2018年04月12日
Yamanashi Mountain Stream
【ヤマツツジと渓魚】

4月に入り、忙しい日々を過ごしている。
疲れも溜まっていて
たまには、家でのんびりと過ごそうと思っていたが、
ロッドを振りたくなり、眠い目を擦りながら
ジムニーを走らせた。
窓を開ければ、春の香り。
桜は、散ってしまったが、
ヤマブキやヤマツツジが山を彩る。
今日は、今まで入らなかった、入渓地点からの登る事に。
急な崖を慎重に降りて行く。
やっとの事で辿り付き、本日の釣りのスタート。

しかし入渓地点から岩をへずり、高巻きの連続。
それに比例して、魚からの反応があれば、いいのだが、
黒い影の姿も、魚が走る姿も無い。
ここまで来て、反応が薄いのは、どうしたものか?
一度、戻ろうかとも思ったが、
「今日は、行ける事まで探検」
そんな気持ちもあり、頑張って登ってみる事にした。
すると、今までの気持ちは、直ぐに吹き飛ぶ。

まだまだ、春の付き場ではあるが、
思ったエリアからは、必ず反応がある。
そして昨年生まれた、チビ達もとても多く。
魚影は濃い印象。

時間の経過とともに、水温も上がり
渓には、ハッチが始まり。
生命観溢れる渓になってきた。

プロポーションも良く
美しい朱点のアマゴも遊んでれる。

瀬にも少しだが、魚が入ってきた。
「ここだ」と思う大場所では思い描いたトレースラインを通せば
「ガツン」とヒットしてグラスロッドを曲げてくれる。

一等地には、良い魚が付きやすい。

ピックアップ寸前まで
アグレッシブにミノーにじゃれ付き
水面にまでアタックしてくる岩魚達。
こう言う姿を見ると、
人的プレッシャーはなんだろうか?と考えさせられる。

正直、釣れすぎと思う程、今日は釣れる。
今年は、本当にチビ達の魚影も濃く

シーズン終盤まで楽しみなホームの渓。

岩をへずりが困難な場所は、
高所を高巻きして更に登って行くと

ナイスサイズの岩魚の連発に貌がほころぶ。

まだまだ、時間はお昼前。
もう、お腹いっぱいと思う程に釣れた。

それでも投げれば、投げる程に
渓魚達から歓迎される。

まだまだ、最盛期とは、言えない渓だが、
とても今年のホームは、ポテンシャルが高い。

でもやっぱり僕が思う事は、
成魚放流が無い場所では、
資源を大切にしないと行けない。
やはり、ルアーマンならば、
シングルフックは必須だと思う。

だからこそ、渓魚達が遊んでくれる。
今日は、釣れすぎだ。
へずりもできず、高巻きも難しい難所。
ルートを探して先に行こうとも思ったが、
今日は、止めろと、山の神に言われた気がした。
岩魚を一匹追加して僕は、入渓地点戻る事にした。

深い深い谷の渓。
戻りながら、林道に戻れそうな、崖を50m以上登るが、
登れば登る程に、断崖絶壁。
違う場所もトライをしたが、
谷が深すぎて方向感覚も無くなる。
そしてクライミング並の急な斜面では、
毛皮だけになった姿の動物の亡骸が。
多分、冬に谷から滑落したのだろう。
その姿を見て、僕は大人しく
慎重に崖を降りて入渓地点に戻るのだった。
車に戻ると、無事に帰れた事にホッとする。
それでも「楽しかった」春の一日。
次回は、ソロキャンプをしながらプチ遠征へ
そんな楽しい予定を計画している僕なのである。
-TACKLE DATA -
Rod: POWERFUL WORKER / Glasso! 3ft
Grip: GLASS EYE / ハンドカーブ・スーパー・ショート・エルゴノハンドル
Reel: SHIMANO / ALDEBARAN BFS XG
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB
Lure: Buddy 50s.Rough Stream Minnow50.Matt Homura50s.Spino Minnow fat50s.slim50s.・・etc

