2016年04月13日
潮干狩り2
【桜散る初夏の陽気に誘われて】

花散らしの雨や風もあり
すっかり街の桜も散ってしまい葉桜がちらほら
今年も花見を楽しんだり、
大好きな春酒もよく呑んだ。

※薄墨桜 純米酒仕込み 蔵出ししぼりたて ピッチピチ生原酒
毎日の日課でもあるランニング。
そのランニングコースでは夜桜も楽しんだ。
さて、釣りにも行きたい所だが、
まだ納車までは先なので
今回は前回、潮の関係で渡れなかった
三番瀬の沖に出来る
潮干狩りポイントに渡船を利用して遊びに行く事にした。
この日は、春を通り越して、初夏を感じる程の陽気。
干潮に合わせて、東西線に揺られて江戸川に向かう。
妙典駅で下車して徒歩で10分。
丁度東西線の陸橋の下に
今回お世話になる「伊藤遊船」さんがある。

集合時間前に到着したが、休日と言う事もあり
既に多くの子供連れのファミリーが来ていた。
受付で渡船代3,000円を払い
小型ボート2艇に50人位を乗せて三番瀬に出船。

ポイントは新浦安側の
有名なシーバスウェーディングポイントの馬の背。

案の定、馬の背の前の航路には、
デイウェーディングを楽しむシーバスマンが数人入っていた。
昔は、この航路に何度も通ったものだと
とても懐かしく思えて上陸するまでの間
シーバスマンを観察していた。
僕の上陸の番になり、
早速、牡蠣殻で出来ている馬の背を掘るが…
掘っても掘ってもアサリが見当たらない。
「あった」と手に取るが、死んでいる貝や
小指の爪程の稚貝。
まともなサイズが居ない。
先に掘っている人のザルを見ても
数個ほどしか入ってない様子。
そして掘れば掘るほどヘドロとヘドロ臭。
三番瀬どうなってしまったんだ。
余りにもアサリが居ないので
周りから不満の声が。
「今年は不漁と聞いていたが、ここまで居ないとは」とボヤく船長。

昨年発生した青潮が
貝やプランクトンを死滅させて
沈みヘドロ化したらしい。
腕も腰も痛くなるほど頑張ったが、

サイズも小さく本来ならリリースサイズだろうが、
余りにもアサリが居ない。
同じ船に乗船した老夫婦の方にお聞きすると
昨年は大粒の天然アサリが一人で3kg~5kgほど平均して採れたとか。
僕も期待して来ましたが、自然相手だから仕方ない。
船宿さんに戻ってからは、
ホンビノス貝のつかみ取りでお土産を頂いた。

まだまだ、シーズン初期なので
今後どうなるかは分からないが、
豊かな三番瀬の干潟。
不漁の年と言われているが、
復活して欲しいもの。
また時間を見つけて
三番瀬で遊ぼうと思う。
帰りに2年振り位に「究極Y'sラーメン」

帰宅後は、アサリを2日間程砂抜きする。
塩水につけて冷暗所で置くと
にょきにょきと水管をいっぱいに伸ばす姿が愛おしい。
船宿さんから頂いたホンビノスは春キャベツとパスタにした。

※白ハマグリと春キャベツのパスタ
先日獲ったホンビノスと違い、貝も真っ白で
臭みもまったく無い。
出汁も出てホンビノス特有の身の食感も良い。
砂抜きしたアサリは、いったんボイルして煮汁に酒と醤油をくわえて
砂や殻を取り除く為に
一度煮汁をキッチンペーパーで裏漉しする。
開いた身を見ると
身が縮む事なく殻の中でぎっしりと詰まっている。
正直、これには愕いた。
殻から身を外して
今回はシンプルにアサリのみで
炊飯器で炊き込む。
三番瀬のアサリの濃厚な出汁を吸ったご飯と
旨み十分のアサリは絶品。

