2018年02月25日
Fukuoka Fishing Trip ①
【旅人たちの冬の思い出】

ふと
一面スカイブルーの空を見上げると一筋の飛行機雲。
「あの飛行機は、旅人を乗せて何処へ行くのかだろうか?」
また旅に出掛けたい。
そんな事を思う僕だった。
九州の旅から帰り、約二カ月間、全くフィールドには出掛けなかった。
ヒラスズキもオフショアも楽しいシーズン。
しかし出掛ける気になれないと言うのが、本音かもしれない。
そして日々の時間に追われる、日常生活に戻ると
PCの前で文字を書く事さえ出来なかったのだ。
早いもので、後一カ月もすれば、桜の季節。
重い腰を上げたかのように、徐々に渓魚達に逢いに行く準備を始めている。
今シーズンは、上から下まで寿命を迎えたギヤを新調。
そして新たに試したいラインセッティングと
小さい頃から慣れ浸しんだ、
ボロンコンポジットロッドから抜け出して、
ゆるく渓を歩きたい思いで
3ftのショートな無垢のグラスロッドに
ベイトフィネス仕様で渓魚と遊びたいと思うのだ。

正月休みを終わり、新天地での初出勤。
2日間だけ仕事をし、僕たちは、羽田空港に居た。
久し振りのみんなとの再会、そして新たな出会いも。
5日間の旅が始まった。

冬の乾いた空気に澄み切った青空。
何処までも続く地平線とスカイブルーの空は、

いつまでも見続けられる程美しかった。
1時間ちょっとで空の旅は終わり。
約一年振りの福岡に到着。
「また来てしまった。」
この空気と街並み。
そして博多弁が堪らなく好きだ。

レンタカーを借りてお決まりのBWHに向かう。
色々と欲しいものがあったが、節約の為に我慢。
福岡市内から、今回の拠点でもある、津屋崎に向かう。
「そうそうこの道、懐かしい」そんな事を思いながらハンドルを握る。
数日間、お世話になる吉田屋さんに到着。
早速、お母さんが歓迎してくれた。
翌日の準備をして温泉に入り、宴会。

やっぱり酒が美味い。
明日は船も出れる模様。
さてどんな七里が迎えてくれるのだろうか?
たっぷりと酒を呑んで深い眠りにつくのだった。

釣行初日。
宗像大島のドリームをチャーター。
七里ヶ瀬でマグロのふかせと鰤ジギング。

まだまだ暗いのに
港は釣り人で賑わっていた。

玄界灘で釣りが出来る幸せで僕のアドレナリンは全開。
来れた事だけでも幸せを実感する。

何ノット?出ているのだろうか?
2時間程で七里ヶ瀬に到着。

九州の遊漁船は本当に速い。
どの遊漁船に乗っても、フィールドまでのんびり走るなんて事は
しないのだから、ゲストの事を、よく考えていると思う。

独特の雰囲気の七里ヶ瀬。
多くの船が集結して

なんとも言えない雰囲気と空気感に飲まれそうになる。
ジギングと生き鯵のフカセ。
瀬の深場から壁沿いを泳がせる。
僕はジギングを始めるが、魚影の濃いイメージの七里とは正反対。

潮が動かず、ジグはスカスカでアタリも無い状況が続く。
アウェーの洗礼とはこういう事なのか。

フカセも流し直しをするが、アタリは無い。

こんなに渋い七里も中々のものだ。
鰤場に移動をするもそちらも潮が動かない。
無線で船長が情報を集めるが、釣れていない模様だった。

それでもシャクリ続ける先輩たち。
僕とはパワーと経験が違う。
少ないチャンスをしっかりと掴む。

美味しい鍋の食材を追加。

レジェンドS水さんも

渋い中で今日一のサイズ。

僕も何とか、鰤とはいかなかったが、ヤズやヒラゴを追加。

七里では遠くで鳥山も出たが持ち上がる程ではない。
それでも瀬の上でブラインドでキャスティングを試してみた。
勿論、信頼のクルペン180F

秋刀魚が跳ねれば、チャンスもあったのだが、
思い通りには、行かなかった。
鍋の食材を追加したりと

誰もが口を揃えて渋い渋いを何十回と言っただろうか、
そんな一日だったが、楽しかった。
僕は来れただけで心が満たされていた。
あっと言う間に一日は過ぎた。

ドリーム船長ありがとう御座いました。

宿に戻り、翌日準備。

お母さんが、僕らの為に大広間を寝室と別に貸してくれた。
本当にありがたかった。
冷えた体を温泉に浸かって暖まると極楽。
そして夜ご飯は、グルメツアーに向かう。

九州遠征のもう一つの楽しみ。

肩は終日ジギングしたお蔭でガチガチ。
でも心地いい疲れというものでみんなは、笑顔。
この一杯のビールは祝福の瞬間。
「本当に来て良かった。」
また言ってしまった。
宴は始まり、九州の料理に舌鼓を打つ。

