬉しいのは、長い間、解禁を待ちわびた釣り人の性。
なんとか今年の一匹目がヒット。

何年経っても、シーズン初めの一匹目は嬉しい。
朝一番に入ったこの支流は、魚の活性は高く小さいサイズが多かったが楽しめた。
小さいアマゴでも美しい朱点を見る事が出来た。

この支流を大分登り、小さな淵では年越えのサビついたアマゴが顔を出す。

今日一番のサイズに思わず微笑む。

この一匹を最後に支流を後にした。
車に戻りながら「今日は調子いぞ」と思ったのが大きな間違い。
ここから迷宮入り。
狩野川の各支流を歩くが…
魚の気配もない。
数時間やって小さなアマゴが追ってくるだけ。
やっとの思いで釣れたのは、伊豆には似合わない小さなイワナ

歩いても歩いても支流を変えても…
朝の支流が楽しかっただけに苦行とも言える時間が続く。
それでも里川には、菜の花が咲き河津桜が満開を迎え

釣り人の心を和ませてくれる。

帰宅時に車窓から見た、狩野川本流の河津桜並木は、本当に美しかった。
行き違うフライマンや餌釣り師に声を掛けても返ってくるのは、皆同じ答え「アタリすら無い」との事。
仕舞いには、野ばらの刺にウェダーを引っ掛けてお尻辺りが裂けてしまった。
少しでも深みに入ると水が入ってくる程の大きな裂け具合に息傷心。
ヒラスズキタックルも車に一式積んでいたが、波4m風速10m程の生憎の春の大荒れで断念。
明日の本流釣行も無理だなと判断し、残念だが帰宅する事にした。
魚が居ないのか、活性が低いだけなのか、何本もの支流を巡ったが、完敗だった。

伊豆の名物、わさび漬を土産に帰宅した。
今回は、アマゴを3匹程キープしてシンプルに塩焼きにして
わざび漬と共に浦霞で晩酌。

久しぶりに食べる渓魚。
初物のアマゴは、抜群に旨い。
素晴らしく美しい河津桜を眺めながらアマゴに逢えた充実感で一杯だが、
後半の消化不良感が否めない今回の釣行。
今年は狩野川の年券は購入しなかったが、近いうちにリベンジに行く事にしよう。

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-TACKLE DATA -
ロッド » SOULS/TROUT FINALIST EXPLORER 50LS Ver2
リール » SHIMANO/TWINPOWER 2000HGS
ライン » VARIVAS/SUPER TROUT ADVANCE 4id
ルアー »Rough Stream Minnow50.Matt/Homura50s.Spino Minnow/fat50s.ITOCRAFT/BOWIE・・etc

今年は、恒例の解禁日を狩野川で過ごす事が出来なかった。
ほんの少しだけ出遅れた僕の解禁。
昨年頑張った道具達を押入れから引っ張り出し、
ウェーディングシューズの丸くなったスタッドを抜き交換する。

ラインを巻変え、フックも全て交換をする。

今年は、小さい稚魚のダメージを考えシングルフックに交換する事にした。
フックはLEVEL FISHING ミノーブラックをメインに仕様する。
準備は万端。
僕の今シーズンの開幕だ。
ポツポツと冷たい雨が降るなか、深夜に家を出る。
久しぶりの伊豆方面へのドライブ。
自宅から2時間弱で到着するんだから
新東名のお陰で、伊豆修善寺まで本当に近くなったと実感する。
2日間たっぷりある今回の釣行。
本流は雨の影響もあり、翌日入る事にし初日は、支流を回る事にした。
夜明けと共に高鳴る鼓動を抑えて準備をする。
深呼吸を大きく深くして今年のシーズンスタート。
早速、小さなアマゴのチェイスがあるが、
初春の低水温の影響もあり、ヒットに持ち込めない。
それでも、チェイスがあるだけで嬉しいのは、長い間、解禁を待ちわびた釣り人の性。
なんとか今年の一匹目がヒット。

何年経っても、シーズン初めの一匹目は嬉しい。
朝一番に入ったこの支流は、魚の活性は高く小さいサイズが多かったが楽しめた。
小さいアマゴでも美しい朱点を見る事が出来た。

この支流を大分登り、小さな淵では年越えのサビついたアマゴが顔を出す。

今日一番のサイズに思わず微笑む。

この一匹を最後に支流を後にした。
車に戻りながら「今日は調子いぞ」と思ったのが大きな間違い。
ここから迷宮入り。
狩野川の各支流を歩くが…
魚の気配もない。
数時間やって小さなアマゴが追ってくるだけ。
やっとの思いで釣れたのは、伊豆には似合わない小さなイワナ

歩いても歩いても支流を変えても…
朝の支流が楽しかっただけに苦行とも言える時間が続く。
それでも里川には、菜の花が咲き河津桜が満開を迎え

釣り人の心を和ませてくれる。

帰宅時に車窓から見た、狩野川本流の河津桜並木は、本当に美しかった。
行き違うフライマンや餌釣り師に声を掛けても返ってくるのは、皆同じ答え「アタリすら無い」との事。
仕舞いには、野ばらの刺にウェダーを引っ掛けてお尻辺りが裂けてしまった。
少しでも深みに入ると水が入ってくる程の大きな裂け具合に息傷心。
ヒラスズキタックルも車に一式積んでいたが、波4m風速10m程の生憎の春の大荒れで断念。
明日の本流釣行も無理だなと判断し、残念だが帰宅する事にした。
魚が居ないのか、活性が低いだけなのか、何本もの支流を巡ったが、完敗だった。

伊豆の名物、わさび漬を土産に帰宅した。
今回は、アマゴを3匹程キープしてシンプルに塩焼きにして
わざび漬と共に浦霞で晩酌。

久しぶりに食べる渓魚。
初物のアマゴは、抜群に旨い。
素晴らしく美しい河津桜を眺めながらアマゴに逢えた充実感で一杯だが、
後半の消化不良感が否めない今回の釣行。
今年は狩野川の年券は購入しなかったが、近いうちにリベンジに行く事にしよう。

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ロッド » SOULS/TROUT FINALIST EXPLORER 50LS Ver2
リール » SHIMANO/TWINPOWER 2000HGS
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ルアー »Rough Stream Minnow50.Matt/Homura50s.Spino Minnow/fat50s.ITOCRAFT/BOWIE・・etc
Posted by 結城 賢二 at 16:21
│Japan Trout│Cooking