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4月に入り、忙しい日々を過ごしている。
疲れも溜まっていて
たまには、家でのんびりと過ごそうと思っていたが、
ロッドを振りたくなり、眠い目を擦りながら
ジムニーを走らせた。
窓を開ければ、春の香り。
桜は、散ってしまったが、
ヤマブキやヤマツツジが山を彩る。
今日は、今まで入らなかった、入渓地点からの登る事に。
急な崖を慎重に降りて行く。
やっとの事で辿り付き、本日の釣りのスタート。

しかし入渓地点から岩をへずり、高巻きの連続。
それに比例して、魚からの反応があれば、いいのだが、
黒い影の姿も、魚が走る姿も無い。
ここまで来て、反応が薄いのは、どうしたものか?
一度、戻ろうかとも思ったが、
「今日は、行ける事まで探検」
そんな気持ちもあり、頑張って登ってみる事にした。
すると、今までの気持ちは、直ぐに吹き飛ぶ。

まだまだ、春の付き場ではあるが、
思ったエリアからは、必ず反応がある。
そして昨年生まれた、チビ達もとても多く。
魚影は濃い印象。

時間の経過とともに、水温も上がり
渓には、ハッチが始まり。
生命観溢れる渓になってきた。

プロポーションも良く
美しい朱点のアマゴも遊んでれる。

瀬にも少しだが、魚が入ってきた。
「ここだ」と思う大場所では思い描いたトレースラインを通せば
「ガツン」とヒットしてグラスロッドを曲げてくれる。

一等地には、良い魚が付きやすい。

ピックアップ寸前まで
アグレッシブにミノーにじゃれ付き
水面にまでアタックしてくる岩魚達。
こう言う姿を見ると、
人的プレッシャーはなんだろうか?と考えさせられる。

正直、釣れすぎと思う程、今日は釣れる。
今年は、本当にチビ達の魚影も濃く

シーズン終盤まで楽しみなホームの渓。

岩をへずりが困難な場所は、
高所を高巻きして更に登って行くと

ナイスサイズの岩魚の連発に貌がほころぶ。

まだまだ、時間はお昼前。
もう、お腹いっぱいと思う程に釣れた。

それでも投げれば、投げる程に
渓魚達から歓迎される。

まだまだ、最盛期とは、言えない渓だが、
とても今年のホームは、ポテンシャルが高い。

でもやっぱり僕が思う事は、
成魚放流が無い場所では、
資源を大切にしないと行けない。
やはり、ルアーマンならば、
シングルフックは必須だと思う。

だからこそ、渓魚達が遊んでくれる。
今日は、釣れすぎだ。
へずりもできず、高巻きも難しい難所。
ルートを探して先に行こうとも思ったが、
今日は、止めろと、山の神に言われた気がした。
岩魚を一匹追加して僕は、入渓地点戻る事にした。

深い深い谷の渓。
戻りながら、林道に戻れそうな、崖を50m以上登るが、
登れば登る程に、断崖絶壁。
違う場所もトライをしたが、
谷が深すぎて方向感覚も無くなる。
そしてクライミング並の急な斜面では、
毛皮だけになった姿の動物の亡骸が。
多分、冬に谷から滑落したのだろう。
その姿を見て、僕は大人しく
慎重に崖を降りて入渓地点に戻るのだった。
車に戻ると、無事に帰れた事にホッとする。
それでも「楽しかった」春の一日。
次回は、ソロキャンプをしながらプチ遠征へ
そんな楽しい予定を計画している僕なのである。
-TACKLE DATA -
Rod: POWERFUL WORKER / Glasso! 3ft
Grip: GLASS EYE / ハンドカーブ・スーパー・ショート・エルゴノハンドル
Reel: SHIMANO / ALDEBARAN BFS XG
Line: SUNLINE / Troutst AREA PE 0.4号
Leader: FAMELL / FLUORO SHOCK LEADER 4LB
Lure: Buddy 50s.Rough Stream Minnow50.Matt Homura50s.Spino Minnow fat50s.slim50s.・・etc

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Posted by 結城 賢二 at 22:28
│Japan Trout