やっぱりな何を食べても美味い、そして安い。
それに比例して酒が進む。

勿論、もつ鍋は2ラウンド突入。
橋が止まらない。

たっぷり焼酎を浴びて
〆のラーメンに突入する。

正月から暴飲暴食で3kg体重が増えているが、ご愛敬。
更に宿に帰り、二次会のスタート。
先輩方の歩んだ人生の話は、面白く勉強になる。
釣りが趣味でなかったら出会わなかった仲間。
なんとも縁と言うのは不思議なものだ。
そして今夜もたっぷり呑んで爆睡するのだった。
- TACKLE DATA -
Rod: Passions / Hawk 70XH
Reel: SHIMANO / NEW STELLA SW 18000XG
Line: VGK / FULL DRAG WX8 PE 8号 300m
Leader: Applaud / SALT MAX SHOCK LEADER TYPE N 170LB
Lure: 萬葉 180LPF
Rod: MC work's / SLOW HAND 815PD CUSTOM
Reel: SHIMANO / NEW TWIN POWER SW 14000XG
Line: VARIVAS / Avani Casting PE SMP 6号 300m
Leader: YGK / CASTMAN T.PⅢ 110LB
Lure: クルペン F180 萬葉 180LPF 萬葉 180BDF
Rod: Carpenter / BLUE CHASER 84/25R-Poewr Max Super Cobra
Reel: DAIWA / SALTIGA-Z 6000GT
Line: VARIVAS / Avani Casting PE SMP 5号 300m
Leader: VARIVAS / SHOCK LEADER 100LB
Lure: 萬葉160LPF
Rod: Carpenter / PSC 61MLRS/I(B)-S
Reel: SHIMANO / NEW TWIN POWER SW 8000XG
Line: YGK / G-soul SUPER JIGMAN X8 2.5号 300m
Leader: GALIS FC / Absorber Slim&Strong 41LB
Lure: マサムネ.ワイプアウトMID.おにぎりジグ&シャプナー ・・・etc

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ふと
一面スカイブルーの空を見上げると一筋の飛行機雲。
「あの飛行機は、旅人を乗せて何処へ行くのかだろうか?」
また旅に出掛けたい。
そんな事を思う僕だった。
九州の旅から帰り、約二カ月間、全くフィールドには出掛けなかった。
ヒラスズキもオフショアも楽しいシーズン。
しかし出掛ける気になれないと言うのが、本音かもしれない。
そして日々の時間に追われる、日常生活に戻ると
PCの前で文字を書く事さえ出来なかったのだ。
早いもので、後一カ月もすれば、桜の季節。
重い腰を上げたかのように、徐々に渓魚達に逢いに行く準備を始めている。
今シーズンは、上から下まで寿命を迎えたギヤを新調。
そして新たに試したいラインセッティングと
小さい頃から慣れ浸しんだ、
ボロンコンポジットロッドから抜け出して、
ゆるく渓を歩きたい思いで
3ftのショートな無垢のグラスロッドに
ベイトフィネス仕様で渓魚と遊びたいと思うのだ。

正月休みを終わり、新天地での初出勤。
2日間だけ仕事をし、僕たちは、羽田空港に居た。
久し振りのみんなとの再会、そして新たな出会いも。
5日間の旅が始まった。

冬の乾いた空気に澄み切った青空。
何処までも続く地平線とスカイブルーの空は、

いつまでも見続けられる程美しかった。
1時間ちょっとで空の旅は終わり。
約一年振りの福岡に到着。
「また来てしまった。」
この空気と街並み。
そして博多弁が堪らなく好きだ。

レンタカーを借りてお決まりのBWHに向かう。
色々と欲しいものがあったが、節約の為に我慢。
福岡市内から、今回の拠点でもある、津屋崎に向かう。
「そうそうこの道、懐かしい」そんな事を思いながらハンドルを握る。
数日間、お世話になる吉田屋さんに到着。
早速、お母さんが歓迎してくれた。
翌日の準備をして温泉に入り、宴会。