三番瀬のアサリは他と違うと言う人が居るけど
納得の一言。
素晴らしい食材に感謝。


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花散らしの雨や風もあり
すっかり街の桜も散ってしまい葉桜がちらほら
今年も花見を楽しんだり、
大好きな春酒もよく呑んだ。

※薄墨桜 純米酒仕込み 蔵出ししぼりたて ピッチピチ生原酒
毎日の日課でもあるランニング。
そのランニングコースでは夜桜も楽しんだ。
さて、釣りにも行きたい所だが、
まだ納車までは先なので
今回は前回、潮の関係で渡れなかった
三番瀬の沖に出来る
潮干狩りポイントに渡船を利用して遊びに行く事にした。
この日は、春を通り越して、初夏を感じる程の陽気。
干潮に合わせて、東西線に揺られて江戸川に向かう。
妙典駅で下車して徒歩で10分。
丁度東西線の陸橋の下に
今回お世話になる「伊藤遊船」さんがある。

集合時間前に到着したが、休日と言う事もあり
既に多くの子供連れのファミリーが来ていた。
受付で渡船代3,000円を払い
小型ボート2艇に50人位を乗せて三番瀬に出船。

ポイントは新浦安側の
有名なシーバスウェーディングポイントの馬の背。

案の定、馬の背の前の航路には、
デイウェーディングを楽しむシーバスマンが数人入っていた。
昔は、この航路に何度も通ったものだと
とても懐かしく思えて上陸するまでの間
シーバスマンを観察していた。
僕の上陸の番になり、
早速、牡蠣殻で出来ている馬の背を掘るが…
掘っても掘ってもアサリが見当たらない。
「あった」と手に取るが、死んでいる貝や
小指の爪程の稚貝。
まともなサイズが居ない。
先に掘っている人のザルを見ても
数個ほどしか入ってない様子。
そして掘れば掘るほどヘドロとヘドロ臭。
三番瀬どうなってしまったんだ。
余りにもアサリが居ないので
周りから不満の声が。
「今年は不漁と聞いていたが、ここまで居ないとは」とボヤく船長。

昨年発生した青潮が
貝やプランクトンを死滅させて
沈みヘドロ化したらしい。
腕も腰も痛くなるほど頑張ったが、

サイズも小さく本来ならリリースサイズだろうが、
余りにもアサリが居ない。
同じ船に乗船した老夫婦の方にお聞きすると
昨年は大粒の天然アサリが一人で3kg~5kgほど平均して採れたとか。
僕も期待して来ましたが、自然相手だから仕方ない。
船宿さんに戻ってからは、
ホンビノス貝のつかみ取りでお土産を頂いた。

まだまだ、シーズン初期なので
今後どうなるかは分からないが、
豊かな三番瀬の干潟。
不漁の年と言われているが、
復活して欲しいもの。
また時間を見つけて
三番瀬で遊ぼうと思う。
帰りに2年振り位に「究極Y'sラーメン」

帰宅後は、アサリを2日間程砂抜きする。
塩水につけて冷暗所で置くと
にょきにょきと水管をいっぱいに伸ばす姿が愛おしい。
船宿さんから頂いたホンビノスは春キャベツとパスタにした。

※白ハマグリと春キャベツのパスタ
先日獲ったホンビノスと違い、貝も真っ白で
臭みもまったく無い。
出汁も出てホンビノス特有の身の食感も良い。
砂抜きしたアサリは、いったんボイルして煮汁に酒と醤油をくわえて
砂や殻を取り除く為に
一度煮汁をキッチンペーパーで裏漉しする。
開いた身を見ると
身が縮む事なく殻の中でぎっしりと詰まっている。
正直、これには愕いた。
殻から身を外して
今回はシンプルにアサリのみで
炊飯器で炊き込む。
三番瀬のアサリの濃厚な出汁を吸ったご飯と
旨み十分のアサリは絶品。

三番瀬のアサリは他と違うと言う人が居るけど
納得の一言。
素晴らしい食材に感謝。


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