やっぱり酒が美味い。
明日は船も出れる模様。
さてどんな七里が迎えてくれるのだろうか?
たっぷりと酒を呑んで深い眠りにつくのだった。

釣行初日。
宗像大島のドリームをチャーター。
七里ヶ瀬でマグロのふかせと鰤ジギング。

まだまだ暗いのに
港は釣り人で賑わっていた。

玄界灘で釣りが出来る幸せで僕のアドレナリンは全開。
来れた事だけでも幸せを実感する。

何ノット?出ているのだろうか?
2時間程で七里ヶ瀬に到着。

九州の遊漁船は本当に速い。
どの遊漁船に乗っても、フィールドまでのんびり走るなんて事は
しないのだから、ゲストの事を、よく考えていると思う。

独特の雰囲気の七里ヶ瀬。
多くの船が集結して

なんとも言えない雰囲気と空気感に飲まれそうになる。
ジギングと生き鯵のフカセ。
瀬の深場から壁沿いを泳がせる。
僕はジギングを始めるが、魚影の濃いイメージの七里とは正反対。

潮が動かず、ジグはスカスカでアタリも無い状況が続く。
アウェーの洗礼とはこういう事なのか。

フカセも流し直しをするが、アタリは無い。

こんなに渋い七里も中々のものだ。
鰤場に移動をするもそちらも潮が動かない。
無線で船長が情報を集めるが、釣れていない模様だった。

それでもシャクリ続ける先輩たち。
僕とはパワーと経験が違う。
少ないチャンスをしっかりと掴む。

美味しい鍋の食材を追加。

レジェンドS水さんも

渋い中で今日一のサイズ。

僕も何とか、鰤とはいかなかったが、ヤズやヒラゴを追加。

七里では遠くで鳥山も出たが持ち上がる程ではない。
それでも瀬の上でブラインドでキャスティングを試してみた。
勿論、信頼のクルペン180F

秋刀魚が跳ねれば、チャンスもあったのだが、
思い通りには、行かなかった。
鍋の食材を追加したりと

誰もが口を揃えて渋い渋いを何十回と言っただろうか、
そんな一日だったが、楽しかった。
僕は来れただけで心が満たされていた。
あっと言う間に一日は過ぎた。

ドリーム船長ありがとう御座いました。

宿に戻り、翌日準備。

お母さんが、僕らの為に大広間を寝室と別に貸してくれた。
本当にありがたかった。
冷えた体を温泉に浸かって暖まると極楽。
そして夜ご飯は、グルメツアーに向かう。

九州遠征のもう一つの楽しみ。

肩は終日ジギングしたお蔭でガチガチ。
でも心地いい疲れというものでみんなは、笑顔。
この一杯のビールは祝福の瞬間。
「本当に来て良かった。」
また言ってしまった。
宴は始まり、九州の料理に舌鼓を打つ。

やっぱりな何を食べても美味い、そして安い。
それに比例して酒が進む。

勿論、もつ鍋は2ラウンド突入。
橋が止まらない。

たっぷり焼酎を浴びて
〆のラーメンに突入する。

正月から暴飲暴食で3kg体重が増えているが、ご愛敬。
更に宿に帰り、二次会のスタート。
先輩方の歩んだ人生の話は、面白く勉強になる。
釣りが趣味でなかったら出会わなかった仲間。
なんとも縁と言うのは不思議なものだ。
そして今夜もたっぷり呑んで爆睡するのだった。
- TACKLE DATA -
Rod: Passions / Hawk 70XH
Reel: SHIMANO / NEW STELLA SW 18000XG
Line: VGK / FULL DRAG WX8 PE 8号 300m
Leader: Applaud / SALT MAX SHOCK LEADER TYPE N 170LB
Lure: 萬葉 180LPF
Rod: MC work's / SLOW HAND 815PD CUSTOM
Reel: SHIMANO / NEW TWIN POWER SW 14000XG
Line: VARIVAS / Avani Casting PE SMP 6号 300m
Leader: YGK / CASTMAN T.PⅢ 110LB
Lure: クルペン F180 萬葉 180LPF 萬葉 180BDF
Rod: Carpenter / BLUE CHASER 84/25R-Poewr Max Super Cobra
Reel: DAIWA / SALTIGA-Z 6000GT
Line: VARIVAS / Avani Casting PE SMP 5号 300m
Leader: VARIVAS / SHOCK LEADER 100LB
Lure: 萬葉160LPF
Rod: Carpenter / PSC 61MLRS/I(B)-S
Reel: SHIMANO / NEW TWIN POWER SW 8000XG
Line: YGK / G-soul SUPER JIGMAN X8 2.5号 300m
Leader: GALIS FC / Absorber Slim&Strong 41LB
Lure: マサムネ.ワイプアウトMID.おにぎりジグ&シャプナー ・・・etc

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Posted by 結城 賢二 at 18:52
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